こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
みなさんドル紙幣は普段お使いでしょうか。
その紙幣、もしかしたらテキサス州で発行されたものかもしれません。
今日はアメリカの造幣局について紹介します。
目次【本記事の内容】
フォートワース造幣局
アメリカはクレジットカード大国なので現金を使うケースは日本より少ないです。
それでもチップを渡したり、友人と食事行って割り勘したりするときに現金が必要です。
アメリカドルにも紙幣とコインがありますが、紙幣はアメリカ国内で2箇所のみ発行が許可されています。
ひとつがワシントンDC、そしてもうひとつがテキサス州フォートワースです。
50州で唯一ドル紙幣を発行できるのがテキサス州なのです!
フォートワース造幣局の位置情報はこちら⇓
アメリカの財務省管轄の印刷局で発行されており、英語だと”Bureau of Engraving and Printing – Western Currency Facility”で表記されています。
無料で見学できるのですが現在はコロナ禍ということもあり一時見送り中。
元々は火曜から金曜の朝8時30分~夕方5時30分の間に訪問可能で、ツアーなんかもやっていたそうです。
僕はいつか帰国前に行こうと思っていましたが結局行けなかったので、ぜひ読者の皆さんでドル紙幣の発行プロセスに興味がある方がいましたら訪問してみてください!
何人かのブロガーが訪問記をアップしていましたが、なかなか興味深いです。
携帯電話などカメラは持ち込み不可のようです。
なお、日本の紙幣は約20年ごとに新紙幣に変わりますが、そのときに紙幣のデザイン、紙幣の顔となる人物も変わります。
アメリカのドル紙幣も同様に偽造防止のため20年ぐらいでデザインが変更されますが、紙幣の顔となる人物は変更がありません。
そのためリンカーン大統領は何ドル紙幣の顔でしょうか?
というクイズがずっとできることになります。
興味深いことに1ドル紙幣は一度も変更されたことがありません。
きっと偽札つくる人もそこまでいないんでしょうね。
無料で見学できるフォートワース造幣局まとめ
今日はテキサス州フォートワース造幣局について紹介しました。
アメリカのドル紙幣は国内2箇所で発行されており、ひとつはワシントンDC、そしてもうひとつはフォートワースです。
ワシントンDCは州ではないので、50州で唯一テキサス州のみドル紙幣を発行していることになります。
このフォートワース造幣局は無料で見学できますが、現在はコロナ禍により一時受付を見送っています。
無事にコロナが収束したらぜひ行ってみてください。
以上、少しでも参考になれば幸いです。