こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
アメリカのiPhoneを購入して日本に送りたいけど、どうすればいいの?関税はいくらかかる?配送方法はどれがおすすめ?
そんな疑問にお答えするために、Shipitoを使ってアメリカのiPhoneを購入し、日本へ発送する方法を詳しく解説します。
本記事では、アメリカのiPhoneを購入して日本に届けるまでの全手順、料金の目安、関税の計算方法、注意点までまとめました。
目次【本記事の内容】
- 1.Shipitoとは?
- 2.アメリカのiPhoneを購入するメリット
- 3.iPhone購入から日本発送までの流れ
- 4.iPhone購入時の注意点
- 4-1.SIMロックとSIMフリーについて
- 4-2.保証について
- 5.料金の内訳と計算方法
- 5-1.iPhone本体価格
- 5-2.Shipitoの手数料
- 5-3.送料
- 5-4.関税と消費税
- 6.配送方法の選び方
- 7.プレミアム会員のメリット(消費税免税)
- 8.よくあるトラブルと対処法
- 9.アメリカからiPhoneを購入してみた
- 10.ShipitoでiPhone購入まとめ
Shipitoとは?
Shipitoは、アメリカの住所を無料で提供し、アメリカ国内のオンラインストアで購入した商品をその住所に送付し、そこから日本を含む世界各国へ転送するサービスです。
アメリカの住所を無料で提供してくれるため、アメリカ国内でしか購入できない商品も手に入れることができます。
Shipitoの公式サイトから無料でアカウント登録が可能です。
Shipitoについてより詳しい情報を知りたい方は、Shipito完全ガイドをご覧ください。
アメリカのiPhoneを購入するメリット
アメリカのiPhoneを購入する最大のメリットはカメラのシャッター音が無音なところだと思っています。
日本と韓国だけ変態が多いのか笑、強制的にシャッター音が鳴ります。
美術館などでパシャパシャ鳴ってうるさい時ありますよね、、(あくまで個人の意見です)
あと日本未発売のカラーやモデルがあれば購入できますし、日本より先行して発売された場合もいち早く手に入れることができます。
デメリットは円安のため価格が日本より高くなる時があることなどが挙げられます。
iPhone購入から日本発送までの流れ
Shipitoを使ってアメリカのiPhoneを購入し、日本へ発送するまでの流れは以下の通りです。
ステップ1:Shipitoにアカウント登録
まず、Shipitoの公式サイトから無料でアカウント登録を行います。
登録が完了すると、専用のアメリカ住所が発行されます。
登録方法について詳しく知りたい方は、Shipito登録方法の記事もご覧ください。
ステップ2:アメリカのオンラインストアでiPhoneを購入
Apple Store(アメリカ)やAmazon.com(アメリカ)など、アメリカのオンラインストアでiPhoneを購入します。
購入時に、Shipitoから発行された専用のアメリカ住所を配送先として指定します。
有料プラン(プレミアムメンバーシップ)に1ヶ月だけ登録してオレゴン倉庫に発送すると、消費税(Sales Tax)が課税されません。
iPhoneは高額な買い物なので消費税も高いため、有料会員になった方がトータルで安いです。
ステップ3:Shipitoの倉庫に到着
購入したiPhoneがShipitoの倉庫に到着すると、Shipitoからメールで通知が届きます。
到着通知が届いたら、Shipitoのウェブサイトにログインして、荷物の状態を確認します。
ステップ4:転送手続きを行う
Shipitoのウェブサイトから、日本への転送手続きを行います。
配送方法を選択し、必要に応じて保険や追加梱包材などのオプションサービスを選択します。
配送保険は任意ですが、高額商品であるiPhoneなのでかけた方がいいでしょう。
紛失や破損に備えて、保険に加入することを強くおすすめします。
ステップ5:日本に到着
選択した配送方法で、iPhoneが日本に届きます。
到着時に関税や消費税が請求される場合がありますので、事前に準備しておきましょう。
iPhone購入時の注意点
アメリカのiPhoneを購入する際は、以下の点に注意が必要です。
SIMロックとSIMフリーについて
アメリカのキャリア(AT&T、Verizon、T-Mobileなど)で購入したiPhoneは、SIMロックがかかっている場合があります。
SIMロックがかかっているiPhoneは、特定のキャリアでしか使用できません。
日本で使用する場合は、Apple Storeで「Unlocked」または「SIM-free」と記載されているSIMフリーモデルを購入することを強くおすすめします。
SIMフリーモデルであれば、日本のどのキャリアでも使用できます。
保証について
アメリカで購入したiPhoneの保証は、Appleの国際保証の対象となる場合があります。
ただし、保証内容や適用範囲は、購入した国やモデルによって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
AppleCare+などの延長保証を購入する場合は、購入時に追加することをおすすめします。
料金の内訳と計算方法
Shipitoを使ってiPhoneを購入し、日本へ発送する場合の料金の内訳は以下の通りです。
iPhone本体価格
iPhone本体の価格は、購入するモデルや容量によって異なります。
Apple Store(アメリカ)で購入する場合、最新モデルのiPhoneは$799(約12万円)からとなっています。
為替レートによって価格が変動するため、購入時点のレートを確認しておきましょう。
Shipitoの手数料
Shipitoの手数料は、以下の通りです。
- 受理手数料:無料アカウントで$3.25(米ドル)、プレミアムメンバーシップで$2.25(米ドル)
- 写真撮影サービス(推奨):無料アカウントで$8(米ドル)、プレミアムメンバーシップで$5(米ドル)
- 税関申告書の作成:無料アカウントで$7(米ドル)、プレミアムメンバーシップで$5(米ドル)
- 配送保険(推奨):商品価格に応じて異なります($3から)
高額商品であるiPhoneの場合、写真撮影サービスと配送保険の利用を強くおすすめします。
配送保険は任意ですが、高額商品なのでかけた方がいいでしょう。
紛失や破損のリスクに備えて、必ず保険に加入することをおすすめします。
送料
送料は、選択する配送方法によって異なります。
iPhoneのような高額商品の場合、追跡サービスが充実している配送方法を選択することをおすすめします。
主な配送方法と送料の目安は以下の通りです。
| 配送方法 | 配送日数の目安 | 送料の目安 |
| DHL Express | 2〜4営業日 | $50〜$100(米ドル) |
| UPS Worldwide Saver | 2〜4営業日 | $40〜$80(米ドル) |
| Shipito Preferred Carrier with Sagawa Express | 4〜8営業日 | $30〜$60(米ドル) |
| UPS Worldwide Expedited | 3〜6営業日 | $35〜$70(米ドル) |
具体的な送料は、送料見積もりシミュレーターで確認することをおすすめします。
関税と消費税
iPhoneを日本に輸入する際、関税と消費税が課される可能性があります。
iPhoneの関税率は、商品価格の約0%(無税)となっていますが、消費税は商品価格と送料の合計に対して10%が課されます。
関税と消費税の計算例は以下の通りです。
- iPhone本体価格:$999(約15万円)
- 送料:$50(約7,500円)
- 課税価格:$1,049(約15万7,500円)
- 消費税(10%):約15,750円
関税と消費税は、商品到着時に配送業者から請求されますので、事前に準備しておきましょう。
配送方法の選び方
iPhoneのような高額商品の場合、追跡サービスが充実している配送方法を選択することをおすすめします。
急ぎの場合はDHL Express、コストを抑えたい場合はShipito Preferred Carrier with Sagawa Expressを選択すると良いでしょう。
料金や保険オプションなどを考慮して、急ぎならDHL、待てるなら佐川を選びましょう。
プレミアム会員のメリット(消費税免税)
Shipitoのプレミアムメンバーシップに加入すると、オレゴン州の倉庫を利用でき、消費税(Sales Tax)を回避することが可能です。
カリフォルニア州は消費税率が高いため、高額商品であるiPhoneを購入する場合は、プレミアム会員になってオレゴン州の倉庫を利用する方がお得になることが多いです。
プレミアムメンバーシップの月額料金は$10(米ドル)ですが、1ヶ月で退会すれば安く済むので、1ヶ月だけ登録することをお勧めします。
特に消費税免税は大きいです。
よくあるトラブルと対処法
Shipitoを使ってiPhoneを購入する際、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
配送遅延
配送遅延は、Shipitoを利用する際によく発生するトラブルの一つです。
通関手続きの遅れや天候、繁忙期などが原因で配送が遅れる場合があります。
対処法:配送状況を定期的に確認し、遅延が発生した場合は、Shipitoのカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします。
関税の予期せぬ請求
商品到着時に、予想以上の関税や消費税が請求されることがあります。
対処法:事前に関税の見積もりを確認し、予想以上の関税が請求された場合は、税関に問い合わせることをおすすめします。
荷物の紛失・破損
荷物が紛失したり、破損したりするトラブルが発生する可能性があります。
対処法:荷物の紛失や破損に備えて、保険に加入することをおすすめします。
また、高額商品であるiPhoneの場合、写真撮影サービスを利用して、商品の状態を確認してから発送することも有効です。
SIMロックがかかっている
アメリカのキャリアで購入したiPhoneにSIMロックがかかっている場合、日本で使用できない可能性があります。
対処法:Apple Storeで「Unlocked」または「SIM-free」と記載されているSIMフリーモデルを購入することを強くおすすめします。
アメリカからiPhoneを購入してみた
実際にアメリカからiPhoneを購入してみた実体験を共有します。
iPhoneは夫婦分で2個、アクセサリーは私の分だけです。
気になっていたストラップも購入してしまいました。
ドルで支払いたかったのでアメリカから購入しましたが、関税や送料を考慮すると日本で買った方が割安かもしれません。
シャッター音の仕様が異なるのはiPhoneだけなので。
購入したもの
- iPhone17を2個
- シリコンラバーケース1個
- ストラップ1個
Shipitoオレゴン倉庫到着時の状況
2箱届きました。
アップルからご丁寧にiPhoneと付属品が別送されていたため、同梱手数料が発生しました(泣)。
同梱手数料は$6.5(米ドル)。
日本へそれぞれ別送することもできますが、同梱手数料を支払った方がトータルで安くなるはずなので、手数料を支払って一つの箱にまとめました。
Shipito料金の内訳
- 同梱手数料:$6.5(米ドル)
- 送料概算:$26(米ドル)
- 保険オプション:$34(米ドル)
- 荷物手続き料:$4.5(米ドル)
急ぎ同梱手配で$5.5(米ドル)のオプションもありましたが、追加しませんでした。
同梱と発送手続きを同時に依頼したかったのですが、何故かできず、同梱の指示を先に依頼しました。
同梱が完了してから発送指示が出せるようになりました。
システム上は同時に依頼できそうですが、よくわからないシステムエラーでした。
同梱して発送依頼しない人はいないので、不具合が解消されるといいなと思いました。
配送方法の比較
- DHL:$93.77(米ドル、保険込み)、配送日数:2〜4営業日
- Shipito(佐川):合計$60(米ドル):内訳は送料$23.4(米ドル)+保険$34(米ドル)、配送日数:4〜8営業日
iPhoneケースなどを購入せず、iPhoneも1個だけであれば、箱のサイズが小さくなり、もう少し送料を抑えられるかもしれません。
初回クーポンを使って10%オフに。
送料は合計$61.9(米ドル)になりました。
関税について
実際に支払った関税・消費税の実績をお伝えします。
- 関税・消費税額:16,740円
- 支払い方法:代引き(現金)
- 支払い場所:玄関先
商品到着時に、配送業者から代引きで関税・消費税を請求されました。
玄関先で現金で支払う形になりました。
関税・消費税の支払いには現金を準備しておく必要がありますので、商品到着時に備えて用意しておきましょう。
※この金額は、購入した商品(iPhone17を2個、シリコンラバーケース1個、ストラップ1個)と送料の合計に対して課された関税・消費税の実績です。商品の種類や価格、送料によって金額は異なります。
ShipitoでiPhone購入まとめ
Shipitoを使ってアメリカのiPhoneを購入し、日本へ発送する方法について、まとめました。
アメリカのiPhoneはシャッター音の有無などの仕様が異なるため、日本から個人購入する方も多いです。
Shipitoプレミアム会員になればオレゴン倉庫が使えるので、アメリカの消費税が免税されます。
Shipitoを活用してアメリカからiPhoneを購入する一助になればと思います。
Shipitoについてより詳しい情報を知りたい方は、Shipito完全ガイドをご覧ください。
完全ガイドでは、Shipitoの使い方から料金体系、配送日数、関税の考え方、禁止商品リストまで、Shipitoについて知っておくべきすべての情報を網羅しています。
また、登録方法について詳しく知りたい方は、Shipito登録方法の記事もご覧ください。
初回クーポンについて詳しく知りたい方は、Shipito初回クーポンの記事もご覧ください。
以上、少しでも参考になれば幸いです。















