こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
最近、日本にいる友人と投資について話しました。
僕はアメリカ駐在員として米国株に投資しているのですが、友人は不動産のクラウドファンディングに出資しているそうです。
僕はエンジニアとしてハイテク系の株式を中心に購入し、1級建築士の友人は不動産関連に投資。
やはり興味のあるものに投資したがるのが人間の本能みたいです。
よく分からない壺とかに投資したくないですもんね笑。
最初は友人も変な詐欺話に引っかかってやいないかと心配だったのですが、話を聞いているうちにちゃんと友人も投資成績をしっかりプラスで運用していることが判明しました。
会員登録するにははがきを受け取る必要があるので日本在住者向けのサービスとなりますが、日本帰国時に向けて不動産クラウドファンディングについて調査してみました。
そこで今日は日本の不動産クラウドファンディングの仕組みについて、調べてみたことをまとめてみたいと思います。
目次【本記事の内容】
- 1.不動産クラウドファンディングとは
- 2.不動産クラウドファンディングのメリット
- 2-1.物件の管理はプロに任せられる
- 2-2.平均利回りが4%以上期待できる
- 2-3.最低投資金額は1万円から
- 2-4.優先劣後システム採用
- 3.不動産クラウドファンディングのデメリット
- 3-1.元本割れのリスクあり
- 3-2.雑所得として確定申告が必要
- 3-3.先着順で出資できない可能性も
- 3-4.会員登録しないと物件情報が閲覧できない
- 4.不動産クラウドファンディングおすすめ比較4選
- 4-1.ホリエモンロケットにも投資できる「利回りくん」
- 4-2.【東証プライム上場企業運営】Jointα (ジョイントアルファ)
- 4-3.【最短4ヵ月からの運用期間】FANTAS funding
- 4-4.【セゾンポイントで投資可能】Rimple (リンプル)
- 5.不動産クラウドファンディングおすすめ比較4選まとめ
不動産クラウドファンディングとは
クラウドファンディングという言葉は聞いたことあるでしょうか。
何らかのプロジェクトを遂行するために希望者から出資を募ることです。
それの不動産バージョンとなります。
不動産投資したくても銀行からの借入が面倒、修繕費とか考えたくもない、けど銀行は金利低いから余剰資金を少しでもうまく運用したい。
そんなときにみんなが少しずつ出資して不動産できるサービスが不動産クラウドファンディングです。
孫悟空でいえば元気玉です。
不動産クラウドファンディングのメリット、デメリットをそれぞれまとめてみました。
不動産クラウドファンディングのメリット
物件の管理はプロに任せられる
投資に興味がある方は一度は不動産投資にも興味を持った方が多いでしょう。
ただしどんな投資もいっしょで高く確実なリターンを期待するなら勉強が必要です。
素人が手を出すと間違いなく失敗します。
そのため株式投資ならETFで分散投資するなどでリスクヘッジすることができます。
不動産投資なら不動産クラウドファンディングを選ぶことで気軽に不動産投資の世界を味わうことができます。
実際に不動産投資する人は銀行から多額の借入金をして、物件選定や契約に膨大な手間と時間がかかります。
アパートを購入したあとも定期的に修繕費が必要になります。
そんな煩わしい作業は全て不動産のプロに任せてしまいましょう。
不動産クラウドファンディングのサービスなら1~10万円から投資可能で気軽に始められます。
REITと異なり株式市場にも左右されることが少ないです。
投資前後の手間は全てプロに任せ、応援したい物件を探すのみでOKです。
平均利回りが4%以上期待できる
不動産クラウドファンディングは4%以上の利回りが期待できます。
だいたい5~10%の利回りを目指しているサービスが多いです。
正確にいえば株式投資といっしょで20%超の税金が発生するので5%の利回りを達成しても税引き後は4%弱のリターンになります。
それでもただ銀行に預けているより期待できる利回りですよね。
最低投資金額は1万円から
不動産投資をする場合、貯金だけでは始めることはできないでしょう(ほとんどのサラリーマンにとって)。
銀行からの融資をお願いすることになります。
それも貴重な経験になるかもしれませんが、投資はあくまでも余剰資金でするのが鉄則です。
不動産クラウドファンディングなら最低1万円からの資金で始めることができます。
貯金が銀行口座に眠ったままであれば、少額でも投資すると利回りが期待できるでしょう。
優先劣後システム採用
優先劣後システム。
難しい単語が登場しました。
しかし優先劣後システムは投資のリスクを減らし、元本を最大限に保証してくれます。
1億円の物件があった場合、投資家からの出資を優先出資、事業者からの資金を劣後出資とし、万が一売却額が1億円を下回った場合でも事業者からの劣後出資分から相殺してくれます。
https://www.fantas-funding.com/static/about
物件にもよりますが、どのサービスも10~30%を事業者が劣後出資してくれます。
仮に30%劣後出資していた場合、1億円の物件のうち7000万円をクラウドファンディングで出資を募り、3000万円は事業者負担です。
売却時に7000万円以上の価値があり、売却できた場合は出資者の負担はゼロ、全て劣後出資者の負担となります。
反対に7000万円以下の価値まで下がってしまった場合、7000万円と売却金額との差額は出資者負担となります。
ただし事業者も不動産のプロで、利益になるような物件を選ぶ眼があります。
クラウドファンディングサービスはかなり多いのでマイナスになる物件ばかり選んでいたら会員が離れてしまうので、そこは信じていいかもしれません。
(元本保証は出資法で禁じられています。2020年9月に起こったジャパンライフの詐欺事件は元本保証で利回り6%をうたっていました。基本的にリスクがなければリターンは得られません。おいしい話は疑いましょう)
不動産クラウドファンディングのデメリット
元本割れのリスクあり
目指していた入居率が達成できなかった等さまざまな要因で元本割れするリスクはあります。
あくまでも不動産クラウドファンディングは投資金額が低い不動産投資でもありますので、余剰資金で運用するなど生活費まで使い込まないように注意しましょう。
雑所得として確定申告が必要
不動産クラウドファンディングも利益が見込める投資ですので、年間20万円以上の利益が出た場合、確定申告が必要になります。
不動産クラウドファンディングの利益は雑所得扱いです。
特別口座として会員登録するサービスが多く、税引き後の利益が振り込まれます。
簡単に説明しましたが、詳しくは確定申告の方法を解説したブログなどを見てみてください。
先着順で出資できない可能性も
最近、希望者が増えて不動産クラウドファンディングに出資できない、落選したという報告も聞きます。
物件によっては先着順というものも存在します。
また不動産投資というと銀行から借入して高級マンションに投資するイメージが強いと思いますが、不動産クラウドファンディングの場合、ホテルや旅館、老人ホームや保育園など社会から求められる物件にも出資できます。
応援した物件があるといいですね。
会員登録しないと物件情報が閲覧できない
ホームページに過去の物件情報や利回り結果を公開している企業もありますが、基本的には会員登録しないと物件情報は閲覧できません。
オンラインで会員登録できるのですが、はがきが届き、その情報を入力する必要があるので、どうしても1週間くらいかかってしまいます。
少しでも不動産クラウドファンディングに興味がある方はいくつかのサービスの会員登録に申し込むのも手です。
会員登録は全て無料です。
物件が気に入らなければ出資に応募しなければいいだけの話です。
会員登録すると無料でファイナンシャルプランナーに相談できるメリットもあったりするので、気軽に会員登録してみてはいかがでしょうか。
不動産クラウドファンディングおすすめ比較4選
ここからは不動産クラウドファンディングのおすすめサービスを厳選して4つ紹介します。
東証プライム上場企業が運営しているサービスや一口1万円から手軽に始められるクラウドファンディングも。
全て会員登録は無料ですので、少しでも気になる方は会員登録してみてどんな不動産があるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。
ホリエモンロケットにも投資できる「利回りくん」
株式会社シーラが展開するサービス、利回りくん。
社会貢献型の投資先が特徴です。
利回りくんの最近の目玉は何と言ってもホリエモンロケットではないでしょうか。
堀江貴文氏が設立したベンチャー企業、インターステラテクノロジズ株式会社はご存じでしょうか。
インターステラテクノロジズのロケットファンドも案件のひとつでした(2021年12月時点で募集終了)
社会貢献しながら年利5%前後の収入を得る。
素敵な取り組みですよね。
シーラが利回りくんを始める前のサービスについては以下。(既にサービス終了しているので参考のみ)
なおシーラではワンルームマンション経営者も募集しています。
無料で面談ができますので興味があればとりあえず相談してみるのもいいかもしれません。
シーラのワンルームマンション経営【東証プライム上場企業運営】Jointα (ジョイントアルファ)
Jointα(ジョイントアルファ)は東証プライム上場企業のあなぶき興産が運営しています。
上場企業は安心できますね。
ジョイントアルファは10万円からはじめられる不動産投資となっています。
優先劣後システムももちろん採用しており、他社より劣後割合が大きく、元本割れのリスクがかなり低くなっているのが特徴的です。
あなぶき興産は香川県高松市に本社があるため、首都圏の不動産だけでなく地方の優良物件も取り揃えています。
【最短4ヵ月からの運用期間】FANTAS funding
FANTAS fundingも1口1万円から投資可能で、運用期間は最短4か月です。
賃貸または売却時の収益に基づいた配当金の分配を受けられる仕組みとなっています。
オンラインで申し込み可能ですので不動産投資に少しでも興味があればまずは会員登録になってみてはいかがでしょうか。
またFANTASでは無料で90分の税金対策セミナーを実施しています。
ファイナンシャルプランナーが講師となり、自分に向いている節税対策(資産運用やマンション投資など)を分かりやすく解説してくれます。
サラリーマンというだけで納税する義務がありますが、税金について賢く学んで生活を豊かにしませんか。
【セゾンポイントで投資可能】Rimple (リンプル)
Rimple(リンプル)も東証プライム上場企業のプロパティエージェントによって運営されています。
(追記:東証プライム上場廃止になりました)
プロパティエージェントが自社開発した高利回りの優良物件を豊富に取り揃えています。
1口1万円からの少額投資も可能永久不滅ポイントのセゾンポイントでも投資が可能です。
不動産クラウドファンディングおすすめ比較4選まとめ
今日は不動産クラウドファンディングについて紹介しました。
利回りは4%以上を目指しているサービスが多く、一口1~10万円から手軽に出資することができます。
銀行からの借入も不要で、余剰金をうまく運用することも可能です。
不動産クラウドファンディングのサービスは全て会員登録は無料ですし、しつこく投資するように迫られることもありません。
そもそも出資に応募しなければ何も起こりません。
会員登録の手続きは基本オンラインでできますが、はがきを受け取るというプロセスが挟むので1週間程度は必要です。
興味が湧いた方は物件閲覧のためにいくつか気になったサービスに無料会員登録してみてはいかがでしょうか。
なんでも行動が全て。
しかし投資は自己責任で。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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