AMEXポップアップ出現したときに行動したい対策

AMEXポップアップメッセージ

こんにちは、陸マイラーのアポロです。

今日はアメリカのクレジットカード発行会社、アメリカンエクスプレスのクレジットカード発行時に出現するポップアップについて解説していきます。

なぜポップアップが出現するのか、出現したら何をしたほうがいいのか考察してみました。

あくまでも個人の所感であり、アメックスに確認したわけではないので絶対的な正解はありません。

参考程度にご覧いただき、何かのヒントや気づきになればと思います。

目次【本記事の内容】

アメックスのポップアップとは

アメリカンエクスプレスはクレジットカードを発行するだけで入会ボーナスがもらえるクレカ会社で有名です。

そして銀行系クレカより審査が甘く、駐在員がJAL/ANA USAカードの次に発行することでも有名です。

クレカ中上級者はChaseのクレカを狙い、SapphireやHyattのクレカを発行する人もいます。

審査のゆるいアメックスさんでもときに非情な判断を下します。

それがアメックスのポップアップです。

ポップアップが出るとクレカ申請自体は可能なので発行できる可能性がありますが、入会ボーナスはもらえません。

僕のような入会ボーナス狙いの陸マイラーつぶしとも言えます。

入会ボーナスだけもらって1年後に年会費が発生するタイミングで解約する人が一定数いたんでしょう。

ポップアップが出たときの詳しい経緯はこちらにも記載しました⇒

コロナ禍で多少ゆるくなっているかもしれませんが、Twitterなどの情報を見る限り、まだポップアップ報告をたまに見かけます。

これをやれば間違いなくポップアップは消せる!という魔法はないのですが、出現確率を下げることはできます。

成功確率を上げるためには失敗要素をできるだけ下げておきましょう。

僕が最近ハマっている西野亮廣の本にも書いてありました笑。

プペルの映画観たいなぁ。

AMEXポップアップが出現する要因候補

AMEXポップアップメッセージ

ここではポップアップが出現する要因候補をリストアップしてみます。

あくまでも可能性で答えではありませんが、システムが自動的に検知している以上、エンジニアが何らかのプログラムを組んでいることは間違いありません。

ポップアップにヒントが書いてあるので、エンジニアとして理系の大好きな因数分解をしてみました。

発行枚数が決まっている

簡単なところからいきましょう。

アメックスは発行枚数が決まっています。

前までは5枚まで保有できました。

現在は4枚までに厳しく改悪されています。

まぁ普通に生活している分にはクレジットカードなんて1,2枚あれば十分なのですが。

枚数制限の発行枚数はビジネスカードも含まれます。

申請を繰り返してミニマムスペンドを達成した後、タンスに大事に保管されているクレジットカードがないか確認してみましょう。

なおコーポレートカードやセンチュリオンカード(企業と提携していないアメックス独自のカード。アメックスゴールドなどMRポイントが貯まるタイプ)はカウントされません。

発行上限額が決まっている

クレジットカードには発行上限額が決まっています

各会社で独自に設定しており、個人の年収でも変わってくるので一概にいくらまでとは言えません。

ただし上限があるのは間違いありません。

銀行系のクレカのほうが上限枠が高い傾向があります。

アメックスだけを見てもいくらか上限額が決まっており、発行枚数を増やしていくと確認できます。

一例として発行上限枠は以下のように変化していきます。

1枚目:$10,000

2枚目:$10,000

3枚目:$5,800

このように急に上限額が下がった場合、個人が持てる上限に達した可能性があります。

Introductory APRオファーを利用している

僕は利用したことがありませんが、クレジットカードにはIntroductory APRオファーというものが存在します。

APRはAnnual Percentage Rateの略です。

オファーは通常0%で、12か月とか18か月の間、金利がゼロになるプロモーションオファーです。

学生とか、クレカでよく買い物をする方は金利ゼロはありがたい存在かもしれません。

ポップアップにも明記している以上、変数のひとつなのは間違いありません

入会オファーの回数もしくは頻度に制限がある

アメックスの入会オファーに何らかの制約があると推測しています。

もらった回数か、もらった頻度に分けられます。

アメックスはシステム上2か月連続でクレカ申請することも可能です。

実際、僕はオファーにつられて2か月連続で申し込んで即アプルーブされたこともあります。

ただし入会オファーをもらった回数や申請頻度が多くなるとポップアップが出てくる可能性が高まると思います。

入会オファー狙いの申請と判断される

入会オファー狙いの申請と判断されてもポップアップが出てきそうです。

具体的にはミニマムスペンドが3000ドルだった場合、利用回数1回で3000ドルを支払い、普段の買い物では使わず放置したときが続くと入会ボーナス狙いと判断されても仕方ないでしょう。

自分がアメックスの社員だったら、どんな人にアメックスのクレジットカードを持ってもらいたいでしょうか。

子供の学費3000ドルを一括で支払ってタンスに放置、1年後に解約するAさん、3か月で30回利用してようやく3000ドルを達成するBさん。

どちらに入会ボーナスを渡したいでしょうか。

クレジットカードの発行および解約回数に制限がある

クレジットカードを申請する時点でいつかは解約しなければなりません。

陸マイラーによくあるのは1年後に解約してしまうことです。

年会費が発生するので入会ボーナスもらったら解約したくなるのも理解できます。

ただしアメックスのポップアップにも記載あるとおり、発行や解約を繰り返しているとポップアップが出てくるのは間違いなさそうです。

ポップアップ出現時の対策

ここまでアメックスのポップアップになりえそうな要因をリストアップしてきました。

可能性を洗い出したあとはひとつひとつ対策を検討していきます。

ポップアップが残念ながら出てしまった方で、まだ行動していない項目がある場合、試してみる価値はあると思います。

AMEX発行枚数を3枚以下にする(ビジネスカード含む)

AMEXは上限発行枚数が4枚までとなっています。

前述のとおり発行枚数にはビジネスカードも含まれますが、コーポレートカードやアメックス独自のカードは含まれません。

お手持ちの発行枚数を確認し、3枚以下(つまり上限4枚に達していないか)確認しましょう。

解約する場合も1年以上持っていないと最悪入会ボーナスの没収か、ペナルティがつく可能性があるので、発行期間も確認した上で焦らずに3枚以下にしましょう。

発行上限額を下げておく

クレジットカードを発行してすぐにやってもいいことが上限枠を下げることです。

これは不正防止にも役立ちます。

最初から1万ドル以上の上限を支給され、何枚も発行するとその分リスクが増えます。

渡米当初は家具など調達することもありますが、普段から1万ドルや2万ドルを利用することは滅多にありません。

メインのカードのみ上限を少し多めにし、それ以外は最低限に下げておきましょう。

アメックスのチャットで依頼すれば即日対応してくれます。

Introductory APRオファーは極力利用しない

僕は金利ゼロのオファーを利用したことありませんが、ポップアップに明記されている以上、要因のひとつです。

むやみやたらにIntroductory APRオファーを利用しないように気をつけましょう。

金利ゼロは嬉しいですが現在持っている貯金以内でクレカを利用すればAPRゼロオファーは利用する必要ありません。

数ヶ月待つ(次回申請までできれば90日以上空ける)

クレカの発行頻度が多くなるとポップアップが出てしまうかも。

対策として次回申請まで数ヶ月待ちましょう

クレカ会社にもよりますが90日以内に申請するとDeclineされる可能性が高まります。

90日以降おとなしくして再チャレンジしましょう。

利用回数や利用金額を増やす

アメックスにメリットがあるかのような顧客を目指しましょう。

具体的には利用回数や頻度、利用金額を増やしてAMEXクレカを新規発行しても継続して利用するかのような顧客と思わせましょう。

我が家の場合、メインの支払いは僕のクレカで支払うことがほとんどです。

そのため妻アカウントではアメックス1枚しか持っていなくてもポップアップが出現しました。

ミニマムスペンドを達成して入会ボーナスをもらったあとはほぼ使っていませんでした。

入会ボーナス狙いと勘違いされても仕方ないでしょう。

妻アカウントでポップアップをなくすためにはたまに妻カードでも利用してみるのも対策になるかもしれません。

クレジットカード発行の戦略を考えてから申請する

陸マイラーとして出口戦略も重要です。

クレジットカードを発行するということはいつか解約するタイミングが出てきます。

解約は1年後なのか駐在期間終了時なのか、日本まで持って帰るのか。

アメリカには魅力的なクレジットカードは多数あります。

ポップアップが出現しないことが一番ですが出現する前にほしいカードを入手できるよう、発行戦略を事前に考えるのも楽しいかもしれません。

AMEXポップアップ出現時に行動したい対策まとめ

今日はAMEXポップアップ出現時に行動したい対策をまとめてみました。

5000文字超えました。

ここまで読んだ方はきっとクレカ狂いです。笑

どうにかしてポップアップを消したいのでしょう。

その気持ちすごく共感できます。

少しでも出現率を下げるためにできることをやっておきましょう。

成功を祈っています。

以上、少しでも参考になれば幸いです。