こんにちは、ヒルトンダイヤモンドのアポロです。
今日はヒルトンステータスマッチ申請方法を完全解説しますね。
マリオットゴールドやIHGゴールドからでもヒルトンダイヤモンドになれる方法が存在します。
みんなでいっしょにダイヤモンド会員になりましょう！
- アメリカのAMEXヒルトン系クレジットカード４枚すべて作成
- 日本のヒルトンアメックスも作成
- ２０１９年からヒルトンダイヤモンド会員
- コンラッド東京、コンラッド大阪、ROKU KYOTOなどに宿泊済み
- 海外のWaldorf AstoriaやConradにも宿泊済み
目次【本記事の内容】
- 1.ヒルトンステータスマッチについて
- 2.ヒルトンステータスマッチ申請方法
- 2-1.ヒルトン会員登録
- 2-2.他ホテル上級会員資格の証拠提出
- 2-3.他ホテルの過去の宿泊実績
- 3.ヒルトンステータスマッチ条件２０２３
- 3-1.ヒルトンゴールドは８泊、ヒルトンダイヤモンドは１４泊
- 4.ヒルトンステータスマッチの注意事項
- 4-1.必要宿泊日数は毎年変わる
- 4-2.ポイント宿泊や無料宿泊特典は実績対象外
- 4-3.提出資料から不要な個人情報は削除する
- 4-4.申請受理まで７～１２営業日かかることも
- 4-5.現在ヒルトンゴールド会員は対象外
- 5.マリオットゴールドからヒルトンダイヤモンドになれるヒルトンステータスマッチ
- 6.２回目のヒルトンステータスマッチ
- 7.ヒルトンゴールド会員特典
- 8.ヒルトンダイヤモンド会員特典
- 9.宿泊せずにヒルトンゴールドやダイヤモンドになれるヒルトンアメックス
- 9-1.日本在住の旅行好きの方
- 9-2.アメリカ在住限定のAMEXクレジットカード
- 10.ヒルトンステータスマッチ申請方法まとめ
ヒルトンステータスマッチについて
ヒルトンのステータスマッチについて紹介しておきます。
ステータスマッチとは何か。
それは他ホテルの上級会員を証明することでヒルトンのステータスを上げることです。
仮に今、ヒルトンの宿泊実績がゼロでもステータスマッチを申請することでヒルトンゴールドやヒルトンダイヤモンドへの昇格がはやくなるショートカットが存在します。
マリオットのステータスマッチは期間限定ですが、ヒルトンのステータスマッチは割と常に実施している印象があります。
申請方法を詳細に解説していきますね。
ヒルトンステータスマッチ申請方法
ヒルトンステータスマッチの申請方法を紹介します。
かんたん３ステップです。
- ヒルトン会員登録
- 他ホテル上級会員資格の証拠提出
- 他ホテルの過去の宿泊実績
ヒルトン会員登録
まずヒルトンの会員登録をしましょう。
入会前の方はJoin For Freeで登録手続きをします。
ヒルトンも他ホテル同様に会員番号が付与されます。
ログイン時にヒルトンオナーズ会員番号の入力が必要になるのでメモしておきましょう。
既に登録済みの方はSing Inボタンからログインしましょう。
他ホテル上級会員資格の証拠提出
つづいて他ホテルの上級会員の資格を提示します。
ヒルトンステータスマッチが可能なホテルブランドは２０２３年現在、以下となります。
- マリオット（Marriott Bonvoy）：ゴールド、プラチナ、チタン、アンバサダー
- IHG：ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド
- ハイアット（Hyatt）：エクスプローリスト、グローバリスト、ライフタイムグローバリスト
- ベストウェスタン（Best Western）：ダイヤモンド、ダイヤモンドセレクト
- チョイス（Choice Privileges）：ダイヤモンド
- その他（Others）：ホテル企業とステータスの入力によって自己申告が可能
代表的な外資系ホテルであるマリオット、IHG、ハイアットは網羅されていますし、
ベストウェスタンやチョイスなんかもリストに記載されています。
もしこれらの代表的なホテルブランドの上級会員でなくてもOthersを選択すれば申請自体は可能です。
マリオットゴールド（25泊実績）やIHGゴールド（20泊実績）でも申請できるのは意外でした。
他ホテルの過去の宿泊実績
２つの証拠画像を提出する必要があります。
ひとつは上級会員であるスクリーンショット画像、もうひとつは過去の宿泊実績となるスクリーンショット画像です。
拡張子はPNGでもよさそうですがJPGにしておきましょう。
ヒルトンステータスマッチ条件２０２３
ヒルトンゴールドは８泊、ヒルトンダイヤモンドは１４泊
ヒルトンステータスマッチの申請が完了したらあとはヒルトンホテルに宿泊するのみ！
これ以上アドバイスすることはありません。
グッドラック！
・・・
と言いたいところですが笑、もう少し補足しますね。
ヒルトンステータスマッチは年によって条件が異なります。
２０２３年のステータスマッチ条件は以下となります。
- ９０日以内に８泊でヒルトンゴールド
- ９０日以内に１４泊でヒルトンダイヤモンド
ダブルツリーやガーデンイン系列なんかがおすすめです。
日本国内だとダブルツリー富山やダブルツリー那覇が安く、関東だとヒルトン成田がねらい目。
交通費も負担になるのでできれば家から近いところのヒルトン系列ホテルがいいですよね。
日本国内のヒルトン系列ホテルは一覧にまとめていますので併せてご確認ください。
ヒルトンステータスマッチの注意事項
ヒルトンステータスマッチの注意事項をいくつか紹介しておきます。
よく読んで追加提出書類を要求されることなく１回ですぐにチャレンジ始められるといいですね。
必要宿泊日数は毎年変わる
実はヒルトンステータスマッチの必要宿泊日数は毎年変わっています。
コロナ禍の救済措置などもありましたが明けてから徐々に増えて昔に戻りつつあります。
９０日以内のチャレンジ期間は変わりません。
必要な宿泊日数は以下のとおり。
私がヒルトン会員になった２０１８年以降の情報を記載します。
| ゴールド条件 | ダイヤモンド条件 | |
| ２０１８ | ９０日以内に４滞在（stays） | ９０日以内に８滞在（stays） |
| ２０１９ | ９０日以内に１０泊（nights） | ９０日以内に１８泊（nights） |
| ２０２０ | ９０日以内に１０泊（nights） | ９０日以内に１８泊（nights） |
| ２０２１ | ９０日以内に５泊（nights） | ９０日以内に９泊（nights） |
| ２０２２ | ９０日以内に７泊（nights） | ９０日以内に１２泊（nights） |
| ２０２３ | ９０日以内に８泊（nights） | ９０日以内に１４泊（nights） |
２０１８年がやたら条件緩いときがありますよね。
同年はSPGとマリオットの統合が完了した年となり、統合によるクレームなど満足度の低下からヒルトンは条件緩和して顧客を囲い込んだと言われています。
翌年２０１９年から条件厳しくなりましたが、アフターコロナの２０２１年からはステータスマッチ条件が大幅緩和。
徐々にコロナ前の条件に近づきつつあります。
ポイント宿泊や無料宿泊特典は実績対象外
ポイント宿泊は対象外となります。
必要宿泊日数をすべてポイント宿泊されて無料でヒルトンゴールドやヒルトンダイヤモンドになられたらヒルトンとしてメリットないですからね。
出張の見込みがあるときなんかを狙ってできれば自費負担なくステータスマッチしていきたいですよね。
ステータスマッチする人が保有しているかは分かりませんが、同様の理由で無料宿泊特典も対象外の宿泊となります。
提出資料から不要な個人情報は削除する
提出資料から不要な個人情報は削除しましょう。
ヒルトンも大企業です。
個人情報を持った申請書類なんか保存したくありません。
あらかじめステータスマッチ申請に不要な個人情報は削除しておきましょう。
Acceptable forms of stay validation include a screenshot of your recent reservations or hotel receipt, redacting any personal information other than your name and membership number.
（ご滞在の確認には、お名前と会員番号以外の個人情報を削除した、最近のご予約またはホテルの領収書のスクリーンショットがご利用いただけます。）
（カッコ内の日本語は参考翻訳、以下同様）
申請不受理になるケースで多いのが他ホテルブランドの宿泊実績を提出する際、領収書に住所や電話番号が記載されていますが、削除せずに提出してしまうことです。
パスワードやクレジットカード情報を他人に提示することはまずないですが、もちろん個人情報になるので一発アウトです。
削除申請が来て再度提出することになるでしょう。
Please do NOT send us any personal information (including your phone number, address, social security number, date of birth, user name, passwords, or credit card information). Only elite statuses from another hotel loyalty program that are listed in the status dropdown menu are eligible for status matching.
（個人情報（電話番号、住所、社会保障番号、生年月日、ユーザー名、パスワード、クレジットカード情報など）は一切お送りいただかないようお願いいたします。ステータス照合の対象となるのは、ステータスのドロップダウンメニューに記載されている、他のホテル・ロイヤリティ・プログラムのエリート・ステータスのみです。）
申請受理まで７～１２営業日かかることも
申請確認や受理まで７～１２営業日かかることがあります。
通常数日で何かしらの返信がありますが、ステータスマッチ申請者が多いとか連休明けなんかは返信が遅いこともあるでしょう。
１２営業日までは気長に待つしかありません。
Please allow 7 – 12 business days for Hilton Honors to process your request. Hilton may require additional validation in its complete discretion which may take an additional 7 – 12 business days. The 90 day status match trial period starts once approved.
（ヒルトン・オナーズが申請を処理するまでに7～12営業日かかります。ヒルトンの完全な裁量により、追加の確認が必要となる場合があり、その場合はさらに7～12営業日かかる場合があります。承認後、90日間のステータスマッチ試用期間が開始されます。）
現在ヒルトンゴールド会員は対象外
ヒルトンステータスマッチはゴールド以上への申請手続きとなります。
現在ゴールド会員の方は対象外となります。
明記されていないので暗黙のルールですが申請しても受理されない可能性が高いでしょう。
あくまでヒルトンメンバーやシルバー会員が上級会員のゴールドやダイヤモンドになれる申請です。
現在ゴールド会員ならステータスマッチ申請せずにそのまま宿泊実績を重ねてダイヤモンドになりましょう。
ゴールド会員なら無料宿泊特典やポイント宿泊を経てダイヤモンド会員にもなれます。
マリオットゴールドからヒルトンダイヤモンドになれるヒルトンステータスマッチ
持つだけでマリオットゴールドになれるクレカはマリオットプレミアムクレジットカード。
マリオットゴールドからヒルトンダイヤモンドになれるヒルトンステータスマッチ申請が可能です。
マリオットゴールド兼ヒルトンダイヤモンドも目指せます。
もちろん本命のマリオット系列ホテルに宿泊を重ねてマリオットプラチナも狙えますよね。
マリオットプレミアムクレジットカードの詳細レビュー記事もあわせてご覧ください。
なおIHGプラチナからもヒルトンステータスマッチできます。
持つだけでプラチナステータスになれるIHG系クレカは⇒
２回目のヒルトンステータスマッチ
２回目のヒルトンステータスマッチについて。
過去にヒルトンステータスマッチをしたことある人が再度申請することができるのか。
ヒルトンのコメントは以下です。
Only members who have not previously completed a status match challenge are eligible.
（ステータス・マッチ・チャレンジを完了したことのない会員のみが対象となります。）
ヒルトンの公式見解は残念ながらNoです。（カッコ内の日本語は参考翻訳）
しかしSNSなどやネット情報では２回目のヒルトンステータスマッチに成功した報告も聞いたことがあります。
できれば１回目のステータスマッチでゴールドやダイヤモンド会員になる、
もしくはクレジットカードを保有し続けてゴールド以上をキープするなどして、
２回目のステータスマッチをすることなくヒルトン宿泊を楽しみましょう。
ヒルトンゴールド会員特典
ヒルトンゴールド会員特典をかんたんに紹介しておきます。
朝食無料になるのが大きなベネフィットです。
- 朝食無料（アメリカは飲食クレジット付与）
- 客室アップグレード（最高でエグゼクティブフロアカテゴリーまで）
- ８０％のボーナスポイント
- マイルストーンボーナス（年間４０泊した以降１０泊ごとに１００００ボーナスポイント）
- 無料のボトルウォーター
- 特典滞在で５泊目無料の宿泊特典（ポイント４泊分で追加１泊無料）
- オールインクルーシブスパ割引
- ２人目ゲストは宿泊無料
- 無料WiFi
- デジタルチェックイン＆デジタルチェックアウト
- デジタルルームキー
- レイトチェックアウト
詳細は１万文字以上でまとめた別のブログ記事をぜひお読みください。
ヒルトンダイヤモンド会員特典
ヒルトンダイヤモンド会員特典をかんたんに紹介しておきます。
ゴールド会員特典に加えて以下のダイヤモンド会員特典が追加されます。
- １００％ボーナスポイント（ゴールドは８０％ボーナス）
- スイートルーム含む客室アップグレード（ゴールドはエグゼクティブフロアが最高）
- エグゼクティブラウンジ無料利用
- プレミアムWi-Fi利用（ホテル最速。もちろん無料）
- エリート会員資格の贈呈（６０泊達成で別の会員にゴールド贈呈、１００泊達成でダイヤモンド贈呈可能）
詳細は１万文字以上でまとめた別のブログ記事をぜひお読みください。
宿泊せずにヒルトンゴールドやダイヤモンドになれるヒルトンアメックス
日本在住の旅行好きの方
日本在住の旅行好きの方は２枚のアメックスカードから選ぶことになります。
ヒルトンアメックスとヒルトンプレミアムです。
- ヒルトンオナーズ・アメリカンエキスプレスカード
- ヒルトンオナーズ・アメリカンエキスプレスプレミアムカード
ヒルトンアメックスは年会費１６，５００円、ヒルトンプレミアムは年会費６６，０００円です。
どちらもクレカを持つだけでヒルトンゴールドに無条件になれますが、ヒルトンプレミアムは年会費が高い分、無料宿泊特典が追加で１枚もらえる権利があり、年間２００万円の利用でダイヤモンド会員にもなれます。
朝食無料だけならゴールド会員がコスパがいいですが、エグゼクティブラウンジ利用したいならダイヤモンド会員になっておきたいところ。
読者の皆さんはどちらを申請しますか？
アメリカ在住限定のAMEXクレジットカード
アメリカ在住限定となりますがヒルトン系のAMEXクレジットカードを４枚紹介します。
パーソナルカードが３枚、ビジネスカードが１枚です。
- アメックスヒルトンオーナーズクレジットカード【年会費無料】
- アメックスヒルトンSurpassクレジットカード【年会費９５ドル】
- アメックスヒルトンAspireクレジットカード【年会費４５０ドル】
- アメックスヒルトンBusinessクレジットカード【年会費９５ドル】
それぞれ徹底レビュー記事ありますが、まず４枚の比較検討記事を参考にしてください。
ヒルトンダイヤモンドに無条件でなれるのはヒルトンAspireクレジットカードです。
ヒルトンステータスマッチ申請方法まとめ
今日はヒルトンステータスマッチの申請方法について紹介しました。
- ヒルトン会員登録
- 他ホテル上級会員資格の証拠提出
- 他ホテルの過去の宿泊実績
２０２３年のステータスマッチ条件は以下となります。
- ９０日以内に８泊でヒルトンゴールド
- ９０日以内に１４泊でヒルトンダイヤモンド
マリオットゴールドかIHGプラチナから申請する人が多いと思います。
他ホテルも魅力的なホテルブランドですがヒルトンゴールド会員は朝食が無料になるメリットがあります。
ぜひステータスマッチを成功させてヒルトン宿泊をエンジョイさせましょう。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
