こんにちは、アポロです。
今日はアメリカ駐在に必要な銀行口座開設について説明します。
日本の会社と同じように給与は銀行振り込みが主流です。
うちの会社では口座開設ができるまでは小切手が送付されますが、ウン十万円の大金の小切手もらっても使い道ない、というか早く銀行口座に入金したいですよね。私は事前に口座を開設したので、小切手をもらうことはありませんでした。
アメリカにはたくさんの銀行がありますが、日本からの駐在でおすすめなのはユニオンバンクとなります。
目次【本記事の内容】
- 1.ユニオンバンクについて
- 1-1.メリット
- 1-2.デメリット
- 1-3.将来的なメリット
- 2.口座開設の方法について
- 2-1.資料請求
- 2-2.資料作成
- 2-3.資料送付
- 2-4.口座確認書類が郵送される
- 2-5.日本から海外送金
- 2-6.小切手請求
- 3.テキサスにはユニオンバンクの支店がない
- 4.バンカメはすぐに開設できない?
ユニオンバンクについて
メリット
- 日本にいながら開設できる(ここ重要、渡米初日から使えます)
- 三菱UFJ銀行と提携している
- 日本語サポートもある
- 配偶者との共同名義も可能
- 初回小切手作成費用が無料(三菱UFJ銀行に依頼したときのみ)
デメリット
- 三菱UFJ銀行の口座が必要(自分は元々持っていました)
- 60日以内に入金しないと口座凍結
- 即日口座開設できない(3週間程度は必要)
- 支店、ATMがない州がある(のちほど詳しく後述)
将来的なメリット
- 為替リスクヘッジを取りながらドルのまま預金も可能
- 日本でも日本円で引き出し可能
となります。
口座開設の方法について
1.資料請求
以下の三菱UFJ銀行のサイトから資料請求。数日以内に届きます。
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/prcb/index.html
2.資料作成
記入サンプルが同封されているので、見ながら書けば1時間もかかりません。
3.資料送付
本人確認書類と併せて送付
運転免許証やパスポートで問題ありません
4.口座確認書類が郵送される
最初は何かと必要になるので、口座番号を控える、書類をそのまま写真撮るなどしてすぐに情報が出せるようにしておきましょう。
5.日本から海外送金
Wire transferなど使うと割安みたいですが、誤差の範囲だと思ったので、私は三菱UFJ銀行の口座からそのまま海外送金していました。
6.小切手請求
自動車やアパートの赴任立ち上げで必要になってきます。三菱UFJ銀行経由でお願いすると初回小切手無料になります!
自動車やアパート契約は最初の1か月以内にするのがほとんどですので、赴任当初は慌ただしいかもしれませんが、渡米してすぐに三菱UFJ銀行に電話するのがいいでしょう。
小切手はほかにも、インフラ契約や飲み会の立て替えなどにも有効活用するときがあり、持っていて損はありません。
テキサスにはユニオンバンクの支店がない
この情報もかなり重要です。
テキサス州にはユニオンバンクの支店がないため、相談したくても窓口がありません。
そのため、電話でのみやり取りが可能です。
日本語でのサポートがあるので、まだいいのですが、なかなか繋がらないこともあり、電話よりも対面が好きな人にとっては苦労するかもしれません。
支店のサポートが必要な方はテキサス州に限らず全米で展開しているメガバンクの口座開設をするのもいいかもしれません。
バンカメはすぐに開設できない?
赴任する前に念のためで3月に口座開設しておいて、送金しないまま、4月に渡米しました。
駐在員の先輩からはバンカメ(バンクオブアメリカ)がいいと聞いていたので、迷っていたのもあります。
最悪、送金しないで口座凍結でもいいと思っていました。
赴任した直後に上司とバンカメの支店に行き、口座開設をお願いしたところ、運転免許証がないからダメと言われました。
前より審査が厳しくなっているようなので注意が必要です。
そのため、ユニオンバンク一本に決め、UFJから海外送金、晴れてアメリカでのメインバンクとなりました。
駐在が決まった人は念のためユニオンバンクの口座を開設しておくといいかもしれません。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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