こんにちは、アポロです。
久しぶりにUS Bank口座にログインしたところ、予想外の手数料が引き落とされていることに気づきました。
それが「休眠口座手数料(Dormant Service Charge)」です。
12ヶ月以上口座に動きがないと、毎月5ドルずつ自動で引き落とされる仕組みになっています。
今回は、実際に手数料が発生した経緯と、その仕組み、そして効果的な対策方法について詳しく解説します。
US Bankの休眠口座手数料の仕組み
US Bankでは、12ヶ月以上口座の残高に動きがない場合、休眠口座(Dormant Account)とみなされます。
そして、休眠状態になると毎月5ドルの手数料が自動的に引き落とされます。
この手数料の厄介な点は、事前の通知がないことです。
メールや郵便での警告もなく、気づいたら勝手に引き落とされています。
規約には書いてあるんでね。
さらに、一度手数料が発生し始めると、残高がマイナスになるまで5ドルずつ引き落とされ続けます。
例えば、口座に100ドル残っていた場合、20ヶ月後には完全にゼロになってしまう計算です。
特に帰国後に口座を維持している人にとって、非常に気づきにくい落とし穴と言えます。
実際に手数料が発生した経緯
私の場合、そろそろ解約しようかなとたまたまUS Bankにログインした際に、口座履歴を確認して初めて気づきました。
明細を見ると「Service Charge – $5.00」という項目がありました。
口座維持管理手数料の最低金額はキープしていたはずなのに口座残高が減っていたのです。
1ヶ月分の手数料が既に引き落とされていました。
幸いにも1ヶ月分だけで気づくことができましたが、これを放置していたらどうなっていたことやら。
毎月5ドルずつ残高が減り続け、気づいた時には口座残高がほとんどなくなっていた可能性もあります。
実際、SNSやフォーラムを見ると「US Bankの残高が勝手に減っていた」という報告も多数見られます。
帰国後になんとなく維持していましたがクレカの支払いメインはChase銀行にしていました。
特に海外駐在後は日常的にUS Bankを使わなくなるため、数ヶ月以上ログインしないことも珍しくありません。
その間に休眠口座手数料が発生し、気づかないうちに残高がゼロになってしまうケースが多発しているのです。
休眠口座手数料を防ぐ対策方法
では、この休眠口座手数料を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
最も重要なポイントは、12ヶ月以内に必ず口座に何らかの取引履歴を作ることです。
ここで注意したいのが、単にログインするだけでは「口座の動き」とはみなされないという点です。
実際に入金や出金、振込などの取引が必要になります。
定期的に少額でも入出金する
最もシンプルな方法は、定期的に少額でも入出金することです。
例えば、半年に一度、1ドルでも入出金しておけば休眠状態を防げます。
ただし、海外からの送金は手数料がかかることが多いため、米国クレカの支払いが現実的と言えるでしょう。
定期的なログインだけでは防げない
繰り返しになりますが、重要なのは「ログインするだけでは不十分」という点です。
口座残高を確認したり、明細をダウンロードしたりするだけでは、取引履歴にはカウントされません。
必ず入金、出金、振込、引き落としなど、実際の金銭的な動きを伴う取引が必要です。
まとめ
US Bankの休眠口座手数料は、12ヶ月以上口座に動きがないと毎月5ドルずつ自動で引き落とされる仕組みです。
US Bankに限らずアメリカの銀行口座は休眠口座手数料が発生します。
事前通知がほとんどないため、気づかないうちに残高が減っていくリスクがあります。
対策としては、定期的に少額でも入出金することが有効です。
特に海外駐在員や帰国後にUS Bankの口座を維持している方は、最低でも年に1回は必ず口座を動かすようにしましょう。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
















