こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
今日はChase銀行クレカの独自ポイント、URポイントについて説明していきます。
貯めたポイントも使わないと意味がありません。
うまく利用していきましょう。
オススメな方法は旅行系で、Chaseトラベル経由でポイント利用すると25%以上の還元があり、エアラインマイルやホテルポイントにトランスファーしてから自由に使うのも魅力的です。
いっしょに勉強していきましょう。
目次【本記事の内容】
- 1.Chase銀行クレカのURポイントの使い方(ULTIMATE REWARDS)
- 2.トラベル利用で25%アップ(最大50%アップ)
- 3.利用金額と相殺(最大25%アップ)
- 4.Apple製品購入に利用(最大25%アップ)
- 5.食事レストラン予約時に利用(Chase Dining)
- 6.ギフトカード購入
- 7.キャッシュバック(現金化)
- 8.ポイント利用でAmazonお買い物(20%ダウン)
- 9.エアラインマイルに移管
- 9-1.スターアライアンス系
- 9-2.ワンワールド系
- 9-3.スカイチーム系
- 9-4.独自系
- 9-5.ANAと提携しているエアライン
- 9-6.JALと提携しているエアライン
- 10.ホテルポイントに移管(ハイアット、IHG、マリオット)
- 10-1.ハイアットポイント
- 10-2.IHGポイント
- 10-3.マリオットポイント
- 10-4.ヒルトンポイントは対象外
- 11.URポイントが貯まるChase銀行発行クレカ
- 12.Chase銀行クレジットカードURポイントの究極利用ガイドまとめ
Chase銀行クレカのURポイントの使い方(ULTIMATE REWARDS)
URポイントとは、Chase銀行が提供するクレジットカードのポイントリワードのことです。
ULTIMATE REWARDSの略になります。
今度の期末テストに出ます。
・・・
すみません期末テストには出ません。
ただ駐在員クレカ検定試験には出るかもしれません(もちろんそんな検定試験はないよ)。
本記事ではURポイントと表記を統一して説明していきます。
URポイントが貯まるChaseのサファイアプリファードは駐在期間に作成しておきたいクレカのひとつです。
アメックスが提供するポイントプログラムはMRポイントで、似ていてややこしいですよね。
名前は似ていますがポイント価値はアメックス以上です。
ぜひChaseのURポイントが貯まるクレカは作成しましょう。
URポイントは大きく分けて以下9通りの利用方法があります。
おすすめはやはりトラベル関連ですね。
またエアラインマイルやホテルポイントと交換して有効活用することも多いです。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
- トラベル利用で25%アップ(最大50%アップ)
- 利用金額と相殺(最大25%アップ)
- Apple製品購入に利用(最大25%アップ)
- 食事レストラン予約時に利用(Chase Dining)
- ギフトカード購入
- キャッシュバック
- ポイント利用でAmazonお買い物(20%ダウン)
- エアラインマイルに移管
- ホテルポイントに移管(ハイアット、IHG、マリオット)
トラベル利用で25%アップ(最大50%アップ)
トラベル関連にURポイントを利用すると価値が25%アップします。
航空券購入やホテル予約時に必要な金額がポイント利用でお得になります。
Chase Ultimate Rewardsサイトでの予約が必要です。
Expediaみたいなトラベルサイトですね。
Chaseトラベルではホテル、航空券、レンタカー、アクティビティ、クルーズの予約が可能です。
Chase Sapphire Preferredクレカだと25%アップ、Chase Sapphire Reserveクレカだと50%アップします。
その代わり年会費もCSPが95ドル、CSRが550ドルでかなり差があります。
利用金額と相殺(最大25%アップ)
利用金額と相殺することもできます。
カテゴリーによっては期間限定です。
たとえばガソリンにChaseクレカを使った場合。
持っているURポイントを支払いと相殺するイメージです。
今までトラベル関連、ポイントトランスファーのみに使ってきたので意外な利用方法でした。
利用カテゴリー次第では最大25%のポイント価値アップで相殺できるのでもしかしたらトラベル以外にもうまく使える方法があるかも。
いろいろと調べてみてください。
Apple製品購入に利用(最大25%アップ)
URポイントはApple製品購入時に利用できます。
基本は1:1でのポイント価値ですが定期的に25%アップのプロモーションを開催します。
これまでは5月と11月開催が多い印象ですね。
特に秋頃は新iPhoneが発表され、注目を集めるシーズン。
ブラックフライデーで割引やプロモーションも実施してくれるのが11月です。
11月の25%アップ時にURポイントでアイフォンやAirPodsに交換した方もツイッターなどでは見かけました。
トラベル関連でもApple製品購入でも同じ25%アップですからね。
ポイント価値は同じです。
食事レストラン予約時に利用(Chase Dining)
ここからは1:1のポイント価値について説明していきます。
基本は25%アップに利用するのがお得で、やはりトラベル関連で使う方が一番多いです。
とはいえ使い方を一通り網羅しておくだけでも満足のいくポイント利用ができます。
まずレストラン予約時に利用する方法。
レストラン予約時にURポイントも使えるみたいです。
テイクアウトでも利用できるので余ったURポイントで無料で美味しいご飯を食べるのもいいでしょう。
詳しくはChaseのURサイトにログイン後、お近くのレストラン検索をしてみてください。
ギフトカード購入
ギフトカード購入時もURポイントが使えます。
贈り物としてギフトカードを購入する場面もときにはあるでしょう。
アメリカはギフトカード天国です(いや地獄か?笑)
どんなサービス、レストランでもチェーン展開していれば基本ギフトカードが購入できます。
通常1:1のポイント価値ですが、たまにポイントアップキャンペーンを開催しています。
キャッシュバック(現金化)
URポイントはなんとキャッシュバックできます。
アメックスのMRポイントはキャッシュバックできないので、この点が大きく異なります。
1:1で現金化できるのでコロナ禍で旅行する機会が減った場合でもとりあえず生活費に充当できます。
使わないポイントを貯めておくのはもったいないので株式投資などに回す方も多かった印象です。
ポイント利用でAmazonお買い物(20%ダウン)
URポイントを利用してAmazonでお買い物ができます。
アメリカAmazon.comの方であって、日本のアマゾンAmazon.co.jpではありません。
ただしポイント価値が20%ダウンしてしまいます。
キャッシュバックすれば1:1で返金されるので使うことはないでしょう。
PayPalも同じように使えますが、同様に20%ダウンです。
Chase銀行としてAmazonやPayPalと提携しているものの、使う価値はあまりないかなと思います。
エアラインマイルに移管
ChaseのURポイントをエアラインマイルに移管(Transfer)する方法です。
全部で11の航空会社と提携しています。(マイルプログラム名、エアライン名、国名をアルファベット順に記載)
- AerClub(Aer Lingus;エアリンガス、アイルランド)
- Aeroplan(Air Canada;エアカナダ、カナダ)
- Flying Blue(Air France KLM;エアフランス、フランス)
- British Airways Executive Club(British Airways;ブリティッシュ・エアウェイズ、イギリス)
- Emirates Skywards(Emirates;エミレーツ航空、ドバイ)
- Iberia Plus(Iberia;イベリア航空、スペイン)
- JetBlue TrueBlue(JetBlue;ジェットブルー、アメリカ)
- KrisFlyer(Singapore Airlines;シンガポール航空、シンガポール)
- Southwest Airlines Rapid Rewards(Southwest;サウスウエスト航空、アメリカ)
- United MileagePlus(United Airlines;ユナイテッド航空、アメリカ)
- Virgin Atlantic Flying Club(Virgin Atlantic;ヴァージン・アトランティック航空、イギリス)
各国の航空会社は航空連合(エアライン・アライアンス)を組んでおり、アライアンスが同じであればコードシェアなども利用できます。
アライアンスは大きく分けて、ANAが所属するスターアライアンス系、JALが所属するワンワールド系、デルタ航空で有名なスカイチーム系、これらのアライアンスと提携する独自系があります。
独自系のマイルはスターアライアンス系のマイルにも、ワンワールド系のマイルにも交換できます(もちろんスカイチーム系にも)。
同じアライアンスであれば違う航空会社の航空券にもマイルを利用でき、非常に奥が深いです。
たとえばJALとアメリカン航空は同じワンワールド系で、ダラスからたとえばメキシコのロスカボスにアメリカン航空で行く場合でも、JALマイル、AAマイルどちらも使うことができ、それぞれ必要マイル数が異なることがあります。
以下アライアンスごとにまとめていますが、コロナ禍で提携エアラインの脱退や変更することがありますので、マイルに交換する際は最新情報をご自身でお調べの上、交換するようにしてください。
スターアライアンス系
ANAが属するスターアライアンス系は以下3つでした。
- Aeroplan(Air Canada;エアカナダ、カナダ)
- KrisFlyer(Singapore Airlines;シンガポール航空、シンガポール)
- United MileagePlus(United Airlines;ユナイテッド航空、アメリカ)
ワンワールド系
JALが属するワンワールド系は以下2つでした。
- British Airways Executive Club(British Airways;ブリティッシュ・エアウェイズ、イギリス)
- Iberia Plus(Iberia;イベリア航空、スペイン)
スカイチーム系
デルタ航空で有名なスカイチームはエアフランスのひとつだけでした。
- Flying Blue(Air France KLM;エアフランス、フランス)
独自系
最後に独自系のエアラインについて。
これらはアライアンスには入らず、各エアラインが独自のマイルプログラムを作り、好きなエアラインと提携しています。
- AerClub(Aer Lingus;エアリンガス、アイルランド)
- Emirates Skywards(Emirates;エミレーツ航空、ドバイ)
- JetBlue TrueBlue(JetBlue;ジェットブルー、アメリカ)
- Southwest Airlines Rapid Rewards(Southwest;サウスウエスト航空、アメリカ)
- Virgin Atlantic Flying Club(Virgin Atlantic;ヴァージン・アトランティック航空、イギリス)
この中でサウスウエスト航空はどのエアラインとも提携しておらず、またアメリカ国内でのみ利用できます。
国際線も運航しておらず、アジアやヨーロッパでは使えないマイルプログラムとなっています。
テキサス州ダラスを本拠地としているエアラインなので応援したいですが、使い勝手は少し悪いですかね。
ANAと提携しているエアライン
ANAと提携している対象エアラインは以下4つ。
スターアライアンス系と独自系から構成されています。
- Air Canada(エアカナダ);スターアライアンス
- Singapore Airlines(シンガポール航空、シンガポール);スターアライアンス
- United Airlines(ユナイテッド航空、アメリカ);スターアライアンス
- Virgin Atlantic(ヴァージン・アトランティック航空、イギリス);独自系
この中で移管対象になるのはやはりユナイテッド航空ですね。
アメリカ駐在員が作成するのでアメリカのエアラインは親和性が高いです。
マイル数もANAマイルでANA航空券を購入するのと、ユナイテッド航空マイルでANA航空券を購入するのでは、必要マイル数も変わってきます。
お得な方で購入できる柔軟性が出てきます。
JALと提携しているエアライン
JALと提携している対象エアラインは以下3つ。
ワンワールド系が2つ、独自系から1つです。
- British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ、イギリス);ワンワールド系
- Iberia(イベリア航空、スペイン);ワンワールド系
- Emirates(エミレーツ航空、ドバイ);独自系
ANA同様、必要マイル数がエアラインごとに変わってくるのでお得な移管先を探してみるのも面白いでしょう。
ホテルポイントに移管(ハイアット、IHG、マリオット)
URポイントからホテルポイントに移管できるホテルブランドは以下3つとなります。
基本は1:1に交換でき、たまに交換率が良くなるオファーが出ます。
- ハイアットポイント
- IHGポイント
- マリオットポイント
ハイアットポイント
まずハイアットポイントです。1:1で交換可能です。
ポイント価値からハイアットポイントへの交換が一番お得です。
ハイアットポイントは1ポイント2円以上の価値があり、IHGやマリオットよりPoint Valueがあります。
1:1で交換してもエアラインマイルやハイアット以外のホテルポイントより価値が上がるためです。
デメリットとしてホテルステータス(ハイアットでいえばグローバリスト)達成が難しいことです。
上級ステータスが少ない分、より待遇されることは間違いありません。
IHGポイント
IHGも1:1で交換できます。
プラチナステータスは200ドル払えば入手できることから日本でも数多く存在します。
朝食無料は最上級のダイヤモンドステータスだけです。
日本でも数多く展開しているIHG系列ホテルなので使い勝手は一番よいです。
マリオットポイント
マリオットも1:1で交換できます。
たまに交換率が上がるタイミングがあるのでそこでポイント移管してもいいでしょう。
朝食無料になるのはプラチナステータスからですが50泊必要です。
クレカを作りながらステータスを上げていきましょう。
ヒルトンポイントは対象外
Chase銀行はヒルトンと提携していません。
そのためヒルトンクレカはすべてアメックスから発行されています。
ヒルトンの企業戦略か何かでしょう。
URポイントもヒルトンには移行できません。
ヒルトンポイントを貯めたい場合はおとなしくヒルトン系のクレカを発行するか、
アメックスが展開しているMRポイントからヒルトンへの移管を検討しましょう。
URポイントが貯まるChase銀行発行クレカ
URポイントが貯まるChase銀行発行のクレジットカードは以下のとおりとなります。
Personalから2枚、Businessから1枚です。
- Chase Sapphire Preferred credit card(パーソナルカード;年会費95ドル)
- Chase Sapphire Reserve Credit Card(パーソナルカード;年会費550ドル)
- Ink Business Preferred Credit Card(ビジネスカード;年会費95ドル)
また上記のクレカ3枚のうち、いずれかを持っているとキャッシュバック系クレカがURポイントとして還元できます。
年会費払っているクレカを持っていると年会費無料クレカでも恩恵を受けられるということです。
- Chase Feedom Unlimited(パーソナルカード;年会費無料)
- Chase Feedom Flex(パーソナルカード;年会費無料)
- Ink Business Unlimited(ビジネスカード;年会費無料)
- Ink Business Cash(ビジネスカード;年会費無料)
たとえば200ドルの入会特典が20,000URポイントとしてもらえます。
20,000URポイントは200ドル相当ですが、エアラインマイルやホテルポイントに移管して使うと200ドル以上の価値になることもあります。
私はChase Sapphire Preferredクレカを持っています。
Chase銀行クレジットカードURポイントの究極利用ガイドまとめ
今日はChase銀行が発行するクレジットカードで貯まるURポイントの使い方をまとめてみました。
箇条書きすると以下9つの方法があります。
- Chaseトラベルサービス利用時に交換⇒1:1.25~1.5
- 普段の支払いに利用⇒1:1~1.25
- エアラインマイルに移管⇒1:1(たまにボーナスオファー)
- 提携ホテルのポイントに移管⇒1:1(たまにボーナスオファー)
- Apple製品購入に利用⇒1:1(たまに1.25)
- 食事レストラン予約時に利用⇒1:1
- ギフトカード購入に利用⇒1:1(たまにボーナスオファー)
- キャッシュバックで現金化⇒1:1
- ポイント利用でAmazonお買い物⇒1:0.8(全くオススメしない)
トラベル関連に強いURポイントはトラベル関連に使うとポイント価値が25%アップします。
またエアラインマイルやホテルポイントにも交換でき、ホテルポイントはハイアット、IHG、マリオットのポイントに交換できます。
日本にも数多く進出している外資系ホテルブランドなのは嬉しいですよね。
またアメックスが展開するMRポイントとは異なりキャッシュバックもできます。
貯まりやすく使いやすいURポイント。
読者の皆さんはURポイントをどのように使っていきますか。
以上、少しでも参考になれば幸いです。