ダラスの高速道路事情~InterstateとToll、NTTAタグの取得方法

こんにちは、アポロです。

今日はダラスの高速道路事情について。

アメリカで初めての車運転や、お得に高速道路に乗れる方法を教えます。

出張精算にも役立ちますよ。

目次

  1. Interstate
  2. Toll
  3. NTTAとは
  4. NTTAタグの取り方
  5. Tollの料金体系
  6. Toll領収書の確認方法

Interstate

正式名称はInterstate Highway、日本語だと州間高速道路と訳されます。

アメリカ合衆国の高速道路なので国道の一種ですね。

全米中に張り巡らされているので、ダラス以外にお住まいの方も見たことある人が多いと思います。

アメリカのInterstate路線網

車でちょっと遠いところまで移動するときには必ず乗りますね。

I-なんちゃら(なんちゃらは数字)と看板表示されています。

ダラスだとI-635とかが有名ですね。

この高速道路は無料です。

連休前後だと渋滞することはありますが、日本みたいに全く動かないというのはなかなかありません。

Toll

英単語でもありますが、有料道路のことです。

だいたいTollと短くいいますが、Toll roadやToll way、Tollwayが正式名称です。

Tollだけで有料という意味があります。

アメリカは国土が広く、基本的に有料道路はあまりありません

ただし人口の多い地方都市には渋滞緩和のために有料道路のTollが作られているところもあります。

ダラスも人口が多いのでダウンタウンやDFW空港周辺は通勤渋滞が起こります。

そのためダラスにはNTTAというTollがあります。

Tollも結局、通勤渋滞が起こるんですけどね。笑

NTTAとは

NTTAとはNorth Texas Toll Authorityの略称です。

NTTA

https://www.ntta.org/Pages/default.aspx

誰も略称言える人いないので覚えなくても大丈夫です。

NTTAはTollタグといわれるToll road専用のタグを発行する機関です。

NTTA公式ロゴ

厳密にいえばTollタグがなくても高速道路に乗れるのですが、郵送で請求されるため割高な料金設定になっています。

Tollタグの使い道は大きく2点、

  1. 高速道路の料金引き落とし
  2. DFW空港のパーキング支払い

となっています。

Tollタグは日本のETCのようなイメージですが、日本のようにクレジットカード型のものではなく、コンピュータチップが入ったものをフロントガラスに張って認識します。

NTTAのTollタグ(フロントガラスに張る)

なんと有料でダラス関係オリジナルのタグも作ることができます。

そして高速道路だけではなく、DFW空港の駐車場支払いにも使えます。

ETC持っていると優先されるようにTollタグを持っていると真ん中のゲートが使えます。

Tollタグもっていない場合はクレジットカードでもちろん払えますが、端っこのゲートまでいかないといけません。

端っこのTICKET ONLYから駐車場券を発行し、空港から出るときに駐車場券を機械に入れてクレジット精算。これがTollタグを持っていると自動精算になり、サイドウィンドゥを開けることなく精算可能になります!

DFW空港の駐車場イメージ

DFW公式HP

https://www.dfwairport.com/parking/tolltag/index.php

NTTA Tollタグの取得方法

赴任当初で情報が少なかったのでネットでいろいろと検索してTom Thumbというスーパーでも取れると聞いたので行ってみたところ、書類審査が必要とか言われてなかなか申請がおりませんでした。

たしかにスーパーでもタグは取れそうですが駐在員向きではなさそうです。

PlanoにNTTAのToll Tagストアがあるので、直接行った方がスムーズに手続きが終わります。


2種類のタグ、というか2通りの入会方法がありますが、車通勤の方は後者を推薦されます。

というよりかはほぼ強制的に決められ、選択肢ありませんでした。

車に乗る頻度で決めているそうで、どうせ使うんだからというニュアンスでした。

  1. 初回$20入金、残高が$10切った時点で$40オートチャージ(クレジットカードに自動的に請求される)
  2. 初回$40入金、残高が$10切った時点で$40オートチャージ(クレジットカードに自動的に請求される)

初回$20のスターターキットがある理由はよく分かりません。

クレジットカードや免許証(もしくは国際免許証)、車取得時の書類など一通り持っていけば5分でTollタグが発行されます。

Tollタグの解約時に残高はちゃんとクレジットカード経由で返金されるとのことです(タグ作成時に確認しました)

Tollの料金体系

Tollタグを用いたクレジットカード払いか、郵送による小切手払いかによって同じ区間乗ったとしても料金は異なります。

最大で50%程度安くなります。

非常に便利なので使わない手はありません。

ただし日本と違って高速道路料金は高くありません

ちょっと乗ったとしても$2程度、区間によっては20セントくらいのところもあります。

あまり気にならない程度なので毎日通勤で使っている現地社員もいます。

僕は割と会社に近いところに住んでいて、Toll乗ったとしても時間が変わらないので下道で通勤しています。

Toll領収書の確認方法

最後に領収書の確認方法も教えておきます。

クレジットカードを設定しておけば送金する必要などはなく、基本的に高速道路乗っても料金確認しないのですが、出張精算などに活用しています。

僕もしばしば出張でDFWなどに行くので、以下のリンクをブックマークしています。

NTTAアカウントHP

ユーザーログインが必要なので好きなIDとパスワードを設定しておきましょう。

以上、ダラスの高速道路事情でした。

アメリカでの車社会の参考になれば幸いです。

以下の車関係の記事もあわせてお読みください♪