こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
今日は手数料最安で海外送金できるサービスWise(ワイズ)を紹介します。
大手メガバンクより安い手数料ですが、使い方は簡単です。
紹介クーポン経由で初回手数料が無料もしくは割引になりますので活用しながら海外送金のお役に立てれば幸いです。
僕が住んでいるアメリカを例に挙げますが、どの国でも基本的な使い方は同じです。
割引はどの国に住んでいても同じ割引金額が適用されますので安心してお使いください。
これから海外駐在や海外留学、海外旅行する方の必須サービスとなります。
(追記)
Transfer Wise(トランスファーワイズ)はサービス名がWise(ワイズ)に変更されました。
Wise(ワイズ)で海外送金する(最大600ドル分の手数料無料)
目次【本記事の内容】
- 1.Wise(ワイズ)とは(旧Transfer Wise トランスファーワイズ)
- 2.Wise(ワイズ)の海外送金手数料比較
- 2-1.楽天銀行、SMBC信託銀行プレスティア、三菱UFJ銀行などと比較可能
- 3.Wise(ワイズ)の口座開設
- 3-1.準備するもの
- 3-2.本人確認書類
- 4.Wise(ワイズ)の送金方法
- 4-1.日本からアメリカへの送金方法(三菱UFJ銀行に振り込み)
- 4-2.アメリカから日本への送金方法
- 5.Wise(ワイズ)の紹介クーポン【600ドル相当の手数料が割引】
- 5-1.500イギリスポンド(約8万円)相当の送金まで手数料無料
- 5-2.紹介コードを入力し忘れても30日以内なら追加可能
- 6.Wiseマルチカレンシー口座
- 6-1.50通貨以上を1つのアカウントで管理
- 7.【隠れ手数料ゼロ】Wiseデビットカード
- 7-1.毎月2回、最大3万円まで無料で現金の引き出しが可能
- 7-2.Wiseデビットカードの手数料
- 8.【手数料最安で海外送金】Wise(ワイズ)の使い方まとめ
Wise(ワイズ)とは(旧Transfer Wise トランスファーワイズ)
Wise(ワイズ)とはイギリスのロンドンに本社がある送金サービス会社です。
P2P(ピアツーピア)サービスともいわれ、従来の海外送金にかかる手数料を大幅に下げています。
従来の銀行の海外送金手数料は10%程度でしたが、ワイズは1%程度に下げることに成功しています。
関東財務局から資金移動業者としての免許も取得しており、日本では2016年からサービス提供しています。
以前までTransfer Wise(トランスファーワイズ)というサービス名でしたが、2021年にWise(ワイズ)に名称変更がありました。
そして2023年3月1日、ブランドイメージを刷新し、青を基調としたブランドロゴから緑色になりました。
Wise(ワイズ)の海外送金手数料比較
Wise(ワイズ)の海外送金手数料を比較してみます。
海外送金手数料だけではなく為替手数料も見なければなりません。
例えば20万円送金する場合、大手銀行は最低手数料があるので安く送金する場合でも6,000円発生します。
それがワイズの場合、透明な手数料によって1,400円程度しかかかりません。
40万円送金しても2,800円です。
しかも為替レートは最安レベルに安いです。
隠れコストが発生しないからです。
他行は為替手数料という見えないところで手数料をとってきます。
楽天銀行、SMBC信託銀行プレスティア、三菱UFJ銀行などと比較可能
Wise(ワイズ)は他銀行より安く海外送金できることを証明するために比較して表示しています。
WESTERN UNION、PayPal、楽天銀行、SMBC信託銀行プレスティア、三菱UFJ銀行と比較可能です。
三菱UFJ銀行なんかは海外送金手数料が6,000円もかかるので、1万円の送金で30ドルちょっとしか入金されません。
Wiseは為替手数料だけでなく、見えない海外送金手数料などもすべて考慮して提示してくれるので一目瞭然です。
手数料比較はワイズのホームページで会員登録する必要なく、実際に確認することができますので興味があればご自身でもチェックしてみてください。
僕がこのブログで説明するよりワイズ公式ホームページの記事読んだ方が信頼性、信ぴょう性があるので興味がある方は併せてお読みください。
【2023年版最新】安い!最新のおすすめ海外送金サービス6つを徹底比較
https://wise.com/jp/blog/overseas-remittance-charge
Wise(ワイズ)の口座開設
ここまでお読みになり、手数料を抑えて海外送金したい方向けにWise(ワイズ)の口座開設方法を紹介します。
実際に海外送金が決まっている場合は送金額を指定したあとに口座開設の手続きに移りましょう。
紹介クーポン経由の利用で600USDまで送金手数料が免除されます。
米国ドルだけでなくどの為替でも70,000円分くらいまで(正確には500GBP(イギリスポンド)相当)の手数料が割り引かれますのでアメリカ駐在、留学以外にもぜひご利用ください。
そもそも手数料安いので100万円送金しても6,400円分くらいの手数料なんですが、そのうち600円くらいは割引が適用されます。
Wise(ワイズ)で海外送金する(最大600ドル分の手数料無料)
最初は為替レートを固定して送金予約することはできませんが、一度口座開設してしまえば為替レートを決めた上で海外送金の手配も可能になります。
送金金額を決めた方は残る手順は口座開設です。
準備するもの
- 本人確認書類
- カメラつきスマートフォン
- 紙とペン
本人確認書類の画像は既に撮影してあるものはNGで、口座開設時にカメラをONにして撮影する必要があるためです。
また紙とペンは4桁の認証番号を書いて自分といっしょに自撮りする必要があるからです。
なりすましによる口座開設の防止策なのでしょう。
本人確認書類
日本国内在住の場合
ワイズの口座開設には本人確認書類のアップロードが必要になります。
顔が写っている日本の身分証明書およびマイナンバーが確認できる公的書類を準備しましょう。
マイナンバーカードがあれば1枚で顔写真とマイナンバーがどちらも確認できます。
日本の身分証明書は、
- マイナンバーカード
- 日本の運転免許証
- 2020年2月以前に発行された日本国パスポート
- 在留カード
のいずれか、
マイナンバーが確認できる公的書類は、
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- 6ヵ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票
のいずれかとなります。
海外在住の場合
アメリカに出国している方も口座開設可能です。
既に日本に住んでいない場合は出国済みのためマイナンバーカードは提出不要です。
パスポートおよび海外在住が証明できる公的書類を準備しましょう。
- 公共料金の請求書:電気、ガス、電話(携帯電話の請求書は不可)
- 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
- 税金の通知書
- 運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
- 他金融機関や政府機関発行の書類
- 車両検査証
既に出国済みを選択し、取引条件に同意すれば終了です。
スクリーンショットの画像は英語ですが、日本語に切り替えることも可能です。
Wise(ワイズ)の送金方法
日本からアメリカへの送金方法(三菱UFJ銀行に振り込み)
ワイズの送金方法は以下のステップとなります。
口座開設が済んでいる方は次回以降の送金はさらに簡単になります。
- 口座開設(本人確認書類提出)
- 送金金額を設定
- 自分の銀行からワイズの三菱UFJ銀行口座に送金
- 4営業日以内に海外口座に入金
初回のみ口座開設が必要なので約1週間必要ですが、2回め以降は2日程度で送金できるようになります。
送金手数料が見えているので大手銀行みたいに知らないうちに手数料を引かれる、ということはありません。
さらに見えている手数料も格安で、最低手数料もありません。
送金金額に応じて手数料が増えていくというシンプルな仕組みになります。
日本国内の銀行口座から海外の口座に直接送金するのではなく、一旦ワイズの口座(三菱UFJ銀行恵比寿支店)に振り込むことがポイントとなります。
ただし日本円で100万円が限度額となりますので、それ以上送金したい方は二回に分ける必要があります。
また自分の銀行口座からワイズの三菱UFJ銀行口座に振り込む必要があるので、振込手数料が無料だといいですよね。
それにしても海外の銀行口座に振り込みたいのに三菱UFJ銀行に振り込むのは少し変な気がします。笑
アメリカから日本への送金方法
まず会員登録していない方は紹介リンク経由で作成しておきましょう。
アメリカ在住の場合、前述のとおりマイナンバーカードは不要です。
パスポートとアメリカの住所が確認できる書類でアカウント作成できます。
アメリカから日本へ外貨送金する場合は以下のようにいくつか支払い方法に選択肢があります。
- 銀行口座(ACH)
- Wire Transfer(電信送金)
- Debit card(デビットカード)
- Credit card(クレジットカード)
- International wire(SWIFT)
- Wiseマルチカレンシー口座(Wise残高からの入金は手数料無料)
Wiseマルチカレンシー口座の場合は手数料無料なのですが、手数料がかかる方法のうち、Wire TransferとInternational wireが最安、ACHが次点で、カード払い(デビットカードやクレジットカード)は割高、というかほぼ論外となります。
アメリカ在住の場合は銀行口座連携はかんたんなのですが、登録住所が日本(すでに日本に帰国済み)だと、連携できない可能性があります。
その場合はWiseマルチカレンシー口座を作成してWiseのUSD残高にチャージしたうえでアメリカドルから日本円に両替する必要があります。
Wise(ワイズ)の紹介クーポン【600ドル相当の手数料が割引】
500イギリスポンド(約8万円)相当の送金まで手数料無料
ワイズには紹介クーポンがあります。
500イギリスポンドまでは手数料が発生しません。
アメリカドルの場合、600ドルまで手数料免除です。
Wise(ワイズ)の紹介クーポン(最大600ドル分の手数料が無料に)
1ドル130円と計算すると78,000円。
今の為替レートだと約8万円相当の海外送金まで手数料が無料になります。
仮に40万円送金する場合でも8万円分の手数料が引かれた上で海外送金されます。
手数料が安くなるなら使わない手はありませんね。
初回限定ですのでご注意ください。
上記の画像の場合、本来の手数料は2,793円でしたが、566円が割り引かれて2,227円が支払う手数料となります。
日本とアメリカ以外の海外送金にも使えますので、読者の方がどの国に住んでいても紹介制度は適用されます。
500イギリスポンド相当分まで現地通貨で計算されて手数料が差し引かれるので安心してください。
紹介クーポンを利用してお得に海外送金しちゃいましょう。
紹介コードを入力し忘れても30日以内なら追加可能
500イギリスポンド(600ドル)相当の送金手数料無料は初回限定となります。
ただし紹介コードを入力し忘れても30日以内なら追加可能です。
30日以内に追加で送金することがあるかは人それぞれですが、もし忘れてしまった場合でも次回のために登録しておきましょう。
紹介リンク経由で会員登録、口座開設するのが手っ取り早いのですが、アカウント画面から紹介リンクの入力に直接URLを入れて提出する方法もあるみたいです。
まぁ紹介リンクをご丁寧にコピペして入力するくらいなら、会員登録時に紹介リンク経由で作成してしまうのがやはり一番でしょう。
(紹介リンクにカーソルをあわせ右クリック、リンクのアドレスをコピーしてからアカウントの紹介リンク入力画面にURLを張り付けて提出すればいいのですが、、まぁ面倒ですよね。最終手段です)
Wiseマルチカレンシー口座
50通貨以上を1つのアカウントで管理
Wiseマルチカレンシー口座は50通貨以上を1つのアカウントで管理できます。
海外銀行の口座情報を持つことができ、海外にいるときと同じように外貨送金のやり取りができてしまうのです。
まさにボーダーレス。
50通貨は主要な外貨はすべて網羅しているので基本的には問題ないでしょう。
Wiseマルチカレンシー口座があれば日本円を入金しておき、他の50以上の外貨に両替することができます。
両替手数料はもちろんWiseの格安手数料になります。
海外旅行が好きな方は助かりますよね。
また以下の10か国からの送金を受け取りたい場合は、これらの国の銀行口座情報も持つことができます。
国内送金扱いになるので受け取り手数料がかからなくなります。
アメリカやWise本社があるイギリスなど以下の国があります。
- アメリカ
- イギリス
- ヨーロッパ(EU)
- オーストラリア
- ニュージーランド
- シンガポール
- ルーマニア
- カナダ
- ハンガリー
- トルコ
【隠れ手数料ゼロ】Wiseデビットカード
毎月2回、最大3万円まで無料で現金の引き出しが可能
Wise(ワイズ)は銀行のようにデビットカードを発行しています。
黄緑色したシンプルなデザイン。
発行手数料が1,200円かかりますが、海外旅行好きで両替するのが面倒な方は発行マストでしょう。
Wiseデビットカード1枚で自由自在に両替できます。
このWiseデビットカードは毎月2回まで、3万円まで海外ATMで引き出し手数料無料で現金を引き出すことができます。
3回以上の引き出しでも1回の出金あたり70円ですし、3万円以上の出金でも1.75%の手数料なのでクレカ使うよりお得です。
日本のクレジットカードはどこも海外為替手数料が3%以上かかりますが、Wiseデビットカードは1%以下に抑えられます。
やはりクレカの為替手数料や空港での両替手数料、手間などを考えるとWiseデビットカードは本当に重宝すること間違いないですね。
Wiseデビットカードの手数料
Wiseデビットカードの手数料について説明しておきます。
- カードの発行手数料:1,200円
- 速達配送(DHLで2日以内):1,298円から(おそらく配達先の地域による)
- 紛失交換手数料:640円
- 期限切れによる再発行手数料:無料
アメリカ在住の場合は速達配送対象外ですが、以下のとおり同じような金額設定です。
- カードの発行手数料:9ドル
- 紛失交換手数料:5ドル
- 期限切れによる再発行手数料:無料
どの地域でもWiseデビットカードは発行できますが、それぞれの国の通貨に基づいて計算されています。
【手数料最安で海外送金】Wise(ワイズ)の使い方まとめ
今日は海外送金に便利なサービスWise(ワイズ)を紹介しました。
口座開設方法も送金方法も簡単で、大手銀行より海外送金の手数料が安く、活用しない選択肢はありません。
日本にいるときよりも海外にいる方がマイナンバーカードの提出が不要なので本人確認が簡単です。
Wiseマルチカレンシー口座では50通貨以上を1つのアカウントで管理でき、Wiseデビットカードは毎月2回3万円まで海外ATMで無料で現金の引き出しもできます。
海外旅行にも便利なサービスが付帯してリブランドされたWise。
初回限定ですが600ドル相当分の割引クーポンもありますので、ぜひ海外留学や海外駐在の準備資金に必要な海外送金をお得にしちゃいましょう。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
Wise(ワイズ)で海外送金する(最大600ドル分の手数料無料)