ジャズ発祥の地!ニューオリンズ旅行

こんにちは、アポロです。

今日は3連休で行ったニューオリンズ旅行について紹介します。

ダラスから500マイル以上、車で8時間以上かけて爆走してきました。

ダラスからニューオリンズまでの距離でいうと愛知県から西は佐賀県、東は岩手県までと、隣の州にも関わらずいかにアメリカが広いかということが分かります。

目次【本記事の内容】

ニューオリンズとは

アメリカ南部、ルイジアナ州にある都市。ルイジアナ州では最大

メキシコ湾に面し、ミシシッピ川も流れています。

フランス領だった名残から、フレンチクォーターと呼ばれるフランス植民地時代の雰囲気が残る地域も存在し、ジャズ発祥の地としても有名です。

略称はNOLAで、New Orleans LA(LAはルイジアナ州のこと)の略です。

WWIIミュージアム

ニューオリンズ観光の始まりはWWIIミュージアムでした。

WWIIはWorld War IIの略で、第二次世界大戦のことです。

博物館の正式名称はThe National WWII Museumです。

WWII博物館公式HP

見ごたえがある博物館で、最低でも2時間とっておいた方がいいでしょう。

1日丸々は使いませんが、半日は欲しいところ。

一般入場のほかに映画上映もやっていて映画も見る場合はプラス1時間必要になります。

午後のニューオリンズ観光が待っていることもあり、我が家は45分の映画まで見なくてもいいかなということで今回は一般入場のみにしました。

博物館の半分近くは日本との闘いに触れており、ミッドウェー海戦やガナルカナル島の戦いなど、日本がいかにして敗戦していったかをアメリカからの視点で説明しており、非常に興味深かったです。

日本は当時ナチスに次ぐ軍事保有国家で、アメリカより軍人が多かったなんて、僕らの世代では考えられないことです。

ニューオリンズの駐車場

WWIIミュージアムの次はニューオリンズのメインである中心地へ行きました。

といっても車で10分程度で行けてしまいます。

駐車場はジャクソン広場前だと1日$30程度取られてしまいますが、ちょっと車を走らせると安い駐車場を発見することができました。

後述するBlue Nileなどのジャズバーが多くあるFrench Market Parkingだと昼間は割とすいていて個人的に穴場かと思いました。

昼から停めて10時間までのプランで$12で済みました。

ジャクソン広場(ジャクソンスクエア)

車を駐車場を停めてまず来たのはジャクソン広場です。

徒歩10分くらいで行けました。

セントルイス大聖堂がディズニーのシンデレラ城みたいな雰囲気で、ニューオリンズ観光の中心地と言えます。

このジャクソン広場から徒歩圏内に様々な観光名所がありました。

昼食はジャクソン広場近くのケイジャンレストランで食べました。

ケイジャン料理

みなさん、Craw fish(ザリガニ)をおつまみにビール飲んでいましたが、僕やももちゃんはケイジャンに集中して食べました。

ザリガニもニューオリンズならではの食べ物ですので、もしよかったらチャレンジしてみてください。

オイスター(カキ)もルイジアナでは有名な食べ物です。

セントルイス大聖堂

ジャクソン広場を通り過ぎるとセントルイス大聖堂があります。

この広場がニューオリンズ観光の中心となります。

セントルイス大聖堂の両隣には2つの博物館がありました。

ナポレオンの仮面などが有名みたいですが、今回の観光では入場しませんでした。

フレンチクォーター

ジャクソン広場からセントルイス大聖堂をさらに通り過ぎるとおしゃれな家並みが続きます。

このおしゃれな家が集まる地域をフレンチクォーターと呼びます。

バルコニーには植物であふれ、道行く観光客を癒します。

バルコニーからの階段も特徴的です。

フランス領だった名残から家や道路はアメリカでは考えられないほど狭いです。

ブルボン家の名前から名づけられたバーボンストリートもありました。

フレンチマーケット

ジャクソン広場とジャズが集まる場所のちょうど中間地点くらいにフレンチマーケットがあります。

フレンチマーケットという割にはあまりフランス感はありませんでした。

地元のアクセサリーなどが所狭しと出店しているので時間があれば足を運んでみるのもいいかもしれません。

無料トイレもありました。

夕方には閉店してしまうので日中に行くようにしましょう。

ミシシッピ川クルーズ

ニューオリンズではなんと片道$2でミシシッピ川クルーズができます。

船乗り場は水族館の目の前です。

水族館

アウトレットモールもすぐ近くにありました。

アウトレットの様子

現金のみでおつりはありませんのでいつもクレジットカード払いの方も少し余裕をもって小銭を持っておくといいでしょう。

片道$2ですが、向こう岸についても船に乗らないと帰ってこれないので結局$4必要です。

乗船場は船が来るまで閉鎖されています

また、向こう岸についても何もないためミシシッピ川の雰囲気を楽しむだけの時間です。

しかも船は5分程度で向こう岸についてしまいます。

それでも往復$4でちょっと優雅な時間を過ごせるので時間に余裕のある方は乗船してみてはいかがでしょうか。

そのほかオススメ

今回の旅行では時間の関係上行けませんでしたが、ニューオリンズにはほかにもオススメの観光地があります。

せっかく調べたので読者の皆さんのためにまとめておきます。

興味があれば僕たちの代わりに足を運んでみてくださいね。

シティパーク(City Park)

公園内には美術館もあります。

薬局博物館(New Orleans Pharmacy Museum)

タバスコミュージアム(Tabasco Factory Tours)

ニューオリンズからは遠いですが、タバスコ工場見学もできます。

よく見るタバスコはルイジアナ州で作られています。

ジャズバーのオススメ

ニューオリンズはジャズ発祥の地であり、いたるところにジャズバーがあります。

プリザベーションホール

フレンチクォーターに位置するプリザベーションホールは最古の建物のひとつで有名です。

ただし待ち時間が長く今回は断念しました。

18時から開園で1時間おきにジャズの演奏があるのですが、一般入場(General Admission)は当日並ぶしかありません。(前売り券の場合、オンライン決済で$40~$50で席を事前に獲得できます)

19時の回に一般入場券を求めて10分前に行きましたが、既に長蛇の列が。

しかもこの人たちも19時の回には入場できず20時の回以降になるとのこと。

1時間以上待ってもチケットが確保できない可能性があることから諦めました。

ジャズバーが集まる地域に徒歩で10分以上移動し、ジャズバーを探しました。

Blue NileThe Spotted Cat Music Clubが事前調査では有名と知っていましたが、ももちゃんの趣味に合わないとのことでぶらぶら歩いていると素敵な音楽が流れてきました。

MAISONというジャズバーでした。

The MAISON

ジャズ通りでたまたま見つけたジャズバー。

それがMAISONでした。

そもそもジャズは好き勝手に演奏する音楽ですので、有名無名問わず、気が向くままにお店に入ればいいかなと思います。

ジャズを聴きながらお酒を嗜む時間、プライスレス。

ゆっくりとした時間で、忙しい日々をほんのひとときですが忘れることができました。

演奏が終わって休憩時間がたまにあるのですが、その時間はチップを求められるので演奏に満足した場合はぜひチップを払ってあげましょう。

下の写真はMAISONで食べたガンボ(Gambo)という郷土料理です。

カレーライスみたいでした。

ガンボ

まとめ

フランス領の名残があるニューオリンズ。

フレンチクォーターなど街全体がアートになっており、歩くだけでも心が躍る空間でした。

ジャズ発祥の地でもあり、ちょっと歩けばジャズ音楽が昼夜ともに流れてきます。

街自体はコンパクトにまとまっており、1日もあれば十分周れるサイズ。

アメリカ駐在中に一度は観光することをオススメします。

少しでも参考になれば幸いです。