こんにちは、旅行大好きアポロです。
2026年2月25日(現地)、ハイアットはロイヤルティプログラム「ワールド・オブ・ハイアット(World of Hyatt)」のアワード(特典)チャートを更新すると発表しました。
ホテルのカテゴリー(カテゴリー1〜8)は維持したまま、各カテゴリー内の必要ポイントが「3段階」から「5段階」に増えるのが骨子です。
実施は2026年5月から(開始日の詳細は公式の案内に従ってください)。
本稿では、公式発表の要点、新チャートのイメージ、あわせて同日に公表された一部ホテルのカテゴリー変更、会員向けの追加施策までを整理します。
ポイント数は公式のチャート更新ページの記載に最終的に合わせる前提で、会員向け資料で示されている数値を転記しています。
目次【本記事の内容】
- 1.一言でいうと何が変わる?
- 2.公式が強調しているポイント
- 3.新しい5段階の名称と旧制度との対応イメージ
- 4.新アワードチャート(標準室・カテゴリー1〜8)
- 5.現行チャートとのざっくり比較
- 6.2026年の運用:Upper / Top の適用は段階的
- 7.同日公表:個別ホテルのカテゴリー変更(日本国内は該当なし)
- 8.年次のカテゴリー見直しの告知タイミング(4月)
- 9.その他の会員向けアップデート(予定)
- 10.改善か改悪か──どう捉えるか
- 11.まとめ
一言でいうと何が変わる?
- 変わるもの:各カテゴリー内の「1泊あたり必要ポイント」の段階数が、オフピーク/スタンダード/ピークの3つから、Lowest / Low / Moderate / Upper / Topの5つに増える(2026年5月〜)。
- 据え置き(枠組み):カテゴリー1〜8は維持されます。
- 据え置き(案内方法):宿泊特典は引き続き公開された固定チャート上のポイントで案内され、完全なダイナミックプライシングには移行しないという説明です。
公式が強調しているポイント
ハイアットのニュースルーム(英語)では、おおむね次のようなメッセージが繰り返されています。
- メンバーが重視する透明性と、公開チャートによる計画のしやすさを守る方向。
- 需要の高い時期を、ホテル全体のカテゴリー引き上げだけでなく、段階(レベル)の指定で調整しやすくする。
- 今回の枠組みにより、将来にわたって大規模なカテゴリー変更の必要性を減らす意図がある、という説明。
- 2026年はUpper と Top の料金帯が適用される日程を限定的にし、その後の年にかけて広げていくという段階的な導入の言及。
出典:Hyatt Newsroom – World of Hyatt Updates Award Chart…(2026年2月25日付)
新しい5段階の名称と旧制度との対応イメージ
| 新(2026年5月〜) | 旧(現行のイメージ) |
|---|---|
| Lowest | オフピークに近い「最も少ない」帯 |
| Low | オフピーク〜スタンダードの間のイメージ |
| Moderate | スタンダードに近い中央帯 |
| Upper | スタンダード〜ピークの上側 |
| Top | ピークを上回り得る「上限側」の帯 |
実際の日付ごとの割り当ては、ホテル・日付によって5段階のどこが適用されるかが変わる仕組みになります。
公式は2026年はUpper / Top が付く日をまずは限定的にすると述べているため、5月以降すぐに全施設・全日が最上位、とは限らない点は押さえておくとよいです。
新アワードチャート(標準室・カテゴリー1〜8)
以下は、会員向け「Award chart updates」系の公式案内に掲載されている標準室・1泊あたり必要ポイントの整理表です。
開始日・例外・スイート等は必ず公式ページで確認してください。
| カテゴリー | Lowest | Low | Moderate | Upper | Top |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3,000 | 3,500 | 4,500 | 5,500 | 7,000 |
| 2 | 5,000 | 6,000 | 8,000 | 10,000 | 12,000 |
| 3 | 7,000 | 8,500 | 11,000 | 13,500 | 17,000 |
| 4 | 10,000 | 12,500 | 15,000 | 19,000 | 23,000 |
| 5 | 14,000 | 17,000 | 21,000 | 26,000 | 32,000 |
| 6 | 18,000 | 22,000 | 27,000 | 34,000 | 42,000 |
| 7 | 23,000 | 28,000 | 35,000 | 43,000 | 53,000 |
| 8 | 28,000 | 35,000 | 43,000 | 55,000 | 75,000 |
公式の一覧・注釈:Award chart updates(World of Hyatt)
現行チャートとのざっくり比較
「同じカテゴリー8でも、ピーク時45,000ポイントが、新チャートのTop では75,000ポイントまで上がる」など、上限(特に高カテゴリー)が大きく引き上がるのが目立ちます。
一方で、カテゴリー1の Lowest は現行オフピーク(3,500)より低い 3,000になるなど、下振れする帯も一部にあります。
2026年の運用:Upper / Top の適用は段階的
公式は、新しい枠組みは2026年5月から有効となりつつも、2026年中は Upper / Top の料金帯が適用される日程を限定的にし、翌年以降に広げる趣旨の説明をしています。
そのため、「5月以降すぐに常に最悪の Top が取られる」と決めつけず、実際のカレンダー上の表示を見ながら判断する期間になりそうです。
既に取っている予約が変更時にどう扱われるか(変更・日付変更で再計算されるか等)は、公式の条件・FAQ・予約画面の表示で都度確認するのが安全です。
プレスリリースでは、変更前に取った予約について現行カテゴリーで取った分は尊重する旨の一般的な説明がありますが、変更操作をした場合の扱いはケースごとに異なり得るため、ここでは断定しません。
同日公表:個別ホテルのカテゴリー変更(日本国内は該当なし)
発表と同時に、市況に合わせた個別のカテゴリー調整として、次のような移動がニュースルームに記載されています(日本国内ホテルはリストにありません)。
カテゴリーが1つ上がる(5施設)
- Andaz Pattaya Jomtien Beach
- Hyatt Centric Malta
- Hyatt Regency Kotor Bay Resort
- Hyatt Place San Antonio-Northwest/Medical Center
- Grand Hyatt Incheon
カテゴリーが2つ上がる(1施設・2026年開業予定)
- Grand Hyatt Grand Cayman Resort & Spa
カテゴリーが1つ下がる(1施設)
- The Barnett(JdV by Hyatt)
※効力開始の表現はプレスリリースでは「effective starting today」(発表日基準)となっています。
年次のカテゴリー見直しの告知タイミング(4月)
プレスリリース内で、従来のような年次ホテルカテゴリー見直しは継続し、その告知は毎年4月になる、という説明があります。
「いつも3月だったイメージ」とズレる点は、国内ホテル一覧を更新する際の年間スケジュールメモとして有用です。
日本国内のカテゴリー別一覧は、引き続き下記もあわせて参照ください。
その他の会員向けアップデート(予定)
発表に含まれる(または今後詳細予定の)要素の例です。
細目は公式フォローが必要です。
- ポイントのデジタル共有(年内に実施予定の趣旨)
- アワード宿泊の先行アクセス(対象会員・WoHクレジットカード会員等への拡大イメージ。詳細は「coming soon」扱い)
改善か改悪か──どう捉えるか
運営・設計の視点では、公開チャートを保ちつつ需要に合わせて段階を細かくすることで、カテゴリー自体の大きな入れ替えを抑えたいという説明が中心です。
旅行者・ポイント利用の視点では、特に高カテゴリーで人気日に泊まる場合、1泊あたりの上限が上がるため、改悪に感じやすい構造です。
逆に、低カテゴリー・Lowest が付く日では、現行より少ないポイントで取れる可能性もあります。
まとめ
ワールド・オブ・ハイアットは2026年5月から、カテゴリー1〜8はそのままに、各カテゴリー内の必要ポイントを5段階(Lowest〜Top)で案内する形に変わります。
公式は公開チャートと固定ポイントを維持すると説明しつつ、Upper / Top が適用される日は2026年は限定的で、以降広げていく方針です。
同日の発表では海外など一部ホテルのカテゴリー上下もありましたが、日本国内施設はリストに含まれていません。
年次のカテゴリー見直しの告知は毎年4月になる、という説明も出ています。
実際の1泊あたりポイント数・予約画面の表示は公式サイト・アプリおよびチャート更新ページで確認するのが確実です。














