【2025年最新情報】筆者はアメリカ発行のHiltonクレジットカード(Aspire、Surpass、無料版)を活用し、2019年から現在までに国内外のヒルトン系ホテルへ多数宿泊してきました。
本記事では、その中でも無料宿泊特典やポイント宿泊を使って実際に泊まった高級ホテルをまとめています。各ホテルでどの特典を使ったのか、どれだけ得したのかも具体的に紹介します。
- アメリカのAMEXヒルトン系クレジットカード4枚すべて作成済み
- 2019年からヒルトンダイヤモンド会員を維持
- 無料宿泊特典やポイント宿泊を実際に活用した実績あり
- コンラッド東京、コンラッド大阪、ROKU KYOTOなどに宿泊済み
- 海外のWaldorf AstoriaやConradにも宿泊済み
目次【本記事の内容】
- 1.ヒルトン無料宿泊特典の基本と獲得できるクレジットカード
- 1-1.Hilton Aspireの無料宿泊特典
- 1-2.Hilton Surpassの無料宿泊特典
- 1-3.ポイント宿泊と「5泊目無料」特典
- 2.無料宿泊特典利用実績(高級ホテル)
- 2-1.コンラッド東京
- 2-2.ROKU KYOTO(LXR)
- 2-3.ウォルドーフ・アストリア大阪
- 2-4.ウォルドーフ・アストリア・ロスカボス
- 3.ポイント宿泊実績
- 3-1.コンラッド大阪
- 3-2.コンラッド・ワシントンDC
- 3-3.名古屋観光ホテルESPACIO(SLH提携)
- 3-4.ヒルトン・プラヤデルカルメン(5泊無料宿泊特典)
- 4.まとめ
ヒルトン無料宿泊特典の基本と獲得できるクレジットカード
この記事で紹介している無料宿泊特典は、主にアメリカ発行のHiltonクレジットカードで獲得したものです。特にHilton AspireとHilton Surpassが無料宿泊特典の中心になります。
Hilton Aspireの無料宿泊特典
Hilton Aspireクレジットカードでは、条件を満たすことで年間最大3泊分の無料宿泊特典が付与されます(最低1泊は確定)。これらの無料宿泊特典は、コンラッド、Waldorf Astoria、ROKU KYOTOなど、ヒルトン系の高級ホテルでも利用できます。
本記事で紹介しているコンラッド東京、ROKU KYOTO、ウォルドーフ・アストリア大阪、ウォルドーフ・アストリア・ロスカボスはいずれも、Aspireの無料宿泊特典を活用して実際に宿泊した例です。
Hilton Surpassの無料宿泊特典
Hilton Surpassクレジットカードでは、カレンダーイヤー(1〜12月)の間に$15,000利用すると、翌年に1泊分の無料宿泊特典が付与されます。こちらも空室があれば、コンラッドやWaldorf Astoriaなどの高級ホテルで利用可能です。
筆者もSurpassの無料宿泊特典を使って高級ホテルに宿泊した経験がありますが、本記事では主にAspireで獲得した無料宿泊特典を使った宿泊実績を中心にまとめています。
ポイント宿泊と「5泊目無料」特典
Hilton Honorsでは、ポイント宿泊を4泊分予約すると5泊目が無料になる特典があります。ヒルトンのポイントを大量に保有している場合、長期滞在と相性が良い特典です。
本記事で紹介しているヒルトン・プラヤデルカルメンの5泊宿泊は、この「4泊分のポイントで5泊目無料」特典を活用した具体例です。合計320,000ポイントで5泊分のオールインクルーシブ滞在が実現しました。
このように、「Aspire/Surpassの無料宿泊特典」+「ポイント宿泊(5泊目無料)」を組み合わせることで、年会費以上の価値を引き出しながら、コンラッドやWaldorf Astoriaといった高級ホテルにお得に宿泊することができます。
無料宿泊特典利用実績(高級ホテル)
Hilton Aspireクレジットカードの無料宿泊特典を利用して、コンラッドやWaldorf Astoriaなどの高級ホテルに宿泊してきました。無料宿泊特典は年間最大3泊(最低1泊)付与され、コンラッド・Waldorf Astoria・ROKU KYOTOでも利用可能です。
コンラッド東京
Hilton Aspireの無料宿泊特典を利用してコンラッド東京に宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、ダイヤモンドステータスによりオーシャンビューへのアップグレードもありました。
特に良かった体験は、エグゼクティブラウンジでのアフタヌーンティーとカクテルタイム、そして朝食ビュッフェでのロブスターのオムレツです。ダイヤモンド会員の特典として、朝食・ラウンジ・アップグレードなど、年会費$550を大幅に上回る価値を実感できました。
宿泊時の印象として、日本のサービスは別格でした。コンラッドベアとダックが部屋に待っていて、シャンハイタンのアメニティも用意されていました。37階のエグゼクティブラウンジと同じフロアで、浜離宮が望めるオーシャンビューの部屋にアップグレードされ、非常に満足度の高い宿泊体験でした。

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ROKU KYOTO(LXR)
Hilton Aspireの無料宿泊特典を利用してROKU KYOTOに宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、LXRホテルズ&リゾーツとしてアジア太平洋地域での初進出ホテルです。
特に良かった体験は、ティーハウスでのカクテルタイム、ゴールド以上で無料になる朝食、そして天然温泉を使ったサーマルプールです。宿泊者限定のアクティビティ(アートツアー、しょうざんリゾートの庭園)も充実しており、京都の自然に囲まれた特別な空間を満喫できました。
宿泊時の印象として、鷹峯三山の麓に位置し、天神川のせせらぎが聞こえる静謐な空気が漂う場所でした。2021年9月16日に開業したばかりで、ヒルトンの中ではWaldorfやConradと同じくらい高級ホテルに位置付けられます。紅葉シーズンに宿泊しましたが、少しだけ紅くなっていました。

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ウォルドーフ・アストリア大阪
Hilton Aspireの無料宿泊特典を利用してウォルドーフ・アストリア大阪に宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、2025年4月に開業した日本初のウォルドーフ・アストリアブランドホテルです。
特に良かった体験は、ダイヤモンド特典でキングプレミアルームへのアップグレード、無料朝食、Peacock Alleyでのワンドリンクサービスです。JR大阪駅直結のグラングリーン大阪南館パークタワー上層階という抜群の立地で、大阪の中心部で最高のアクセス環境を誇ります。
宿泊時の印象として、ニューヨークや上海など世界の主要都市でのみ展開されてきたヒルトンの最高峰ブランドが、ついに日本初上陸を果たしました。来年2026年には東京に同じくウォルドーフ・アストリアが開業を予定しています。極上のホスピタリティを満喫できる、まさに最高級の宿泊体験でした。

▼ウォルドーフ・アストリア大阪の料金・空室をチェック
ウォルドーフ・アストリア・ロスカボス
Hilton Aspireの無料宿泊特典を利用してウォルドーフ・アストリア・ロスカボスに宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、メキシコのビーチリゾート、ロスカボスです。
特に良かった体験は、部屋から海が見える絶景、プールとビーチでのんびり過ごせる時間、そしてダイヤモンドステータスで朝食が無料になったことです。年末年始の3泊で4,500ドル以上する価値がありましたが、無料宿泊特典により完全に無料で宿泊できました。
宿泊時の印象として、ヒルトン系列最高級ブランドの高級ホテルで、コンラッドよりもクラスは上です。カボサンルーカスに位置し、空港からは30分程度です。カボサンルーカスは高級オールインクルーシブホテルが多いのですが、ウォルドーフ・アストリア・ロスカボスは違うので注意してください。素晴らしいサービスで、まさに最高級の宿泊体験でした。

ポイント宿泊実績
Hiltonクレジットカードで獲得したポイントを活用して、様々なホテルに宿泊してきました。ポイント宿泊は、入会特典や日常使いで貯めたポイントを有効活用できる方法です。
コンラッド大阪
ポイント宿泊でコンラッド大阪に宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、ダイヤモンドステータスによりキングエグゼクティブコーナールームに2段階アップグレードがありました。
特に良かった体験は、部屋に入ると自動でカーテンが開く演出と、エグゼクティブラウンジでのアフタヌーンティーとイブニングカクテルです。朝食ビュッフェは1人5,000円相当が無料になり、ダイヤモンド会員の特典を最大限に活用できました。
宿泊時の印象として、コンラッド東京とは異なる良さがありました。中之島フェスティバルタワー・ウェストに位置し、ロビーには雲のオブジェが印象的でした。ポイント宿泊で95,000ポイント利用、持ち出しなしで完全に無料でしたが、アップグレードによって8万円くらいの部屋になり、3万円もお得になりました。

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コンラッド・ワシントンDC
ポイント宿泊でコンラッド・ワシントンDCに宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、2019年のサンクスギビング休暇(11月)で宿泊しました。
特に良かった体験は、2019年2月にオープンしたばかりのため、宿泊したときはオープンしてから1年経たずというほぼ新築状態でした。観光に便利なロケーションで、ホワイトハウスまでも歩いていけますし(実際に歩いていきました、15分くらいです)、スミソニアン博物館までも地下鉄やUber、Lyftで行ける距離です。
宿泊時の印象として、コンラッドワシントンDCは意外とリーズナブルな価格設定だと感じました。クレジットカード作成によってポイントが余るほどあったので(確か当時40万ポイントくらい)、ポイント消化も兼ねてポイント宿泊してきました。部屋は清潔感があり、綺麗でした。

名古屋観光ホテルESPACIO(SLH提携)
ポイント宿泊で名古屋観光ホテルESPACIOに宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、ヒルトンのスモールラグジュアリーホテル(SLH)提携ホテルとして、ダイヤモンド会員特典が充実しています。
特に良かった体験は、18階の専用ラウンジからの眺望と、地産地消をテーマにした料理の数々、そして老舗名古屋観光ホテルが手掛ける新ブランドホテルならではの上質なサービスです。ポイント宿泊でスーペリアダブル(36㎡)を予約しましたが、デラックスダブル(48㎡)にアップグレードがありました。
宿泊時の印象として、創業90年以上の歴史を持つ名古屋観光ホテルが手掛ける新ブランドホテルで、伝統のホスピタリティと現代的な快適さを融合させた、洗練された空間を提供しています。名古屋市中区の伏見エリアに位置し、ビジネス・観光の拠点として便利なロケーションでした。

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ヒルトン・プラヤデルカルメン(5泊無料宿泊特典)
ポイント宿泊でヒルトン・プラヤデルカルメンに5泊宿泊しました。使用したクレジットカードはHilton Aspireで、ヒルトンは4泊ポイント利用だと5泊目無料ですので、計320,000ポイント利用で5泊してきました。
特に良かった体験は、オールインクルーシブで最高なバケーションでした。18歳以上限定のため落ち着いた雰囲気があり、のんびり過ごすことができました。プライベートビーチ、プール、スパマッサージ、オールインクルーシブレストランなど、すべてが含まれていました。
宿泊時の印象として、時期にもよりますが1泊300~600ドルくらいしますし、年末年始はやたら高いので20万円以上分タダになりました。プラヤデルカルメンはメキシコのユカタン半島にある都市で、カンクンからは車で1時間程度です。トゥルム遺跡やグランセノーテへのアクセスが抜群にいいです。

本記事で紹介したホテル以外にも、ヒルトン系列ホテルの宿泊レビューを多数掲載しています。無料宿泊特典やポイント宿泊の活用例をさらに知りたい方は、ヒルトンホテル宿泊レビュー一覧をご覧ください。
まとめ
Hiltonクレジットカードの無料宿泊特典やポイント宿泊を活用することで、高級ホテルに無料で宿泊できる機会が増えます。
無料宿泊特典の活用ポイント:
- Hilton Aspireの無料宿泊特典は年間最大3泊(最低1泊)付与される
- コンラッド・Waldorf Astoria・ROKU KYOTOでも利用可能
- ダイヤモンド会員の特典(朝食・ラウンジ・アップグレード)も同時に活用できる
ポイント宿泊の活用ポイント:
- 4泊ポイント利用だと5泊目無料になる特典がある
- 入会特典や日常使いで貯めたポイントを有効活用できる
- SLH提携ホテルでもポイント宿泊が可能
Hiltonクレジットカードの特典を最大限に活用することで、年会費以上の価値を得ることができます。詳しいクレジットカード情報はHilton Aspire、Hilton Surpass、Hilton Honors(無料版)、Hilton Businessの各レビュー記事をご覧ください。
【更新履歴】
2025年12月:記事作成






























