MRポイントは・・・お好きですか?
僕は大好きです。
分かった方はきっとバスケットマン。
こんにちは、仙道彰です。
じゃなかった、アポロです。
冒頭の挨拶が分からなかった方もまだあわてるような時間じゃありません。
スラムダンク全巻読み直してからまた来てください。
今日はアメリカのクレジットカード、アメリカンエクスプレスのMRポイントの利用制度について説明します。
日本のアメックスカードでも同様のMRポイントがありますが、交換方法、利用方法が異なります。
在米の方でアメリカのアメックス発行カードをお持ちの方のみ適用されます。
日本在住の方は参考程度にお読みください。
僕自身、MRポイントが貯まるクレジットカードを持っているのですが、ほぼ自分のために調べて備忘録のためにまとめ、ついでにブログ記事にしています。
詳細はご自身でも調べてくださいね。
Twitterで聞いてみたメインのクレジットカードについてはこちら。
MRポイントが貯まるクレカが大人気でした。
目次【本記事の内容】
- 1.アメックスのMRポイントとは
- 2.エアラインマイルに移管
- 2-1.スターアライアンス系
- 2-2.ワンワールド系
- 2-3.スカイチーム系
- 2-4.独自系
- 2-5.ANAと提携している対象航空会社
- 2-6.JALと提携している対象航空会社
- 3.提携ホテルのポイントに移管(ヒルトンやマリオット)
- 4.Amexトラベルサービス利用時に交換(航空券やホテル、レンタカー)
- 5.アメックスカード提携サービスに利用(AmazonやGrubhubなど)
- 6.ギフトカード購入に利用
- 7.普段の支払いに利用
- 8.アメリカのアメックスMRポイント利用方法まとめ
アメックスのMRポイントとは
アメックスのMRポイントとは、クレジットカード会社アメリカンエクスプレスが発行するポイントのことで、アメックス独自のクレジットカードを利用すると貯まります。
アメックス独自のクレジットカードとは、アメックスゴールドとかアメックスグリーンのことです。
MRポイントはMembership Rewards(メンバーシップ・リワード)ポイントの略です。
同じ名前が日本のアメックス発行のクレジットカードでも使われていますが、交換方法や交換先は日米で異なりますのでご注意ください。
MRポイントが貯まるクレジットカードを持っていると、アメックスのサイトから交換サービス、利用サービスが確認できます。
エアラインマイルに移管
MRポイントを一番お得に交換できる方法はエアラインマイルに交換する方法です。
日本人駐在員はMRポイントをANAマイルに移管する方が多いように思えます。
そのためまずエアラインマイルの提携先を紹介します。
18のエアラインと提携していました。
各国の航空会社は航空連合(エアライン・アライアンス)を組んでおり、アライアンスが同じであればコードシェアなども利用できます。
アライアンスは大きく分けて、ANAが所属するスターアライアンス系、JALが所属するワンワールド系、デルタ航空で有名なスカイチーム系、これらのアライアンスと提携する独自系があります。
独自系のマイルはスターアライアンス系のマイルにも、ワンワールド系のマイルにも交換できます(もちろんスカイチーム系にも)。
同じアライアンスであれば違う航空会社の航空券にもマイルを利用でき、非常に奥が深いです。
たとえばJALとアメリカン航空は同じワンワールド系で、ダラスからたとえばメキシコのロスカボスにアメリカン航空で行く場合でも、JALマイル、AAマイルどちらも使うことができ、それぞれ必要マイル数が異なることがあります。
本記事はMRポイント交換先をまとめた記事ですので効率的な交換方法について詳細は割愛します。
アライアンスごとにまとめていますが、コロナ禍で提携エアラインの脱退や変更することがありますので、マイルに交換する際は最新情報をご自身でお調べの上、交換するようにしてください。
スターアライアンス系
MRポイントをスターアライアンス系に交換する場合、以下のエアラインがあります。
- ANA(全日空)
- AIR CANADA(エアカナダ)
- AVIANCA LIFEMILES(南米;アビアンカ航空)
- SINGAPORE AIRLINES(シンガポール航空)
やはり日系のANAのマイルに交換する方が多いです。
ANAマイルは特典航空券に交換すると3~5円くらいの価値になり、マイルを提携利用先(たとえば楽天とか)で使っても1マイル1円で交換できるのでMRポイントの価値が非常に高く感じます。
ワンワールド系
MRポイントをワンワールド系に交換する場合、以下のエアラインがあります。
- BRITISH AIRWAYS(ブリティッシュ・エアウェイズ)
- ASIA MILES(アジアマイル;JALやキャセイパシフィック、アメリカン航空)
- IBERIA PLUS(スペイン;イベリア航空)
- QANTAS LOYALTY(オーストラリア;カンタス航空)
残念ながら直接JALマイルに交換できないのですが、ブリティッシュ・エアウェイズのマイルに一度交換してからJALの路線に乗ることもできます。
スカイチーム系
MRポイントをスカイチーム系に交換する場合、以下のエアラインがあります。
- DELTA AIR LINES(デルタ航空)
- AEROMEXICO(メキシコ;アエロメヒコ航空)
- AIR FRANCE(エールフランス)
- ALITALIA(イタリア;アリタリア航空)
スカイチームで有名なのはやはりデルタです。
デルタ航空はマイルに有効期限がないのが魅力ですが、少し使いづらいです。
アメリカから日本への直行便もありますが、必要マイル数が多いと聞いたことがあります。
デルタのマイルといえばライドシェアLyftに乗っても貯まるので(ヒルトンポイントも貯まるので)忘れずに登録しておきましょう。
独自系
最後に独自系のエアラインについて。
これらはアライアンスには入らず、各エアラインが独自のマイルプログラムを作り、好きなエアラインと提携しています。
備忘録も兼ねてエアラインがある国も記載しておきました。
- AerClub – Aer Lingus(アイルランド;エアリンガス)
- EMIRATES(ドバイ;エミレーツ航空)
- ETIHAD AIRWAYS(アブダビ;エティハド航空)
- JETBLUE(アメリカ;ジェットブルー)
- HAWAIIAN AIRLINES(ハワイアン航空;JALやジェットブルーなどと提携)
- VIRGIN ATLANTIC AIRWAYS(イギリス;ヴァージン・アトランティック航空)
ANAと提携している対象航空会社
MRポイントをエアラインマイルに交換する場合、前述のとおり合計18のエアラインがあります。
アライアンスごとにまとめましたが、ANAとJALに乗りたい方向けにANA/JALと提携している対象エアラインを紹介します。
ANAはスターアライアンス系のエアラインです。
MRポイントは幸いなことにANAに直接マイルが交換できますが、ほかにスターアライアンス系など、以下のエアラインのマイルに交換してもANAの特典航空券が利用できます。
- ANA(全日空)
- AIR CANADA(エアカナダ);スターアライアンス
- AVIANCA LIFEMILES(南米;アビアンカ航空);スターアライアンス
- SINGAPORE AIRLINES(シンガポール航空);スターアライアンス
- ETIHAD AIRWAYS(アブダビ;エティハド航空);独自系
- VIRGIN ATLANTIC AIRWAYS(イギリス;ヴァージン・アトランティック航空);独自系
JALと提携している対象航空会社
JALはワンワールド系のエアラインです。
残念ながらMRポイントの交換先としてJALはないのですが、ワンワールド系エアラインや独自系エアラインのマイルに交換することによってJALの特典航空券が利用できます。
ほかにもワンワールド系アメリカン航空のマイルに交換してからJALの特典航空券に交換する方法もあります。
- BRITISH AIRWAYS(ブリティッシュ・エアウェイズ);ワンワールド
- ASIA MILES(アジアマイル;JALやキャセイパシフィック、アメリカン航空);ワンワールド
- IBERIA PLUS(スペイン;イベリア航空);ワンワールド
- QANTAS LOYALTY(オーストラリア;カンタス航空);ワンワールド
- EMIRATES(ドバイ;エミレーツ航空);独自系
- HAWAIIAN AIRLINES(ハワイアン航空);独自系
提携ホテルのポイントに移管(ヒルトンやマリオット)
MRポイントはアメックスと提携しているホテルのポイントにも移管できます。
2021年3月時点で以下の3ホテルのポイントに交換できます。
- Choice Privileges(日本ではComfortホテルで有名)
- ヒルトンホテル
- マリオットホテル
Choice Privilegesは日本ではComfortホテルがありますね。
Choice Privileges及びマリオットは1000MRポイントに対して1000ホテルポイント、ヒルトンのみ1000MRポイントに対して2000ヒルトンポイントに交換できます。
個人的にはホテルポイントに交換するならヒルトンに移管するのがいいと思いますが、お好きなホテルブランドを選択しましょう。
割と頻繁にホテル交換レートが上がる瞬間があるので、エアラインマイルにうまく交換できない場合などはタイミングを考慮してホテル系のポイントに交換してみてはいかがでしょうか。
ヒルトンはポイント交換率がよくなるプロモーションをよく行っている印象があります。
Amexトラベルサービス利用時に交換(航空券やホテル、レンタカー)
Amexにはトラベルサービスがあります。
航空券やホテル、レンタカーなど、旅行時に必要な支払いがMRポイントで支払うことができます。
航空券は交換レートが高く10000MRポイントに対して100ドル、ホテルやレンタカーは10000MRポイントに対して70ドルという交換レートとなります。
やはりMRポイントはできるだけ航空券に使いたいですね。
アメックスカード提携サービスに利用(AmazonやGrubhubなど)
アメックスが提携しているサービスにも利用することができます。
AmazonやGrubhubが有名どころです。
ほかにはWalmartやDellなどがあります。
2021年3月現在で以下の企業が該当します(アルファベット順)。
企業によって換金率は異なりますが、最大で10000ポイントあたり70ドル相当に値します。
- Amazon
- Best Buy
- Boxed
- Dell
- Grubhub
- JustGiving
- NYC Taxi
- Newegg
- PayPal
- Rite Aid
- Saks Fifth Avenue
- Seamless
- Staples
- Ticketmaster
- Walmart
ギフトカード購入に利用
MRポイントは各種ギフトカードにも交換できます。
交換レートは交換先によりますが、ヒルトンやマリオットなどの有名ホテルは10000MRポイントで70ドル、フード系のレストランでは最大100ドルになります。
リストアップするには数が多すぎるので、興味があればアメックスの公式サイトから確認してみてください。
普段の支払いに利用
さいごにMRポイントは普段のクレカ支払いに利用することができます。
10000MRポイントあった場合、60ドル相当になります。
現金には直接換金できませんが、ほぼ現金みたいな扱いとなります。
換金率はトラベル系と比較すると下がりますが、奥の手として覚えておきましょう。
アメリカのアメックスMRポイント利用方法まとめ
今日はアメリカのアメリカンエキスプレスカード、アメックスMRポイントの利用方法、交換方法をまとめました。
MRポイントの利用先及び10000MRポイントの価値はそれぞれ以下のとおりとなります。
- エアラインマイルに移管⇒100ドル以上
- 提携ホテルのポイントに移管⇒70ドル
- Amexトラベルサービス利用時に交換⇒航空券は100ドル、ホテルなどは70ドル
- アメックスカード提携サービスに利用⇒最大70ドル
- ギフトカード購入に利用⇒ホテル系は70ドル~、フード系は最大100ドル
- 普段の支払いに利用⇒60ドル
僕自身、MRポイントを貯まるクレジットカードは割と後半に作成しました。
交換先を考えるのが面倒なのが正直な理由です。
それでもクレカを保有してからMRポイントの魅力に気付いたので、同じような境遇の方のアメックス作成の一押しになれば嬉しいです。
以上、少しでも参考になれば幸いです。