Chase Sapphire Preferred改定内容を完全解説【2026年6月】

Chase Sapphire Preferred改定内容を完全解説【2026年6月】

こんにちは、アポロです。

2025年から2026年にかけて、Chase Sapphire Preferred(CSP)に大きな変更が続いています。

年会費95ドルは据え置きながら、ポイント還元・特典・交換レートの良い面と悪い面が混在しているのが今回の特徴です。

本記事では、CSPの変更内容を「変更の形式」「変更点の一覧」の2軸で整理します。

既存カード会員か、これから申し込むかで適用時期が変わるので、自分がどの枠に当てはまるかもあわせて確認してください。

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目次【本記事の内容】

CSP変更の概要(結論)

Chase Sapphire Preferredの最近の変更は、大きく分けて2025年6月2026年6月の2回です。

2025年6月は、Chase Travel経由のポイント使い方が「Points Boost」へ移行し、固定1.25セント還元がなくなりました。

2026年6月は、ガソリン・Airbnbなどの還元強化、ホテルクレジット100ドル化、Global Entryクレジット追加など、年会費95ドル据え置きで特典が大幅に増えました

一方で、2026年10月以降(新規申込は2026年6月15日以降)は、ハイアットへの1:1転送廃止10%アニバーサリーボーナス廃止という改悪も入っています。

ハイアットポイント転送を重視している人ほど、影響は大きいです。

変更の形式(Chaseはどう改定しているか)

CSPの改定を理解するうえで、まず「Chaseがどんな形式で変更しているか」を押さえておくと、後の一覧が読みやすくなります。

改定は2回に分かれている

CSPの大型改定は、次の2回に分かれています。

改定日内容の性質
2025年6月23日ポイント使い方の変更(Points Boost導入)、入会ボーナス増額、One Sapphireルール廃止
2026年6月15日ポイント貯め方特典の追加・強化(年会費据え置き)
2026年10月1日既存会員向けの改悪(ハイアット転送・10%ボーナス)

「貯める」「使う」「交換する」の3要素が、別々のタイミングで変更されているのがポイントです。

新規申込者と既存会員で適用時期が異なる

Chaseの改定で最も重要なのが、申込日によって適用時期が変わる点です。

大きく3パターンに分かれます。

  • 2025年6月23日より前に申込:Points Boost移行時に2年間の猶予あり(2025年10月26日までに獲得したポイントは2027年10月26日まで1.25セント還元可能)
  • 2026年6月15日より前に申込:2026年6月15日から新特典を利用可能。ただしハイアット1:1転送と10%ボーナスは2026年10月1日まで継続
  • 2026年6月15日以降に申込:新特典は即時適用。ハイアット4:3転送・10%ボーナス廃止も即時適用

既存会員には猶予期間が設けられる一方、新規申込者には改悪も含めて即時適用されるケースが多いです。

改定の種類(追加・強化・縮小・廃止)

今回のCSP改定は、次の4種類に分類できます。

種類意味今回の例
追加(NEW)これまでなかった特典・還元カテゴリが新設ガソリン3倍、Global Entryクレジット、Apple TV1年無料
強化(UPDATED)既存特典の内容がアップホテルクレジット50→100ドル、旅行保険追加
縮小特典の価値が下がるが完全廃止ではないハイアット転送1:1→4:3、Points Boost非対象は1セント還元
廃止特典そのものがなくなる10%アニバーサリーボーナス、固定1.25セント還元

年会費は据え置き

CSR(Chase Sapphire Reserve)が2025年6月に年会費550ドル→795ドルへ値上げされたのに対し、CSPの年会費95ドルは変更ありません

Chase公式も「No annual fee increase(年会費値上げなし)」と明言しています。

2026年6月の改定で、ホテルクレジット100ドル+Global Entryクレジット120ドル(4年に1回)が加わったことで、年会費95ドルを上回る特典価値が公式に設定されました。

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変更点の一覧

ここからが本題です。

時系列順に、CSPの変更点を網羅的にまとめます。

2025年6月23日の変更(Points Boost導入)

2025年6月23日、Chase Sapphireポートフォリオ全体の見直しに伴い、CSPにも以下の変更が入りました。

① Points Boost導入(ポイント使い方の変更)

変更前:Chase Travel経由の旅行予約は、常に1ポイント=1.25セント

変更後:Points Boostという新システムへ移行

  • Points Boost対象の航空券・ホテル:最大1.5セント/ポイント(プレミアムキャビンは最大1.75セント)
  • Points Boost非対象の予約:1セント/ポイント
  • 固定1.25セント還元は廃止

対象の航空券・ホテルはChase Travel上で「Points Boost」ラベル付きで表示されます。

② 既存会員向けの猶予期間

2025年6月23日より前に申込した既存会員には、次の猶予があります。

  • 2025年10月26日までに獲得したポイント → 2027年10月26日まで、Chase Travel旅行予約で最低1.25セント/ポイントで利用可能
  • 上記ポイントはPoints Boost対象予約なら最大1.75セントまで使える
  • 2025年10月26日以降に獲得したポイント → 新ルール(非対象は1セント)が適用

③ 入会ボーナスの増額

変更前:60,000ポイント(3か月で4,000ドル利用)

変更後:75,000ポイント(3か月で5,000ドル利用)

④ One Sapphireルールの廃止

以前はCSPとCSRを同時保有できませんでしたが、2025年6月から両方持てるようになりました。

2026年6月15日の変更(特典追加・強化)

2026年6月10日にChaseが発表、2026年6月15日から新規・既存会員ともに以下が適用されます。

公式:New Benefits Coming to Your Chase Sapphire Preferred Card

【追加】新しいポイント還元カテゴリ

カテゴリ還元率備考
ガソリン・EV充電3x新設
バケーションレンタル(Airbnb, Vrbo, Plum Guide, HomeAway, Homestay.com, Vacasa)3x各プラットフォーム直接予約が対象。Chase Travel経由なら5x

【強化】ホテルクレジット

変更前:Chase Travel経由ホテル予約で年間最大50ドルのステートメントクレジット

変更後:年間最大100ドル(2倍に増額)

アカウント更新日(年会費請求日)を基準とした1年間で利用可能です。

2026年6月15日時点で50ドル分を使い切っていても、残り50ドルが使えるケースがあります(Chase公式FAQより)。

【追加】Global Entry / TSA PreCheck / NEXUS クレジット

内容:4年に1回、最大120ドルの申請料をステートメントクレジット

これまでCSRなど高年会費カードの定番特典でしたが、年会費95ドルのCSPにも追加されました。

CSPでこのクレジットを使う場合は、申請料をCSPで支払う必要があります。

【追加】緊急避難・搬送保険(Emergency Evacuation and Transportation)

内容:自宅から100マイル以上離れた旅行中に病気・ケガで緊急避難が必要になった場合、最大10万ドルまで補償

Chaseは「同クラス最充実の旅行保険」と位置づけています。

既存のTrip Cancellation、Trip Delay、レンタカー保険などに加わる形です。

【追加】Apple TV 1年無料

内容:Apple TVサブスクリプション1年分無料(約156ドル相当)

条件:2026年12月31日までにChaseアプリまたはWebのBenefits & Rewardsからアクティベートが必要

他の新特典と異なり、アクティベートが必要な唯一の特典です。

2026年10月1日の変更(改悪)

2026年6月15日の大型改定と同時に発表されたネガティブな変更です。

適用時期は申込日によって異なります。

① ハイアットへのポイント転送レート変更

変更前:Ultimate Rewards → World of Hyatt 1:1(1,000 UR = 1,000 Hyatt)

変更後4:3(1,000 UR = 750 Hyatt)

申込時期4:3転送の適用開始
2026年6月15日より前2026年10月1日から(それまで1:1継続)
2026年6月15日以降申込直後から即時適用

他の航空会社・ホテルパートナー(United, Southwest, Marriott, IHGなど)は引き続き1:1転送です。

ハイアット転送がCSPの最大の魅力だった読者には、最も痛い変更です。

② 10%アニバーサリーボーナスの廃止

変更前:前年度の総利用額の10%分のボーナスポイントを、カード更新時に付与

例:年間25,000ドル利用 → 2,500ボーナスポイント(実質還元率+0.1%)

変更後:廃止

申込時期最終ボーナス
2026年6月15日より前2026年10月1日までの利用分が対象。2027年1月31日までに付与
2026年6月15日以降最初から対象外

変更なし(継続中の主要特典)

今回の改定で変更がなかった主要特典も整理しておきます。

項目内容
年会費95ドル(据え置き)
Chase Travel経由5x
レストラン(全世界)3x
その他トラベル2x
ストリーミング3x
オンラインスーパー3x(Target・Walmart・Wholesale clubは対象外)
Lyft5x(2027年9月30日まで)
Peloton5x(150ドル以上、2027年12月31日まで)
その他購入1x
DashPass無料会員+月10ドル割引(DoorDash)
外貨手数料無料
航空・ホテルパートナー転送(ハイアット除く)1:1

既存会員・新規申込者別の適用タイムライン

変更点が多いので、最後にタイムラインで整理します。

パターンA:2026年6月15日より前に申込済みの既存会員

  • 2025年6月23日〜:Points Boost適用。2025年10月26日までの獲得ポイントは2027年10月26日まで1.25セント還元可能
  • 2026年6月15日〜:ガソリン3倍、Airbnb 3倍、ホテルクレジット100ドル、Global Entryクレジット、Apple TV、緊急避難保険など新特典が利用可能
  • 2026年10月1日〜:ハイアット転送4:3へ。10%アニバーサリーボーナス廃止(最終ボーナスは2027年1月31日までに付与)

パターンB:2026年6月15日以降に新規申込

  • 2026年6月15日時点の新特典はすべて即時利用可能
  • ハイアット転送4:3、10%ボーナスなしも最初から適用
  • Points Boost非対象のChase Travel予約は1セント/ポイント

パターンC:2025年6月23日より前に申込済み(Points Boost猶予あり)

パターンAに加え、2025年10月26日までに獲得したポイントについては2027年10月26日まで1.25セント還元の猶予があります。

古参CSP会員ほど、ポイント使い方の面ではまだメリットが残っています。

まとめ:CSPは今も持つべきか

CSPの変更は、一言で言えば「年会費据え置きで特典は増えたが、ハイアット転送と固定還元は弱くなった」です。

プラス面

  • ガソリン・Airbnb 3倍など日常使いの還元強化
  • ホテルクレジット100ドル+Global Entry 120ドルで年会費95ドルを上回る特典
  • 緊急避難保険など旅行保護の充実
  • 年会費95ドル据え置き

マイナス面

  • ハイアット1:1転送廃止(4:3へ)
  • 10%アニバーサリーボーナス廃止
  • Chase Travel固定1.25セント還元廃止(Points Boost非対象は1セント)

ハイアットポイント転送を主目的にしていた人は、CSP単体の価値は下がりました。

一方、Chase Travel経由でホテルを予約する人、Global Entryをまだ取得していない人、ガソリン・Airbnb利用が多い人にとっては、2026年6月以降のCSPは以前より魅力的になっています。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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