【アメリカ在住者必見】日本のKindle Unlimitedを海外で使う完全ガイド~実体験レビュー

日本のKindle Unlimitedを海外で使う完全ガイド

こんにちは、アメリカ駐在員のアポロです。

海外生活をしていると、日本語の本を読みたくなることってありませんか?

現地の書店で日本語の本を探すのは大変だし、日本から取り寄せると送料が高くついてしまいます。

そんな悩みを解決してくれるのが、Amazon の「Kindle Unlimited」です。

今回は、アメリカ在住経験のあるの私が実際に日本のKindle Unlimitedを利用した体験談をもとに、海外での使い方や注意点について詳しくご紹介します。

Kindle Unlimited 30日間無料体験をしてみる

目次【本記事の内容】

Kindle Unlimitedとは

電子書籍

サービス概要

Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスです。

月額980円(税込)で、200万冊以上の電子書籍が読み放題になります。

小説、ビジネス書、実用書、雑誌、漫画など、幅広いジャンルの書籍が対象となっています。

基本的な機能

  • 読み放題: 対象書籍を好きなだけ読める(数十万冊が対象)
  • 同時保存: 最大20冊まで同時にライブラリに保存可能
  • オフライン読書: 事前にダウンロードしておけば、インターネット接続なしでも読書可能
  • マルチデバイス対応: スマホ、タブレット、PC、Kindleデバイスで同期
  • しおり機能: 読書の途中で他のデバイスに切り替えても続きから読める

アメリカ在住でも日本版を使うべき理由

マンハッタン

1. 圧倒的な日本語コンテンツの豊富さ

アメリカのAmazonにもKindle Unlimitedはありますが、日本語の書籍はほとんどありません。

日本版なら、最新の小説から話題のビジネス書まで、日本語の書籍が豊富に揃っています。

私が確認した限りでも、以下のような人気作品が読み放題対象になっています:

  • 東野圭吾、湊かなえなどの人気作家の作品
  • 週刊ダイヤモンド、東洋経済などのビジネス誌
  • 人気漫画シリーズの一部巻
  • 実用書や自己啓発書

2. コストパフォーマンスの良さ

海外で日本語の書籍を購入する場合の費用を考えると、Kindle Unlimitedは非常にお得です。

  • 書店での日本語書籍:1冊20-30ドル程度
  • 日本からの取り寄せ:送料だけで数千円
  • Kindle Unlimited:月額約7ドル(為替レートにより変動)

月に1冊でも読めば元が取れる計算になります。

3. 即座にアクセス可能

欲しい本があっても、海外では取り寄せに時間がかかります。

Kindle Unlimitedなら、読みたいと思った瞬間にダウンロードして読み始めることができます。

ワンクリックで手に入る即座性は、海外生活では本当に貴重です。

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海外での利用方法と設定手順

富士山と桜

必要なもの

  • 日本のAmazonアカウント(既にお持ちであればそのまま使用可能)
  • 日本の住所(実家の住所でOK)
  • クレジットカード(またはAmazonギフトカード)
  • KindleアプリまたはKindle端末

設定手順

ステップ1: 日本のAmazonアカウントを作成または使用

既に日本のAmazonアカウントをお持ちであれば、そのまま使用できます。

新たに作成する場合は、Amazon.co.jpでアカウントを作成してください。

アメリカのAmazonアカウントとは別のサービスなので、新規登録が必要になる場合がほとんどです。

ステップ2: 請求先住所を日本国内の住所に設定

これが最も重要な設定です。

アカウントの「アカウントサービス」→「コンテンツと端末の管理」→「国/地域設定」で、請求先住所を日本国内の住所に設定してください。

これにより、日本のKindleストアのコンテンツにアクセスできるようになります。

実家の住所や、信頼できる友人・知人の住所を使用してください。

この設定がないと、アメリカのKindleストアにリダイレクトされてしまい、日本語コンテンツにアクセスできません。

ステップ3: 支払い方法の登録

支払い方法は以下の選択肢があります:

  • クレジットカードアメリカ発行でも可能です)
  • デビットカード(一部の海外発行カードも利用可能)
  • Amazonギフト券を利用する方法(事前にチャージが必要)

私の経験では、アメリカ発行のクレジットカードで問題なく使用できました。

できない場合は日本発行の年会費無料クレジットカード、Amazonギフト券を購入してアカウントにチャージする方法が確実です。

ステップ4: Kindle Unlimited登録

Kindle Unlimitedのページから「30日間の無料体験を始める」をクリックします。

住所と支払い方法が正しく設定されていれば、問題なく登録できます。

ステップ5: Kindleアプリのダウンロード

お使いのデバイスにKindleアプリをダウンロードし、日本のAmazonアカウントでログインします。

初回ログイン時に、日本のKindleストアに接続されていることを確認してください。

実際に使ってみた感想(メリット・デメリット)

Kindleを実際に使ってみた感想(メリット・デメリット)

メリット

1. 読書の選択肢が大幅に増加

アメリカに来てから、日本語の本を読む機会が激減していました。

Kindle Unlimitedを始めてからは、通勤時間や休日に気軽に日本語の本を読めるようになりました。

特に、話題の新刊も対象になることが多く、日本のトレンドに遅れることなく情報収集できています。

2. 荷物を気にせず旅行できる

海外旅行や出張の際、以前は重い本を何冊も持参していました。

今はスマホやタブレット1台で何十冊もの本を持ち歩けるので、荷物が大幅に軽くなりました。

長時間のフライトでも、読書で時間を有効活用できています。

3. 家族全員で利用可能

1つのアカウントで最大6台のデバイスまで登録できるので、家族全員で利用しています。

子どもたちも日本語の絵本や学習書を読んで、日本語力の維持に役立っています。

4. オフラインでも読書可能

インターネット環境が不安定な場所でも、事前にダウンロードしておけば問題なく読書できます。

飛行機の中や、Wi-Fiが弱いホテルでも快適に読書を楽しめています。

デメリット

1. 最新刊が対象外の場合が多い

話題の最新刊は、発売から数ヶ月〜1年程度経ってから読み放題対象になることが多いです。

どうしても最新刊を読みたい場合は、別途購入する必要があります。

2. 読み放題対象の入れ替わり

人気作品でも、突然読み放題対象から外れることがあります。

積読本が対象外になってしまい、読めなかったこともありました。

3. 同時に保存できる冊数に制限

一度にライブラリに保存できるのは20冊までです。

たくさんの本をダウンロードしたい場合は、読み終わったものから削除して入れ替える必要があります。

この制限は端末への保存ではなく、Kindle Unlimitedのサービス上での制限なので注意してください。

4. 支払い方法の制限

海外発行のクレジットカードが使えない場合があり、支払い方法が限られることがあります。

利用時の注意点

1. 為替レートの影響

月額料金は日本円で請求されるため、為替レートの変動により実質的な負担額が変わります。

2. Kindleアプリでの書籍購入・ダウンロード制限

Kindleアプリ内では直接本の購入やKindle Unlimited対象書籍のダウンロードができません。

必ずブラウザでAmazon.co.jpにログインして、ウェブサイト上で「読み放題で読む」をクリックしてから、アプリで同期する必要があります。

この手順を知らないと、「アプリで本が見つからない」と困ってしまうことがあります。

3. VPNの必要性

基本的にはVPN不要で利用できますが、まれに日本のIPアドレスでのログインが求められる場合があります。

その際は、VPNを利用して一時的に日本のIPアドレスに接続する必要があります。

ただし、VPNの使用は利用規約に抵触する可能性があるため、自己責任での利用となります。

おすすめの活用法

Kindleオススメ活用法

1. 隙間時間の有効活用

海外在住は意外と隙間時間があります。

夜中まで出歩くことが少なくなったことも要因かと思います。

フライト出張があってもスマホにKindleアプリを入れておけば、移動時間を読書時間に変えることができます。

私は毎日の隙間時間30分を読書に充て、月に4-5冊(多いときは月10冊以上)は読めるようになりました。

2. 寝る前のリラックスタイム

就寝前の30分間を読書時間に充てるのもおすすめです。

ブルーライトカット機能を使えば、目への負担も軽減できます。

小説やエッセイなど、リラックスできる内容の本を選ぶと良い睡眠にもつながります。

3. 専門分野の知識習得

仕事に関連する専門書やビジネス書も豊富に揃っています。

継続的にスキルアップを図りたい方には特におすすめです。

私もマーケティングやデータ分析関連の書籍を定期的に読んで、業務に活かしています。

4. 日本語教育への活用

海外在住の日本人家庭では、子どもの日本語教育が課題になることが多いです。

Kindle Unlimitedには年齢別の絵本や学習書も豊富にあるので、日本語教育の教材として活用できます。

5. 雑誌で日本の情報収集

週刊誌やファッション誌、グルメ雑誌なども読み放題対象になっています。

日本の最新トレンドや情報を把握するのに非常に便利です。

一時帰国の際の情報収集にも役立ちます。

日本のKindle Unlimitedを海外で使う完全ガイドまとめ

日本のKindle Unlimitedを海外で使う完全ガイド

海外在住者にとって、日本のKindle Unlimitedは読書環境を劇的に改善してくれるサービスです。

月額980円という手頃な価格で、200万冊以上の日本語書籍にアクセスできるのは本当に魅力的です。

総評

  • コストパフォーマンス: ★★★★★
  • 使いやすさ: ★★★★☆
  • コンテンツの充実度: ★★★★★
  • 海外での利用しやすさ: ★★★☆☆

おすすめポイント

  1. 圧倒的なコストパフォーマンス: 月1冊読めば元が取れる
  2. 即座にアクセス: 読みたいと思った瞬間にダウンロード可能
  3. 多様なジャンル: 小説からビジネス書、雑誌まで幅広くカバー
  4. オフライン対応: インターネット環境を気にせず読書可能
  5. マルチデバイス対応: どのデバイスでも続きから読める

注意点もありますが、それを上回るメリットがあることは間違いありません。

特に、日本語の本に飢えている海外在住者には、ぜひ一度試していただきたいサービスです。

Kindle Unlimitedには30日間の無料体験期間があります。

まずはお試しで登録して、実際に使い心地を確認してみてください。

無料期間中に解約すれば料金は一切かかりませんし、気に入らなければいつでも解約できます。

海外での読書ライフを充実させたい方は、今すぐKindle Unlimitedの無料体験を始めてみませんか?

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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