【徹底レビュー】Chase Sapphire Reserveクレジットカード:高級旅行カードの実力を徹底解説

Chase Sapphire Reserve Credit Card

こんにちは、クレカ研究家のアポロです。

今日はChase銀行が発行するChase Sapphire Reserveクレジットカードを紹介します。

リザーブはChase Sapphire Preferredの上位カードとなります。

年会費は550ドルと高額ですが、300ドル分の旅行クレジットやプライオリティパスなど付与されます。

年会費以上の恩恵を得ることも可能です。

クレカ作成の一助になれば幸いです。

Chase Sapphire Reserveを申請する

目次【本記事の内容】

はじめに

Chase Sapphire Reserve Credit Card

Chase Sapphire Reserve(チェース・サファイア・リザーブ)は、アメリカの大手銀行Chase(チェース)が発行する高級旅行クレジットカードです。

年会費は$550(約8万円)と高額ですが、頻繁に旅行する方や、旅行中の快適さを重視する方にとっては、その価値を十分に上回る特典が用意されています。

Chase Sapphire ReserveはCSRとも略されることも多いですね。

CSRは、豪華な旅行特典、高いポイント還元率、そして幅広い保険サービスを提供することで知られています。

しかし、高額な年会費に見合う価値があるかどうかは、個人の生活スタイルや旅行頻度によって大きく異なります。

この記事では、Chase Sapphire Reserveの特徴、メリット、デメリットを詳しく解説し、CSRが自分に適しているかどうかを判断できる一助になれば幸いです。

Chase Sapphire Reserveの主な特徴

年会費$550の内訳

Chase Sapphire Reserveの年会費$550は一見高額に感じますが、実際にはさまざまな特典によってその価値が相殺されます。

  • $300の年間旅行クレジット:年度ごとに$300分の旅行関連支出が自動的に払い戻されます。このため実質的な年会費は$250に抑えられます。
  • Priority Pass Select会員資格:世界中の1,300以上の空港ラウンジへの無料アクセスが可能です。プライオリティパスは年間$429相当の価値があります。
  • Global Entry/TSA PreCheck/NEXUS申請料の払い戻し:最大$100の払い戻しが4年に1回提供されます。

これらの特典や払い戻しクレジットを考慮すると、頻繁に旅行する人にとっては年会費以上の価値を得られる可能性が高くなります。

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ポイント還元率

Chase Sapphire Reserveは、旅行関連を中心に高いポイント還元率を提供しています。

  • Lyft利用:10倍ポイント(2025年3月末まで)
  • Chaseトラベル経由でのレストラン利用:10倍ポイント
  • Chaseトラベル経由でのホテル、レンタカー:10倍ポイント
  • Chaseトラベル経由での航空券:5倍ポイント
  • 旅行:3倍のポイント
  • 通常のダイニング:3倍のポイント
  • その他の支出:1倍のポイント

Chase Ultimate Rewards(チェース・アルティメット・リワード)ポータルを通じて予約した旅行は高い還元率ですよね。

これらの高い還元率は、頻繁に旅行する人や、外食を楽しむ人にとって非常に魅力的です。

入会ボーナスポイントの詳細

Chase Sapphire Reserveは、魅力的な入会ボーナスを提供しています。

通常、カード発行から3ヶ月以内に$4,000を使用すると、60,000ポイントのボーナスが獲得できます。

ボーナスポイントの価値は、使い方によって異なります。

  • 現金還元:$600(1ポイント=1セント)
  • Chase Travel portalでの旅行予約:$900(1ポイント=1.5セント)
  • 提携航空会社やホテルへの移行:$1,200以上(使い方次第でさらに高い価値も)

ただし、入会特典を受け取るには以下の条件を満たす必要があります。

  • 過去48ヶ月以内にChase Sapphireカードのボーナスポイントをもらっていないこと
  • Chase 5/24ルール(過去24ヶ月以内に5枚以上のクレジットカードを作成していないこと)を満たしていること

Chase Sapphire Reserveの主な特典

$300年間旅行クレジット

Chase Sapphire Reserveの最も魅力的な特典の1つが、$300の年間旅行クレジットです。

この特典は以下のような特徴があります。

  • 幅広い対象:航空券、ホテル、レンタカー、クルーズ、鉄道、タクシー、ライドシェアなど、幅広い旅行関連支出が対象となります。
  • 自動適用:旅行関連の支出に自動的に適用されるため、手続きは不要です。
  • 即時反映:クレジットは通常、対象となる支出が発生してから数日以内に反映されます。

300ドル分の旅行クレジット付与により、実質的な年会費が$550から$250に下がります。

Priority Pass空港ラウンジアクセス

Chase Sapphire Reserveの保有者は、Priority Pass Select会員資格を無料で得られます。

これにより、以下のような特典が利用可能です:

  • 世界中の1,300以上の空港ラウンジへの無料アクセス
  • 同伴者2名まで無料(それ以上は1名につき$32)
  • 一部の空港レストランでの食事クレジット(通常$28~$32)

プライオリティパスは長時間のフライトの合間や遅延時に快適に過ごせるため、頻繁に旅行する人にとっては非常に価値のある特典です。

Global Entry/TSA PreCheckの申請料払い戻し

Chase Sapphire Reserveは、Global EntryまたはTSA PreCheckの申請料を4年に1回払い戻します。

  • Global Entry:$100(5年間有効)
  • TSA PreCheck:$85(5年間有効)

これらのプログラムに参加することで、アメリカへの入国や国内線の保安検査をスムーズに通過できるようになり、旅行時間を大幅に短縮できます。

Chase URポイントの使用時25%ボーナス(Chaseトラベルポータル経由)

Chase Travel portalを通じて旅行を予約する際、ポイントの価値が25%増加します。

  • 通常1ポイント=1セントの価値
  • Chase Travel portal使用時:1ポイント=1.25セント

この特典により、ポイントの価値が大幅に向上し、より多くの旅行を楽しむことができます。

ポイントの活用方法

Chase Sapphire Reserveで貯めたポイントは、さまざまな方法で使用できます。

主な活用方法を紹介していきます。

Chaseで貯まるURポイントについては別記事で詳しくまとめています。

併せてご確認ください。

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Chase Travel portalでの予約

Chase Travel portalを利用すると、ポイントの価値が25%増加するため、効率的にポイントを使用できます。

  • 航空券、ホテル、レンタカー、クルーズなどの予約が可能
  • 1ポイント=1.5セントの価値で利用可能
  • 部分的にポイントを使用し、残りを現金で支払うことも可能

提携航空会社・ホテルへの移行

Chase Ultimate Rewardsポイントは、多くの航空会社やホテルのロイヤルティプログラムに1:1の比率で移行できます。主な提携先:

  • 航空会社:ユナイテッド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、シンガポール航空など
  • ホテル:マリオット・ボンヴォイ、ワールド・オブ・ハイアットなど

ポイントを移行することで、ビジネスクラスやファーストクラスの航空券、高級ホテルの宿泊などに使用でき、ポイントの価値を最大化できる可能性があります。

キャッシュバックやギフトカードへの交換

ポイントを現金やギフトカードに交換することも可能です。

  • 現金還元:1ポイント=1セント
  • ギフトカード:場合によっては1ポイント=1セント以上の価値で交換可能

ただし、これらの方法は一般的にポイントの価値が低くなるため、旅行に使用する方がメリットは大きいです。

追加特典

Chase Sapphire Reserveには、主要な特典以外にもさまざまな追加特典があります。

Lyft Pink会員資格

  • Lyftの割引やキャンセル料免除などの特典が含まれる
  • 通常年間$199の会員資格が無料で提供される

DoorDashクレジットとDashPass

  • 毎月$5のDoorDashクレジット(年間$60相当)
  • DashPass(通常月額$9.99)の無料会員資格

Visa Infiniteの特典

Chase Sapphire ReserveはVisa Infiniteカードであり、以下のような特典が含まれます。

  • 高額な旅行保険(トリップキャンセル/中断保険、手荷物遅延保険など)
  • レンタカー保険
  • 購入保護
  • リターン・プロテクション

旅行中のトラブルや高額な買い物の際に大きな安心感を提供します。

メリットとデメリット

Chase Sapphire Reserveを検討する際は、以下のメリットとデメリットを考慮する必要があります。

メリット

  1. 高いポイント還元率:旅行とダイニングで3倍のポイント
  2. 豊富な旅行特典:$300旅行クレジット、空港ラウンジアクセスなど
  3. 柔軟なポイント使用方法:Chase Travel portalでの予約、提携先へのポイント移行など
  4. 包括的な旅行保険:トリップキャンセル保険、手荷物遅延保険など
  5. 海外利用時の外貨両替手数料なし

デメリット

  1. 高額な年会費:$550(特典を最大限活用しないと回収が難しい)
  2. 承認の難しさ:高いクレジットスコアと十分な収入が必要
  3. Chase 5/24ルールの対象:過去24ヶ月以内に5枚以上のカードを開設していると承認されない

申請のアドバイス

Chase Sapphire Reserveの申請を検討している方に、以下のアドバイスを提供します。

Chase 5/24ルールについて

  • 過去24ヶ月以内に開設したクレジットカードが5枚未満であることを確認
    (5/24ルールはChaseだけでなく、他の発行会社(たとえばAMEX)のカードも含みます)

必要なクレジットスコア

  • 一般的に、720以上の高いクレジットスコアが必要
    (スコアだけでなく、収入や他の要因も考慮される)

Chase銀行の口座開設

  • すでにChase銀行の口座を持っている場合、承認される可能性が高くなる
  • Chase銀行との長期的な関係は、申請時にプラスに働く可能性がある

他のカードとの比較

さいごにChase Sapphire Reserveを他の人気カードと比較してみましょう。

Chase Sapphire Preferredとの違い

Chase Sapphire Preferredは、Chase Sapphire Reserveのエントリーレベルとも言えるクレジットカードです。

  • 年会費:$95(Reserveは$550)
  • ポイント還元率:旅行とダイニングで2倍(Reserveは3倍)
  • 旅行クレジット:$50(Reserveは$300)
  • プライオリティパスラウンジアクセス:なし(Reserveはあり)

Sapphire Preferredは年会費が低く、基本的な旅行特典を求める人に適しています。

一方でSapphire Reserveは、頻繁に旅行する人や高級な旅行体験を求める人に適しています。

他の高級旅行カードとの比較

American Express Platinum CardやCiti Prestigeなど、他の高級旅行カードと比較してみましょう。

  • 年会費:Chase Sapphire Reserveの方が若干低い
  • ポイント還元率:カテゴリによって異なるが、概ね競争力がある
  • 旅行クレジット:Chase Sapphire Reserveの方が使いやすい
  • ラウンジアクセス:AmexはCenturion Loungeも利用可能だが、Chase Sapphire ReserveのPriority Passも十分な価値がある

選択は個人の旅行スタイルや優先事項によって異なりますが、Chase Sapphire Reserveは総合的に見て非常に競争力のあるカードと言えます。

Chase Sapphire Reserveクレジットカードまとめ

Chase Sapphire Reserve Credit Card

Chase Sapphire Reserveは、頻繁に旅行する人や旅行中の快適さを重視する人にとって、非常に魅力的なクレジットカードです。

高額な年会費は、豊富な特典や高いポイント還元率によって十分に相殺される可能性があります。

このカードが特に適している人は年間300ドル以上の旅行支出が間違いなくある人や、プライオリティパスを利用した空港ラウンジを利用したい人が挙げられます。

あなたはChase Sapphire Reserveを申請しますか?それともChase Sapphire Preferredのままで満足ですか?

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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