こんにちは、アポロです。
2025年から2026年にかけて、Chase Sapphire Preferred(CSP)に大きな変更が続いています。
年会費95ドルは据え置きながら、ポイント還元・特典・交換レートの良い面と悪い面が混在しているのが今回の特徴です。
本記事では、CSPの変更内容を「変更の形式」と「変更点の一覧」の2軸で整理します。
既存カード会員か、これから申し込むかで適用時期が変わるので、自分がどの枠に当てはまるかもあわせて確認してください。
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目次【本記事の内容】
- 1.CSP変更の概要(結論)
- 2.変更の形式(Chaseはどう改定しているか)
- 2-1.改定は2回に分かれている
- 2-2.新規申込者と既存会員で適用時期が異なる
- 2-3.改定の種類(追加・強化・縮小・廃止)
- 2-4.年会費は据え置き
- 3.変更点の一覧
- 3-1.2025年6月23日の変更(Points Boost導入)
- 3-2.2026年6月15日の変更(特典追加・強化)
- 3-3.2026年10月1日の変更(改悪)
- 3-4.変更なし(継続中の主要特典)
- 4.既存会員・新規申込者別の適用タイムライン
- 5.まとめ:CSPは今も持つべきか
CSP変更の概要(結論)
Chase Sapphire Preferredの最近の変更は、大きく分けて2025年6月と2026年6月の2回です。
2025年6月は、Chase Travel経由のポイント使い方が「Points Boost」へ移行し、固定1.25セント還元がなくなりました。
2026年6月は、ガソリン・Airbnbなどの還元強化、ホテルクレジット100ドル化、Global Entryクレジット追加など、年会費95ドル据え置きで特典が大幅に増えました。
一方で、2026年10月以降(新規申込は2026年6月15日以降)は、ハイアットへの1:1転送廃止と10%アニバーサリーボーナス廃止という改悪も入っています。
ハイアットポイント転送を重視している人ほど、影響は大きいです。
変更の形式(Chaseはどう改定しているか)
CSPの改定を理解するうえで、まず「Chaseがどんな形式で変更しているか」を押さえておくと、後の一覧が読みやすくなります。
改定は2回に分かれている
CSPの大型改定は、次の2回に分かれています。
| 改定日 | 内容の性質 |
| 2025年6月23日 | ポイント使い方の変更(Points Boost導入)、入会ボーナス増額、One Sapphireルール廃止 |
| 2026年6月15日 | ポイント貯め方・特典の追加・強化(年会費据え置き) |
| 2026年10月1日 | 既存会員向けの改悪(ハイアット転送・10%ボーナス) |
「貯める」「使う」「交換する」の3要素が、別々のタイミングで変更されているのがポイントです。
新規申込者と既存会員で適用時期が異なる
Chaseの改定で最も重要なのが、申込日によって適用時期が変わる点です。
大きく3パターンに分かれます。
- 2025年6月23日より前に申込:Points Boost移行時に2年間の猶予あり(2025年10月26日までに獲得したポイントは2027年10月26日まで1.25セント還元可能)
- 2026年6月15日より前に申込:2026年6月15日から新特典を利用可能。ただしハイアット1:1転送と10%ボーナスは2026年10月1日まで継続
- 2026年6月15日以降に申込:新特典は即時適用。ハイアット4:3転送・10%ボーナス廃止も即時適用
既存会員には猶予期間が設けられる一方、新規申込者には改悪も含めて即時適用されるケースが多いです。
改定の種類(追加・強化・縮小・廃止)
今回のCSP改定は、次の4種類に分類できます。
| 種類 | 意味 | 今回の例 |
| 追加(NEW) | これまでなかった特典・還元カテゴリが新設 | ガソリン3倍、Global Entryクレジット、Apple TV1年無料 |
| 強化(UPDATED) | 既存特典の内容がアップ | ホテルクレジット50→100ドル、旅行保険追加 |
| 縮小 | 特典の価値が下がるが完全廃止ではない | ハイアット転送1:1→4:3、Points Boost非対象は1セント還元 |
| 廃止 | 特典そのものがなくなる | 10%アニバーサリーボーナス、固定1.25セント還元 |
年会費は据え置き
CSR(Chase Sapphire Reserve)が2025年6月に年会費550ドル→795ドルへ値上げされたのに対し、CSPの年会費95ドルは変更ありません。
Chase公式も「No annual fee increase(年会費値上げなし)」と明言しています。
2026年6月の改定で、ホテルクレジット100ドル+Global Entryクレジット120ドル(4年に1回)が加わったことで、年会費95ドルを上回る特典価値が公式に設定されました。
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変更点の一覧
ここからが本題です。
時系列順に、CSPの変更点を網羅的にまとめます。
2025年6月23日の変更(Points Boost導入)
2025年6月23日、Chase Sapphireポートフォリオ全体の見直しに伴い、CSPにも以下の変更が入りました。
① Points Boost導入(ポイント使い方の変更)
変更前:Chase Travel経由の旅行予約は、常に1ポイント=1.25セント
変更後:Points Boostという新システムへ移行
- Points Boost対象の航空券・ホテル:最大1.5セント/ポイント(プレミアムキャビンは最大1.75セント)
- Points Boost非対象の予約:1セント/ポイント
- 固定1.25セント還元は廃止
対象の航空券・ホテルはChase Travel上で「Points Boost」ラベル付きで表示されます。
② 既存会員向けの猶予期間
2025年6月23日より前に申込した既存会員には、次の猶予があります。
- 2025年10月26日までに獲得したポイント → 2027年10月26日まで、Chase Travel旅行予約で最低1.25セント/ポイントで利用可能
- 上記ポイントはPoints Boost対象予約なら最大1.75セントまで使える
- 2025年10月26日以降に獲得したポイント → 新ルール(非対象は1セント)が適用
③ 入会ボーナスの増額
変更前:60,000ポイント(3か月で4,000ドル利用)
変更後:75,000ポイント(3か月で5,000ドル利用)
④ One Sapphireルールの廃止
以前はCSPとCSRを同時保有できませんでしたが、2025年6月から両方持てるようになりました。
2026年6月15日の変更(特典追加・強化)
2026年6月10日にChaseが発表、2026年6月15日から新規・既存会員ともに以下が適用されます。
公式:New Benefits Coming to Your Chase Sapphire Preferred Card
【追加】新しいポイント還元カテゴリ
| カテゴリ | 還元率 | 備考 |
| ガソリン・EV充電 | 3x | 新設 |
| バケーションレンタル(Airbnb, Vrbo, Plum Guide, HomeAway, Homestay.com, Vacasa) | 3x | 各プラットフォーム直接予約が対象。Chase Travel経由なら5x |
【強化】ホテルクレジット
変更前:Chase Travel経由ホテル予約で年間最大50ドルのステートメントクレジット
変更後:年間最大100ドル(2倍に増額)
アカウント更新日(年会費請求日)を基準とした1年間で利用可能です。
2026年6月15日時点で50ドル分を使い切っていても、残り50ドルが使えるケースがあります(Chase公式FAQより)。
【追加】Global Entry / TSA PreCheck / NEXUS クレジット
内容:4年に1回、最大120ドルの申請料をステートメントクレジット
これまでCSRなど高年会費カードの定番特典でしたが、年会費95ドルのCSPにも追加されました。
CSPでこのクレジットを使う場合は、申請料をCSPで支払う必要があります。
【追加】緊急避難・搬送保険(Emergency Evacuation and Transportation)
内容:自宅から100マイル以上離れた旅行中に病気・ケガで緊急避難が必要になった場合、最大10万ドルまで補償
Chaseは「同クラス最充実の旅行保険」と位置づけています。
既存のTrip Cancellation、Trip Delay、レンタカー保険などに加わる形です。
【追加】Apple TV 1年無料
内容:Apple TVサブスクリプション1年分無料(約156ドル相当)
条件:2026年12月31日までにChaseアプリまたはWebのBenefits & Rewardsからアクティベートが必要
他の新特典と異なり、アクティベートが必要な唯一の特典です。
2026年10月1日の変更(改悪)
2026年6月15日の大型改定と同時に発表されたネガティブな変更です。
適用時期は申込日によって異なります。
① ハイアットへのポイント転送レート変更
変更前:Ultimate Rewards → World of Hyatt 1:1(1,000 UR = 1,000 Hyatt)
変更後:4:3(1,000 UR = 750 Hyatt)
| 申込時期 | 4:3転送の適用開始 |
| 2026年6月15日より前 | 2026年10月1日から(それまで1:1継続) |
| 2026年6月15日以降 | 申込直後から即時適用 |
他の航空会社・ホテルパートナー(United, Southwest, Marriott, IHGなど)は引き続き1:1転送です。
ハイアット転送がCSPの最大の魅力だった読者には、最も痛い変更です。
② 10%アニバーサリーボーナスの廃止
変更前:前年度の総利用額の10%分のボーナスポイントを、カード更新時に付与
例:年間25,000ドル利用 → 2,500ボーナスポイント(実質還元率+0.1%)
変更後:廃止
| 申込時期 | 最終ボーナス |
| 2026年6月15日より前 | 2026年10月1日までの利用分が対象。2027年1月31日までに付与 |
| 2026年6月15日以降 | 最初から対象外 |
変更なし(継続中の主要特典)
今回の改定で変更がなかった主要特典も整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
| 年会費 | 95ドル(据え置き) |
| Chase Travel経由 | 5x |
| レストラン(全世界) | 3x |
| その他トラベル | 2x |
| ストリーミング | 3x |
| オンラインスーパー | 3x(Target・Walmart・Wholesale clubは対象外) |
| Lyft | 5x(2027年9月30日まで) |
| Peloton | 5x(150ドル以上、2027年12月31日まで) |
| その他購入 | 1x |
| DashPass | 無料会員+月10ドル割引(DoorDash) |
| 外貨手数料 | 無料 |
| 航空・ホテルパートナー転送(ハイアット除く) | 1:1 |
既存会員・新規申込者別の適用タイムライン
変更点が多いので、最後にタイムラインで整理します。
パターンA:2026年6月15日より前に申込済みの既存会員
- 2025年6月23日〜:Points Boost適用。2025年10月26日までの獲得ポイントは2027年10月26日まで1.25セント還元可能
- 2026年6月15日〜:ガソリン3倍、Airbnb 3倍、ホテルクレジット100ドル、Global Entryクレジット、Apple TV、緊急避難保険など新特典が利用可能
- 2026年10月1日〜:ハイアット転送4:3へ。10%アニバーサリーボーナス廃止(最終ボーナスは2027年1月31日までに付与)
パターンB:2026年6月15日以降に新規申込
- 2026年6月15日時点の新特典はすべて即時利用可能
- ハイアット転送4:3、10%ボーナスなしも最初から適用
- Points Boost非対象のChase Travel予約は1セント/ポイント
パターンC:2025年6月23日より前に申込済み(Points Boost猶予あり)
パターンAに加え、2025年10月26日までに獲得したポイントについては2027年10月26日まで1.25セント還元の猶予があります。
古参CSP会員ほど、ポイント使い方の面ではまだメリットが残っています。
まとめ:CSPは今も持つべきか
CSPの変更は、一言で言えば「年会費据え置きで特典は増えたが、ハイアット転送と固定還元は弱くなった」です。
プラス面
- ガソリン・Airbnb 3倍など日常使いの還元強化
- ホテルクレジット100ドル+Global Entry 120ドルで年会費95ドルを上回る特典
- 緊急避難保険など旅行保護の充実
- 年会費95ドル据え置き
マイナス面
- ハイアット1:1転送廃止(4:3へ)
- 10%アニバーサリーボーナス廃止
- Chase Travel固定1.25セント還元廃止(Points Boost非対象は1セント)
ハイアットポイント転送を主目的にしていた人は、CSP単体の価値は下がりました。
一方、Chase Travel経由でホテルを予約する人、Global Entryをまだ取得していない人、ガソリン・Airbnb利用が多い人にとっては、2026年6月以降のCSPは以前より魅力的になっています。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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