こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
今日は三菱UFJ銀行から海外送金する3つの方法を紹介します。
海外駐在や海外留学が決まって新しい生活に期待や不安でいっぱいなことでしょう。
現地でやることも考える必要がありますが、生活を整えることも重要です。
お金がなければ生活できませんからね。
渡米後の振り込み頻度などに併せて各自選択頂ければと思います。
目次【本記事の内容】
- 1.海外駐在が決まって考えておくこと(銀行編)
- 2.グローバルダイレクト(月額300円)
- 3.ユニオンバンクに送金(事前登録が必要)
- 4.Transfer Wise経由で送金(事前登録不要)
- 5.三菱UFJ銀行から海外送金する3つの方法まとめ
海外駐在が決まって考えておくこと(銀行編)
海外駐在が決まって日本の銀行について考える必要があります。
僕がUFJをメインに、というより給与口座がUFJだったので、UFJを中心に紹介します。
みずほや住友など他のメガバンクをお使いの方は他のブログ記事を読んだ方がいいでしょう。
とはいっても本記事も少しは参考になるかもしれません。
海外駐在が決まってまず考えることは日本の資産をどのようにアメリカに送金するかです。
転勤により新しくセットアップが必要になります。
大きな金額だと家具や自動車などが該当します。
アメリカには何もないですからね。
会社によっては家具手当や社有車が支給されるところもありますが、それでもキャッシュがとにかく必要です。
手当支給も少しタイムラグがあり、1か月後とかに入金されても、キャッシュフローは破綻します。
日本のクレジットカードはどれも外国為替手数料が2%程度取られるので、あまり推奨できず、自動車などはそもそも小切手や現金しか受け付けていないので生活立ち上げのために現金が必要です。
そのため日本の資産をアメリカの口座に振り込む必要があります。
僕がメインで使っている三菱UFJ銀行からアメリカの銀行口座に海外送金する3つの方法を紹介します。
グローバルダイレクト(月額300円)
グローバルダイレクトは三菱UFJダイレクトのサービスが海外でも利用できるサービスです。
月額300円かかりますが、海外に出国したあとも日本にいるかのようにUFJのサービスが利用できます。
通常、UFJから海外送金する場合は事前に口座登録が必要です。
あとで紹介するユニオンバンク以外はアメリカの銀行口座を渡米前に開設することが難しいです。
特に初めての海外駐在の場合、公的証明書の提出ができないからです。
アメリカではソーシャルセキュリティー番号が非常に重要になりますが、アメリカにいないと作成できません。
銀行口座の開設はSSN取得が先に必要です。
グローバルダイレクトは海外赴任や海外留学する方で、将来的に日本に帰国予定のある方は誰でも申し込み可能です。
出国後に日本の実家に毎月振り込む予定のある方や毎月どこかしらに振り込む必要がある方にとって重宝するサービスとなるでしょう。
申し込みには2,3週間かかりますので出国前に余裕を持って申し込みましょう。
ただし僕は振り込む頻度がほぼなかったので、グローバルダイレクトには申し込んでいません。
月額300円以上の価値があれば申し込んでおくのもいいと思います。
ほかの先輩駐在員などの中には申し込んでいる方もいます。
ユニオンバンクに送金(事前登録が必要)
次に紹介するのがユニオンバンクの口座開設です。
僕は渡米前にこの方法を選択しました。
正確にはパシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムといいます。
UFJの公式ページにもありますが、米国駐在員の利便性を第一に考えたサービスとなります。
パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム公式ページ(出発前に日本で米国ユニオンバンクのチェッキング口座を開設)
このパシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムは三菱UFJが提供するサービスでUFJ海外グループである米国ユニオンバンクの銀行口座が渡米前に開設できる点が最大のメリットとなります。
ただし時間的に余裕持って手続きは行いましょう。
また初回の小切手発行手数料が無料になったり、三菱UFJ銀行からユニオンバンク向けの被仕向送金手数料が無料になるところもユーザーにとっては嬉しいですね。
ユニオンバンクは悪い点は支店やATMが少ないところです。
僕がいるテキサス州ダラスにも支店やATMがありません。
ただしあまり現金を使うことはなく(2年以上いてATM使用実績なし)、電話で日本語サポートがあるので支店に行く必要もありません。
どうしても支店がある銀行の口座を開設したいのであれば、SSNや運転免許証さえ取得してしまえば他のアメリカ大手銀行も開設可能になります。
僕のメインバンクは惰性でユニオンバンクのままなのですが、口座開設ボーナス狙いでいくつかの大手銀行の口座を開設したことはあります。
アメリカの大手メガバンクの口座開設プロモーションはこちら⇒
Transfer Wise経由で送金(事前登録不要)
最後にTransfer Wise(トランスファーワイズ)経由で海外送金する方法も裏技として紹介します。
通常はグローバルダイレクトもしくはユニオンバンクを開設すれば問題ありません。
トランスファーワイズを紹介する理由は海外送金の手数料が最安だからです。
海外駐在の立ち上げ時のみならず、日本で眠っている資産を米国株で運用したくなるかもしれません。
米国株投資家はアメリカ駐在員の中に何人もいます。
ほかにも海外留学などいろんなシチュエーションで役に立つのがトランスファーワイズというサービスです。
詳しくは別記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。
海外送金が一度のみであればどの送金方法でもそこまで差はないのですが(数千円レベル)、何度も海外送金するのであれば手数料は安い方がいいですよね。
三菱UFJ銀行から海外送金する3つの方法まとめ
今日は三菱UFJ銀行から海外送金する方法について詳しくまとめました。
UFJは日本の大手メガバンクなのでメインで使っている方も多いと思います。
UFJが提供するグローバルダイレクトというサービスは月額300円払うことによって、海外出国後も日本にいるときと同じように振り込み手続きすることができます。
毎月実家に仕送りする方などは重宝するでしょう。
またユニオンバンクの口座を出国前に開設し、予め口座を紐づけることによって、グローバルダイレクトを使用することなく、海外送金が可能です。
最後にTransfer Wiseで送金する裏技も紹介しました。
Transfer WiseはUFJのサービスではないので、UFJに限らずどの日本国内の銀行からでもアメリカの銀行に送金することができます。
手数料も最安値となりますので、もはやメガバンク経由で海外送金するメリットはないかもしれません。
海外送金の不安が少しでも取り除けたら嬉しいです。
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