こんにちは、ヒルトンダイヤモンドのアポロです。
今日はヒルトンポイントの使い道、使い方について徹底解説します。
ヒルトンホテルのポイントなのでヒルトンホテル宿泊に使うのが一番還元率いいです。
ただし意外な使い方を知っておくことで120%使いこなすことができるでしょう。
- アメリカのAMEXヒルトン系クレジットカード4枚すべて作成
- 日本のヒルトンアメックスも作成
- 2019年からヒルトンダイヤモンド会員
- コンラッド東京、コンラッド大阪、ROKU KYOTOなどに宿泊済み
- 海外のWaldorf AstoriaやConradにも宿泊済み
目次【本記事の内容】
- 1.ヒルトンポイントの使い方
- 2.ヒルトンポイントはレストラン利用時に使うことができない
- 3.ヒルトンポイントを貯めるならヒルトンクレジットカード
- 4.ヒルトンホテルで無料宿泊する(特典滞在)
- 5.一部のポイントを利用して宿泊する(ポイント&マネー)
- 6.エアラインマイルに交換する
- 7.Amazonショッピングで使用する
- 8.ライドシェアLyftの支払いで使用する
- 9.レンタカー料金の支払いで使用する(アラモ、ナショナル、エンタープライズ)
- 10.エクスペリエンス(体験)に使用する(コンサートやダイニング、スポーツイベントなど)
- 11.ポイントを贈る(ポイントギフト)
- 12.ポイントを譲渡する(ポイントトランスファー)
- 13.ポイントをプールする(共有)
- 14.ポイントを寄附する
- 15.ヒルトンポイントの使い方とポイント価値の一覧表
- 16.ヒルトンポイントの使い方まとめ
ヒルトンポイントの使い方
ヒルトンポイントの使い方を徹底的に調べました。
大きく分けて11の使い方があります。
- ヒルトンホテルで無料宿泊する(特典滞在)
- 一部のポイントを利用して宿泊する(ポイント&マネー)
- エアラインマイルに交換する
- Amazonショッピングで使用する
- ライドシェアLyftの支払いで使用する
- レンタカー料金の支払いで使用する(アラモ、ナショナル、エンタープライズ)
- エクスペリエンス(体験)に使用する(コンサートやダイニング、スポーツイベントなど)
- ポイントを贈る(ポイントギフト)
- ポイントを譲渡する(ポイントトランスファー)
- ポイントをプールする(共有)
- ポイントを寄附する
ポイントギフトやトランスファーはほぼ同義なのでまとめることもできるんですけどね。笑
それぞれ詳しく解説していきます。
ヒルトンポイントはレストラン利用時に使うことができない
はじめに、ヒルトンポイントはレストラン利用時に使うことができません。
ヒルトンホテルで提供されるすばらしいビュッフェ料理やアフタヌーンティー利用時にヒルトンポイントを使って支払うことができたらいいんですけどね。
基本的にはポイントは宿泊利用のために使うものだと覚えておきましょう。
その代わりキャンペーンでよくヒルトンポイントが貯まったり、ステータスによって最大25%割引があることがあります。
無料でポイント宿泊したなら食事くらいはお金払ってホテルの運営に貢献しましょう。笑
ヒルトンポイントを貯めるならヒルトンクレジットカード
ヒルトンポイントを使う前に貯める必要がありますよね。
手っ取り早く貯めるならアメックス(AMEX)から発行されているヒルトンクレジットカードが一番です。
日本で2種類、アメリカで4種類の券面があります。
本ブログで徹底比較、レビューしていますので興味があれば作成してみてください。
ヒルトンホテルで無料宿泊する(特典滞在)
ヒルトンポイントの一番の使い道は特典滞在でしょう。
つまり無料宿泊です。
ポイントさえあれば高級ホテルの客室やスイートルームにも宿泊できちゃいます!
夢は広がりますね。
私もコンラッドホテルやROKU KYOTOなどヒルトンポイントで無料宿泊しました。
タダよりうれしいものはありませんよね。
一部のポイントを利用して宿泊する(ポイント&マネー)
無料宿泊できる十分なポイントがない。
そんなときは一部の保有ポイントを利用して宿泊することもできます。
ポイント&マネー、つまりポイントと現金の併用です。
5000ポイントから利用でき、保有ポイントから好きなポイント数を1000ポイントごとに選択できます。
ただしポイント&マネーは全額ポイント利用よりほんの少しレートが低くなる傾向が多いです。
できれば全額ポイント払いで無料宿泊したいところですね。
エアラインマイルに交換する
ヒルトンポイントはエアラインマイルに交換することもできます。
JALもANAも対象です。
JALもANAも交換レートは10:1、つまり10000ヒルトンポイントを利用して1000マイルに交換できます。
マイルへの交換は少し効率悪いですね。
ヒルトン提携のエアライン、航空会社と最低交換ポイント数、移管レートを表にまとめました。
提携終了することもあり、交換レートが変更になることもあるためご注意ください。
ヒルトンポイント提携エアライン | 最低ポイント数 | 移管レート (ポイントからマイル) |
---|---|---|
Aeromexico Club Premier | 25,000 | 25:6.5 |
Aeroplan (Air Canada) | 10,000 | 10:1 |
AirAsia BIG | 10,000 | 10:2 |
全日空ANA All Nippon Airways | 10,000 | 10:1 |
Asiana Airlines Asiana Club | 10,000 | 10:1 |
British Airways | 10,000 | 10:1 |
Cathay Pacific | 10,000 | 10:1 |
China Eastern | 10,000 | 10:1 |
Delta Air | 10,000 | 10:1 |
Ethiopian Airlines | 10,000 | 10:1 |
Etihad Airways | 10,000 | 10:1 |
Emirates | 10,000 | 10:1 |
EVA Air | 10,000 | 10:1 |
Flying Blue (Air France/KLM) | 20,000 | 10:1 |
Genting Rewards | 不明 | 不明 |
Hainan Airlines | 25,000 | 2.5:1 |
日本航空JAL Japan Airlines | 10,000 | 10:1 |
Jet Airways | N/A | N/A |
Malaysia Airlines Enrich | 10,000 | 10:1.2 |
Qantas Airways | 10,000 | 10:1.5 |
Qatar Airlines | 10,000 | 10:1 |
Saudi Arabian Airlines | 10,000 | 10:1 |
Singapore Airlines | 4,000 | 8:1 |
Turkish Airlines | 10,000 | 10:1 |
United MileagePlus | 10,000 | 10:1 |
Virgin Atlantic | 10,000 | 10:1.5 |
Virgin Australia | 10,000 | 10:1.5 |
またポイントをマイルに交換する場合はトラベルパートナーを事前に追加する必要があります。
現時点で英語サイトでしか追加できません。
ヒルトンPreferences変更画面(トラベルパートナー追加画面)
アカウントログイン後、PreferencesのPREFERRED TRAVEL PARTNERSからTravel Partnerを追加してください。
航空会社とエアライン会員番号を追加してヒルトンアカウントと紐づければOKです。
Amazonショッピングで使用する
ヒルトンポイントはAmazonショッピングでも利用できます。
交換レートは500ヒルトンポイント=1ドルです。
ポイント宿泊だと500ポイントは2.5ドル相当で使えるので少しレートは悪いです。
またアメリカAmazonのサイト(Amazon.com)でのみ使え、日本のアマゾン(Amazon.co.jp)では交換できません。
元々ヒルトンもAmazonもアメリカの企業ですからね。
基本在米の方のみですが、日本人でもアメリカAmazonのアカウントは作成できます。
別途、国際送料20ドル程度支払えばアメリカAmazonから日本へ発送させることは可能です。
個人的にUSキーボードなど好きなので日本にいながら購入したことはあります。
(ただしポイント交換率は悪いので普通にアメリカのクレカでドル払いしました)
ライドシェアLyftの支払いで使用する
ライドシェアLyftの支払いでヒルトンポイントを使うこともできます。
Lyftは日本未上陸ですがアメリカではUberと二分するほどのライドシェアです。
後発ということもありLyftの方が安いときもあります。
またドライバーはUberとLyftどちらも登録してお小遣い稼ぎをしています。笑
最低4500ヒルトンポイントから交換でき、450ヒルトンポイントが1ドル相当です。
Amazonより少しだけレートがいいようです。
ヒルトンポイント数 | Lyftクレジット | 移管レート (ヒルトンからLyft) |
---|---|---|
4,500 Points | $10 Lyft credit | 450:1 |
11,250 Points | $25 Lyft credit | 450:1 |
22,500 Points | $50 Lyft credit | 450:1 |
33,750 Points | $75 Lyft credit | 450:1 |
45,000 Points | $100 Lyft credit | 450:1 |
レンタカー料金の支払いで使用する(アラモ、ナショナル、エンタープライズ)
500ヒルトンポイント=1ドル相当かそれ以下です。
レンタカーが100ドルだとした場合、5万ポイント以上必要になりますね。
交換レートは低いのでできればヒルトン宿泊に使いたいですね。
またレンタカー提携もアメリカ企業ゆえ、アラモ(Alamo)、ナショナル(National)、エンタープライズ(Enterprise)のみ交換可能です。
ハワイ含むアメリカ国内旅行であれば使えます。
エクスペリエンス(体験)に使用する(コンサートやダイニング、スポーツイベントなど)
コンサートやダイニング(食事)、スポーツイベントのような体験にもヒルトンポイントは利用できます。
オークション方式(Bid)で抽選1名に当たるものもあれば、ポイント引き換えと同時に体験できるマッサージや料理などもあります。
ホテルのランクによって必要ポイント数は異なりますが、低いものは25000ポイントからありました。
- モルディブやコンラッドホテルでのマッサージ(5万ポイント)
- アジア諸国(シンガポールやタイなど)のビュッフェ料理やアフタヌーンティー(25000ポイント)
- オーシャンビューでの朝食やディナー(25000ポイント)
日々変わるものですので都度ご確認ください。
7営業日前の事前予約が必要なものも多いです。
またアメリカで有名なチケット販売サイト(LiveNation.comやTicketmaster.com)でもヒルトンアカウントとの連携ができ、ヒルトンポイントで購入可能です。
ちょっと見てみたところ140ドル=7万ヒルトンポイントや、600ドル=14万ヒルトンポイントなどでした。
1ポイントが0.2セント~0.45セント程度で、宿泊利用時の0.5セント以上より少し見劣りします。
ポイントを贈る(ポイントギフト)
ヒルトンポイントは友人や家族にプレゼントすることも可能です。
最大8万ポイントの贈呈まで。
贈るためには氏名、ヒルトン会員番号、Eメールアドレスが必要です。
個人情報も含まれるので基本的に仲のいい人限定でしょうね。
またプレゼントと言いながら購入が必要です。
1000ポイントが10ドルで購入できます。(最大の8万ポイントなら800ドル)
ポイントギフトは8万ポイントまでに対し、ポイントトランスファーは50万ポイントまで可能。
既に持っているポイントのアカウント間の移行、家族間での共有ならトランスファーしましょう。
ポイントを譲渡する(ポイントトランスファー)
ヒルトンポイントは譲渡することができます(Transfer Points)。
1000ポイントから可能で、最大500,000ポイント(50万ポイントまで)。
1年間で譲渡可能なポイントも50万ポイントまでで、受領できるポイントは200万ポイントが限度です。
また他アカウントへの譲渡は1年間で6回までが限度です。
ポイントギフト同様、譲渡する方の氏名、ヒルトン会員番号、Eメールアドレスが必要です。
よりステータスが高い方へポイントを集約させておきましょう。
私の場合、妻がヒルトンシルバー会員ですが、私がダイヤモンドなのでヒルトン宿泊はすべて私が予約しています。
そのため妻が貯めたヒルトンポイントは妻自身が使うことがないのです。笑
ポイントをプールする(共有)
ヒルトンポイントをプール(つまり共有)することができます。
実質的にポイント移行、譲渡と同じですね。
最大10人のヒルトンメンバーと共有できます。
プールメンバーは名前とヒルトンアカウントに基づいたEメールアドレスです。
参考となりそうな規約の日本語訳は以下です。
ヒルトン・オナーズ会員は、ポイントプールまたは1対1の譲渡により、ヒルトン・オナーズポイントを他のヒルトン・オナーズ会員に1,000ポイント単位で、最高500,000ポイントまで譲渡できます。各ヒルトン・オナーズ会員は、1暦年につき、ポイントプールまたは譲渡によるポイントの送信は50万ポイントまで、ポイントの受領は200万ポイントまでに制限されます。各ヒルトン・オナーズ会員は、1暦年につき他の会員アカウントへの譲渡を6回、ヒルトン・ポイント・プーリングの利用を6回に制限されます。
https://www.hilton.com/en/hilton-honors/guest/pool-points/
ポイントを寄附する
アメリカは日本より寄附の文化があります。
余ったマイルやポイントは寄附しますし、現金で寄附するアメリカ人も多いです。
またポイントの寄付によってアカウントに変動があり、ポイントの有効期限が延長できます。
ポイント、マイルを今すぐ使わない。
けど有効期限をとりあえず延長したい方は寄附もひとつの選択肢でしょう。
ヒルトンポイントの使い方とポイント価値の一覧表
ヒルトンポイントの使い方とポイント価値を一覧表にまとめました。
ポイント宿泊で0.5~1円以上の価値がありますが、ポイント交換することによって価値は半減します。
マイルへの移行は1万ポイント=1000マイル程度とかなり交換レートは悪いです。
ヒルトンポイントの使い方 | ヒルトンポイント数 | ポイント価値 |
---|---|---|
日本のヒルトン系列ホテル ⇒ダブルツリーやヒルトンホテルなど | 16,000~70,000程度 | 1pt = 0.5円程度 |
日本のヒルトン系列ホテル(高級) ⇒コンラッドやROKU KYOTOなど | 95,000~110,000程度 | 1pt = 1.2円程度 |
アメリカのヒルトン系列ホテル ⇒Hiltonなど | 16,000~70,000程度 | 1pt = 0.4~0.7セント程度 |
アメリカのヒルトン系列ホテル(高級) ⇒ConradやWaldorf Astoriaなど | 90,000~120,000程度 | 1pt = 1~1.6ドル程度 |
ポイント&マネー | 5,000~110,000程度 | 1pt = 0.5円~1.2円程度 |
エアラインマイル | 4,000~25,000 | 1pt = 0.1円 (10,000pt = 1,000マイル) |
Amazonショッピング | 500 | 1pt = 0.2セント (500pt = 1ドル) |
ライドシェアLyftクレジット | 4,500 | 1pt = 0.22セント (4,500pt = 10ドル) |
レンタカー(Alamo、National、Enterprise) | N/A | 1pt = 0.2セント (50,000pt = 100ドル程度) |
エクスペリエンス(体験):マッサージ | 50,000 | 1pt = 0.3セント程度 (50,000pt = 150ドル程度) |
エクスペリエンス(体験):ビュッフェなど | 25,000 | 1pt = 0.4円程度 (25,000pt = 10,000円程度) |
エクスペリエンス(体験):ライブ | 70,000 | 1pt = 0.2~0.45セント (70,000pt = 150ドル程度) |
ポイントギフト(購入が必要) | 1,000~80,000 | プライスレス |
ポイントトランスファー(家族間共有OK) | 1,000~500,000 | プライスレス |
ポイント寄附 | 1,000 | プライスレス |
ヒルトンポイントの使い方まとめ
今日はヒルトンポイントの使い方を整理してまとめてみました。
ポイントの使い方は以下11通りあります。
- ヒルトンホテルで無料宿泊する(特典滞在)
- 一部のポイントを利用して宿泊する(ポイント&マネー)
- エアラインマイルに交換する
- Amazonショッピングで使用する
- ライドシェアLyftの支払いで使用する
- レンタカー料金の支払いで使用する(アラモ、ナショナル、エンタープライズ)
- エクスペリエンス(体験)に使用する(コンサートやダイニング、スポーツイベントなど)
- ポイントを贈る(ポイントギフト)
- ポイントを譲渡する(ポイントトランスファー)
- ポイントをプールする(共有)
- ポイントを寄附する
ポイント移行は少し交換レートが悪くなるので基本的にはホテルでの無料宿泊のために使っていきましょう。
以上、少しでも参考になれば幸いです。