IHGステータスのランク別特典と条件|プラチナ・ダイヤモンドは何が違う?【2026年版】

IHGステータスを上っていくことを表す橙色に光る階段のイメージ

こんにちは、IHGプラチナのアポロです。

今日は、IHGワンリワーズのステータスを、ランク別の特典と取得条件で整理します。

ヒルトンやマリオットと同じ感覚で「上位ステータスなら朝食もラウンジも」と考えると、IHGでは肩透かしになります。

ホテルで特典を体感できるのはプラチナから、朝食が付くのはダイヤモンドだけで、ラウンジはどのランクにも自動では付きません。

内容はIHGの公式サイトと会員規約をもとにしており、2026年10月4日時点の情報です。

対象は、日本でIHG系列のホテルに泊まる方です。

米国のIHGカードでステータスを取る方法は、後半で短く触れます。

この記事で分かること
  • ステータスは5段階で、条件は暦年の泊数かポイント(条件を見る)
  • 客室の特典(アップグレード・ウェルカム・アーリーチェックイン)はプラチナから(プラチナの特典)
  • 朝食が付くのはダイヤモンドだけで、ラウンジは自動では付かない(ダイヤモンドの特典)
  • 20泊から10泊ごとのマイルストーン特典で、スイートアップグレードや年間ラウンジが選べる(マイルストーン)
  • プラチナへの近道は、インターコンチネンタル アンバサダーと米国のIHGカード(取り方)

目次【本記事の内容】

IHGステータスは5段階|条件と基本の特典

IHGステータス5段階を表す金色に輝くピラミッドのイメージ

IHGワンリワーズのステータスは、クラブ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの5段階です。

入会は無料で、入会した時点でクラブ会員になります。

上のランクは、暦年(1月1日から12月31日)の「エリート泊数」か「エリート対象ポイント」で決まる。

ランクエリート泊数エリート対象ポイント宿泊のボーナスポイント主な特典
クラブ入会のみ–なし会員料金、無料Wi-Fi
シルバー10泊なし(泊数のみ)20%エリート期間中はポイントが失効しない
ゴールド20泊40,00040%余った泊数の翌年への繰り越し
プラチナ40泊60,00060%アップグレード、ウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン、72時間前の客室保証、ポイント宿泊の割引
ダイヤモンド70泊120,000100%プラチナの特典に加えて、朝食を選べるウェルカムアメニティ、専用サポート

レイトチェックアウトは、ランクに関係なく全会員が午後2時まで(空室があれば)使えます。

つまり、ゴールドまでは「ポイントが貯まりやすい」だけで、ホテルでの待遇はほとんど変わらない設計です。

ヒルトンやマリオットの上級会員特典と比べたい方は、以下の記事もどうぞ。

泊数とポイントの数え方

ステータスの判定は、次の決まりに注意してください。

  • 同じ日に2部屋を予約しても、エリート泊数は1泊
  • 泊数は、チェックアウト日が属する暦年でカウント
  • ポイントで泊まった無料宿泊特典の宿泊も、泊数に入る
  • 獲得したステータスは、翌年の12月31日まで有効
  • 年初にステータスを持っている会員が維持するには、その年も条件を満たす必要がある

ゴールド以上は、泊数ではなくエリート対象ポイントでも到達できます。

エリート対象ポイントは、対象レートの宿泊代金や、ハーツ・OpenTable・Viatorなど提携先の利用で貯まります。

一方で、ポイントの購入や譲渡、キャンペーンのボーナスポイント、エリート特典のボーナスポイントは対象外です。

余った泊数は翌年に繰り越せる

ゴールド以上は、必要な泊数を超えた分が翌年に繰り越されます。

計算は、その年に泊まった泊数(前年の繰り越し分は除く)から、その年に達成したランクの必要泊数を引いた数です。

たとえば55泊するとプラチナ(40泊)に届き、超えた15泊が翌年の泊数として回ります。

前年の繰り越し分が、さらに翌年へ回ることはありません。

繰り越し泊数はステータスの判定にだけ使え、後述するマイルストーン特典のカウントには入らない点も押さえておきたいところ。

プラチナで変わること|客室の特典はここから

金色に輝く高級ホテルのロビー(IHGプラチナエリートのイメージ)

ホテルの中で違いを感じ始めるのは、プラチナからです。

IHGプラチナエリートの特典
  • 宿泊のボーナスポイント60%
  • 空室次第の客室アップグレード
  • ウェルカムアメニティ(ポイント、またはドリンク・スナックから選択)
  • アーリーチェックイン(空室次第)
  • 72時間前までの予約で客室を保証
  • ポイント宿泊の割引キャンペーンへのアクセス

アップグレードは空室次第

アップグレードは空室がある場合に、ホテルの判断で行われます。

規約では、スイート、高層階、角部屋、改装後まもない部屋、眺望のよい部屋などが例に挙げられています。

スイートが約束されているわけではなく、階数や眺望が変わるだけのこともあるのが実情です。

クラブルームやクラブフロアに上がっても、ラウンジの利用や無料プレスといったクラブ専用のサービスは付きません。

対象は自分が使う1室だけで、ブランドによっては使えない場合もあります。

ウェルカムアメニティ

チェックイン時に、ポイントか、ドリンク・スナックのどちらかを選びます。

中身はブランドや地域で異なり、公式にはポイント数が固定では示されていません。

デジタルチェックインを使うと、選べるのはポイントだけになります。

ドリンクやスナックを選びたいなら、フロントでチェックインするのが確実です。

72時間前の客室保証とアーリーチェックイン

客室保証は、到着の72時間前までにIHGカスタマーケアで予約し、クレジットカードで保証した場合に、1室を確保してもらえる特典です。

料金はベストフレキシブルレートが上限で、ポイント宿泊には使えません。

イベントなどで需要が極端に高い日は、例外になることもあります。

アーリーチェックインは、リクエストに応じて空室があれば準備するという扱いで、時間はホテル次第です。

ダイヤモンドで追加されること|朝食はここだけ

IHGのフロントデスクがある高級ホテルのロビーのイメージ

ダイヤモンドは、プラチナの特典に加えて、ボーナスポイントが100%になり、専用のサポートラインが使えるようになります。

そして最大の違いが、ウェルカムアメニティの選択肢に朝食が加わることです。

朝食の対象ブランドと条件

  • 会員本人と、同じ部屋に登録したゲスト1名の分
  • 宿泊した毎日、ウェルカムとして選べる
  • 内容は、メインメニュー1品とノンアルコールドリンク飲み放題、またはビュッフェ(ノンアルコールドリンク飲み放題)
  • アルコール、一部の特別メニュー、ルームサービス、専門レストランは対象外

対象ブランドは、リージェント、インターコンチネンタル、ヴィニェット、HUALUXE、ホテルインディゴ、voco、クラウンプラザ、EVEN、ホリデイ・イン、キンプトン、一部のGarnerです。

この一覧に入っていないホリデイ・イン エクスプレスやステイブリッジ スイーツ、キャンドルウッド スイーツでは、朝食は選べません。

朝食はウェルカムアメニティの選択肢のひとつなので、ポイントやドリンクとは選び分けになります。

日本国内のIHG系列ホテルは、以下の一覧にまとめています。

ダイヤモンドでも付かないもの

ダイヤモンドでも、クラブラウンジの利用は自動では付きません。

レイトチェックアウトも、公式の特典表では全ランクが午後2時まで(空室次第)で、ダイヤモンド専用の延長保証はありません。

アップグレードも確約ではなく、空室があればという扱いです。

比べると、ヒルトンはゴールドで朝食が付き、マリオットはプラチナでラウンジが使えます。

朝食やラウンジを重視するなら、IHGの上位ステータスは「費用対効果が読みにくい」というのが私の整理です。

マイルストーン特典|20泊から10泊ごとに選べる

IHGステータスのマイルストーン特典を表す金色に波打つ抽象イメージ

暦年のエリート泊数が20泊に届くと、そこから100泊まで10泊ごとに特典を選べます。

ステータスとは別に、毎年ゼロから数え直す仕組みです。

エリート泊数選べる数選択肢
20泊1つ5,000ポイント/フード&ドリンク特典2枚/確定可能スイートアップグレード1室
30泊1つ5,000ポイント/フード&ドリンク特典2枚
40泊2つ10,000ポイント/フード&ドリンク特典5枚/確定可能スイートアップグレード1室/年間ラウンジ会員
50泊・60泊各1つ10,000ポイント/フード&ドリンク特典5枚
70泊2つ10,000ポイント/フード&ドリンク特典5枚/確定可能スイートアップグレード2室/年間ラウンジ会員
80泊・90泊・100泊各1つ10,000ポイント/フード&ドリンク特典5枚

40泊と70泊は2つ選べますが、スイートアップグレードと年間ラウンジは、それぞれ1回の選択までです。

達成から90日以内に選ばないと失効し、一度選んだら変更はできません。

フード&ドリンク特典(日本は2,000円)

フード&ドリンク特典は、会員の登録国に応じた通貨で発行され、日本の会員は1枚2,000円分です。

  • 宿泊中の飲食を、客室の請求に付けるときに使う
  • 有効期限は、選んでから12か月
  • 請求額が2,000円に満たなくても1枚は使い切りで、差額は残らない
  • 1回の滞在で使える枚数に上限はない
  • 自動販売機、外部の宅配サービス、客室に付けられないレストラン、ギフトショップは対象外
  • 特典で払った分にポイントは付かず、残りの請求額にだけ付く

確定可能スイートアップグレード

20泊・40泊・70泊のマイルストーンでは、確定可能スイートアップグレードも選べます。

空室次第のアップグレードとは違い、事前に確定させる点が最大の特徴です。

1室を、エントリーレベルのスイートに上げる特典で、スイートがなければプレミアムルームになります。

  • 1回の使用で最長5泊、選んでから12か月有効
  • 到着14日前から24時間前までに、IHGカスタマーケアへ電話して確定する
  • ベストフレキシブル、会員割引、ポイント宿泊、政府料金などが対象
  • OTA、卸レート、団体、デポジット済みの事前決済は対象外
  • 無料宿泊特典券(Free Night)での宿泊は対象外
  • avid、Atwell Suites、IHGレジデンス、Six Sensesなど一部のブランドは対象外
  • プラチナ・ダイヤモンドの72時間客室保証は、このアップグレードとは併用できない

日本の読者に特に大事なのが、IHG ANAホテルズ公式サイト(anaihghotels.co.jp)と、日本のホテルの独自サイトから予約した宿泊には使えない点です。

国内のANAクラウンプラザなどで使う予定なら、IHGの公式サイトかアプリから、対象のレートで予約するのが前提になります。

クラブフロアの部屋になっても、ラウンジの利用は付きません。

年間ラウンジ会員

40泊と70泊のマイルストーンでは、年間ラウンジ会員も選べます。

  • 登録会員本人と、同伴のゲスト1名がクラブラウンジを使える
  • 達成した年の残りの日数と、翌年の12月31日まで有効
  • クラブラウンジがあるホテルのみ(改装や閉鎖の間は使えない)
  • エリート泊数の対象となる宿泊(無料宿泊特典での宿泊を含む)でのみ使える
  • クラブインターコンチネンタルなどの、ラウンジ以外のサービス(無料プレス、送別アメニティ、空港送迎)は含まれない
  • 貯めておくことはできない

IHGでラウンジに入る主な道は、40泊のマイルストーンを取るか、ラウンジ付きのクラブルームを自分で予約するかです。

ステータスの取り方|宿泊以外の近道

IHGステータスを上っていくことを表す橙色に光る階段のイメージ

40泊や70泊を宿泊だけで積むのは、普通の旅行頻度ではかなり重い条件です。

そこで、泊まらずに近づく方法を整理します。

宿泊とエリート対象ポイントで取る

基本は、前掲の表のとおり、暦年の泊数かエリート対象ポイントです。

ポイントを買い足してステータスを取る方法は、規約上ありません。

ポイントの購入や譲渡はエリート対象ポイントに入らず、米国のIHGカードの利用で貯まるポイントも対象外と明記されています。

インターコンチネンタル アンバサダー(年225米ドル)

日本から使える近道が、インターコンチネンタル アンバサダーです。

12か月で225米ドル、またはIHGワンリワーズの45,000ポイントで入会できる有料プログラムです。

インターコンチネンタル アンバサダーの特典
  • IHGワンリワーズのプラチナエリートの特典(IHG系列のブランド全体で使える)
  • インターコンチネンタル限定:ワンランク上の客室へのアップグレード保証
  • インターコンチネンタル限定:午後4時までのレイトチェックアウト保証
  • インターコンチネンタル限定:ウィークエンド無料宿泊(専用レートでの2泊以上の予約が条件)
  • インターコンチネンタル限定:滞在ごとに最大20米ドル(日本は2,000円)のレストラン&バークレジット

アップグレードや4時チェックアウトが提供されなかった場合は、50米ドル相当のクレジット、または10,000ポイントが補償されます(1滞在に1回)。

アップグレード保証は、無料宿泊特典の宿泊、ペントハウス、プレジデンシャル・スペシャルティスイート、2ベッドルーム以上のスイートやヴィラ、レジデンスには適用されません。

クラブインターコンチネンタルのラウンジ利用も含まれず、確定可能スイートアップグレードを使う場合は、保証によるさらなるアップグレードは受けられません。

特典の中心は「インターコンチネンタルに泊まるとき」で、他ブランドで使えるのはプラチナの特典だけです。

日本のインターコンチネンタルは、以下の一覧にまとめています。

米国のIHGカードで取る

米国在住の方は、Chase発行のIHGカードを持つだけで、泊まらずにステータスが付きます。

日本在住では発行できないため、代わりの選択肢は以下の記事をどうぞ。

IHG One Rewardsの4枚の券面(Credit Card、Premier、Premier Select、Business)
カード年会費自動付帯利用額で上がるステータス
IHG One Rewards Credit Card$0シルバー年$15,000でゴールド
IHG One Rewards Premier$150ゴールド年$15,000でプラチナ、年$40,000でダイヤモンド
IHG One Rewards Premier Select$350プラチナ年$25,000でダイヤモンド
IHG One Rewards Business$200プラチナ2027年1月以降は年$50,000でダイヤモンド

2026年10月1日にカードが刷新され、Premierの自動付帯はプラチナからゴールドに下がり、Premier Selectが新設されました。

新旧の違いは、以下の記事が一番早いです。

4枚の選び方は、比較記事をどうぞ。

プラチナが自動で付く中で最上位のPremier Selectは、単独でもレビューしています。

米国在住でプラチナを自動付帯で取りたい方は、最新の入会特典を以下のボタンから確認できます。

毎年無料宿泊(60k)/Platinumステータス

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ステータスマッチと招待制のオファー

ヒルトンやマリオットのステータスをIHGのプラチナやダイヤモンドに移せる常設のステータスマッチは、私が確認した範囲では見当たりませんでした。

代わりに、招待された会員だけが対象の短期オファー(決められた期間に数泊するとダイヤモンドなどが付く)が、不定期に出ることがあります。

対象になるかどうかは、IHGのアカウントに届く案内で決まるため、こちらから申し込める方法ではありません。

特典が付かない予約に注意

IHGブランドロゴ

ステータスの特典は、予約の経路や料金によっては付かないことがあります。

  • Expedia、Booking.comなどのOTAや、旅行会社の卸レートは加算対象外のレートで、特典の対象にならない場合が多い
  • 会員特典の多くは、IHGの公式サイト、アプリ、カスタマーケア、ホテルへの直接予約でのみ使える
  • 同じ部屋に複数の会員が泊まっても、泊数やポイント、特典が付くのは予約に会員番号が入った1人だけ
  • 団体予約でホテルでの特典は受けられるが、ポイントは自分で精算した場合に限られる
  • ポイントで泊まった宿泊も、72時間客室保証以外の特典が使え、泊数にも入る
  • デジタルチェックインでは、ウェルカムアメニティがポイントのみになる

ステータスを取っても、予約の取り方で特典が消えてしまうのは、もったいない話です。

IHGステータスの特典と条件まとめ

IHGステータス5段階を表す金色に輝くピラミッドのイメージ

今日は、IHGワンリワーズのステータスを、ランク別の特典と条件で整理しました。

客室の特典が付くのはプラチナ(40泊か60,000ポイント)から、朝食を選べるのはダイヤモンド(70泊か120,000ポイント)だけです。

ラウンジは自動では付かず、40泊か70泊のマイルストーンで年間ラウンジ会員を選ぶ形になります。

日本でインターコンチネンタルに泊まる予定があるなら、年225米ドルのアンバサダーでプラチナにするのが現実的です。

米国在住なら、自動付帯のIHGカードが一番の近道になります。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

米国在住で申し込みを決めた方は、以下の紹介リンクからどうぞ。

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