【相見積もり】アメリカの中古車を2年乗ったらいくらで売れたのか【5年落ち】

自動車契約

こんにちは、アメリカ駐在員のアポロです。

今日はアメリカの中古車を手放してきたのでそのときの話をシェアします。

5年落ちの車を2年乗っていくらで売れたのかも公開します。

今後、アメリカ駐在が終わって車を売却される方の参考になればと思います。

こんな方におすすめ

アメリカの中古車市場について知りたい

中古車を手放すときはどこを使えばいい?

目次【本記事の内容】

中古車スペック

僕の中古車スペックを簡単に。

車種とか言うと社内に身バレしそうですが、某日系の車です。

ちなみにテキサス州はピックアップトラックばかり走っていますが、僕は違います。笑

購入時:48418マイル(5年落ちの新古車)

1年後の走行距離:54743マイル

で、売却時の走行距離は63000マイルでした。

ブログ記事にまとめるために購入時の書類や、車検時の書類を見て驚いたんですが、

アフターコロナのほうが走行距離多いんですよね。

最初の1年が6300マイル(約10000キロ)で、

アフターコロナが8300マイル(約13300キロ)。

出張は割と多めだったんですが、飛行機での出張は完全になくなり、代わりにダラス周辺を車で移動することが多くなりました。

在宅勤務にも関わらず、仕事はなくならない、それが駐在員。笑

購入時の車体価格は約13000ドル、税金などいろいろ込みのトータルの支払いで約14000ドルだったと記憶しています。

KBB(Kelly Blue Book)で相場を確認しよう

まずKBBで自動車の相場を確認してみましょう。

KBBとはKelly Blue Bookのことです。

ケリーブルーブックと読み、車の販売価格情報などがまとまっています。

元々は文字通り青い本で、中古車売買のために必要な情報が記載されていました。

今はもちろんオンラインで閲覧できます。

KBB公式サイト

中古車として販売する前に相場を確認しておきましょう。

売却時に交渉することはないと思いますが、だいたいいくらで売ることになるのか、知っておくと心の準備ができます。

KBBのMy Car Valueで確認する

車メーカー、車種、年式、走行距離を入力します。

車種によってはグレードやオプションを入力できます。

オプションはサンルーフやリアスポイラー、カーナビなどが該当しますね。

中古車ディーラーに売る場合と、個人売買で売る相場が表示されます。

自動車の必要情報さえ手元にあればオンラインでさくっと確認できますので、時間があれば確認しておきましょう。

だいたいの中古車のコンディションがGoodらしいので、Goodコンディションを選択して見積もった結果が以下です。

8400~10300ドルの範囲で、だいたい9300ドルと表示されました。

KBB見積もり(Good)

コンディションをVery goodとすると約1万ドルになりました。

ブログ書いてて思いましたがTrade inだと新しく中古車購入する条件ですね汗

帰国時に売るだけだったらInstant Cash Offer、個人売買の場合はPrivate Partyが正しい選択だったかもしれません。

完全に後の祭り。。

KBB見積もり(Very Good)

中古車売買ならCar Max

CarMax

アメリカで中古車売買といえばCar Maxです。

常に顧客目線で他社より高く買い取ってくれ、安く売ってくれます。

ベストバリューとして提示してくれるので価格交渉する必要がありません

提示された価格が納得できなければ他所に行くだけです。

ただしCar Maxの提示価格は全米最強ですので、Car Maxより高く売るのは個人売買くらいしか思いつきません。

それくらいCar Maxは強いです。

結果として僕はCar Maxで売却し、10200ドルで売れました。

見積もり時のオファー満額でした!

CarMaxオファー

2年間で4000ドルのマイナス、1か月にすると200ドルもしません。

リースするより断然お得ですね。

手軽に高値で売れるCar Maxですが、ちょっとしたデメリットもあります。

買取をお願いした場合、小切手として返金されます。

銀行振り込みをしてくれません。

現在はモバイルデポジットを受け付けている銀行も多いのですが、5000ドル程度が限度となっています。

それより高く売った場合は小切手を持って支店に行く必要があります。

僕のメインバンクであるユニオンバンクに電話で確認したのですが、オンラインデポジット上限額の5000ドル以上の小切手の場合、郵送で対応してくれるとのことでした。

1万ドル以上の小切手が行方不明になっても困るので、僕はサブバンクであるChase銀行の支店に行って入金してもらいました。

窓口行って2分で完了しましたが、車がないのでライドシェアサービス(UberやLyftなど)を利用して行く必要があります。

どこよりも高く買い取ってくれるCar Maxですが、入金の手間がちょっとしたデメリットですね。

Car Maxのメリット、デメリット
中古車の買取価格は全米最高レベル

ただし小切手で手渡されるため金額次第では支店での入金が必要

ちなみにアメリカは中古車の下落率は新車より緩やかなのは前に説明しました。

こちらも併せてどうぞ⇒

地域によってはガリバーUSAも選択肢

Gulliver USA

日本人駐在員ならガリバーをご存じでしょう。

日本で有名な中古車売買の会社です。

なんとアメリカにもガリバーUSAとして展開しています。

日本人が多そうな都市には店舗があり、僕が住んでいるテキサスにはシカゴ店が出張サービスとして対応してくれます。

まぁダラスからだと割と近いですからね、シカゴ。

ガリバーUSAのアメリカ店舗は以下の5店舗+テキサス出張所。

  1. トーランス店
  2. アーバイン店
  3. シリコンバレー店
  4. シカゴ店
  5. ニューヨーク店
Gulliver USA店舗

ガリバーUSA店舗情報

ガリバーUSAのメリットは日本語対応してくれるところです。

スタッフが日本人なので英語で交渉する手間が省けます。

買取価格もほぼCar Maxと同じ水準ですが、最初提示される価格はCar Maxより低いです。

営業の努力で本社とかけあってくれます。

実際、試しに連絡してみましたが、Car Maxより2割くらい低い価格(8000ドル台)で最初に提示されましたが、Car Maxの価格を伝えたらほぼ同じ価格(1万ドル)まで上げてくれました笑。

ただテキサス州の場合は店舗がないせいで、車の輸送料の負担が必要になります。

車の輸送料は200ドル前後らしいですが、テキサス州在住の場合、この分だけCar Maxを上回ることができず、一番高く売りたければCar Maxの一択になります。

他州の方はCar Maxと同じ価格で売れるかもしれません。

またガリバー最大のメリットは銀行受付可能、日米の銀行がOKなところです。

振り込み手数料はガリバーUSAが負担してくれます。

帰国時の為替レートによって振込口座を日本、アメリカどちらでも指定できますし、ずっとアメリカに置いたままだと使えないのでいずれ日本の銀行に戻す必要があります。

そのときの各種手数料を負担しなくていいのはいいメリットです。

自分で振り込むならWise(旧トランスファーワイズ)が最安→

ガリバーUSAのデメリットは地域限定のため店舗がないといくら日本人でも対応が難しくなります。

テキサス州の場合も自動車を運ぶ輸送料の分だけCar Maxより低く見積もられてしまいます。

ガリバーUSAのメリット・デメリット

日本語対応可能

銀行振り込み可能、日米どちらもOK、振り込み手数料はガリバー負担

ただし店舗があるところのみ対応可能、テキサスは出張サービスのみ

日系掲示板でも意外と高く売れる

日系掲示板でも意外と高く売れると聞きました。

僕は引っ越しでバタバタしていたので利用していません。

KBBでも個人売買用の相場が確認できます。

気になる方は掲示板にも掲載してみましょう。

日本人コミュニティが発達している都市だとだいたい日本人会や類似のウェブサイトがあると思います。

譲渡の仕方や税金などについて、調べてから手放しましょう。

州をまたぐと更に面倒なことになります。

個人売買する方は調べてみてください。

僕は高く売るよりCar Maxという手軽さを選びました。

ディーラーが選択肢に挙がらない理由

最後にディーラーが選択肢に挙がらない理由について説明します。

トヨタで車を買ったから売るときもトヨタでお別れしたい。

そんなトヨタ好きな駐在員もいるかもしれません。

ただし駐在員が帰任するときは単に車を手放して終わります。

買い替えはありません。

ディーラーは買い替えを前提に価格を提示してくるので、買取だけなら高値は期待できないでしょう。

中古車を売却して、新しく買い換えるならディーラーも選択肢に挙がります。

ケースバイケースでディーラーも視野に入れながら検討していきましょう。

アメリカの中古車を2年乗って売った結果まとめ

今日はアメリカの中古車事情について経験談を混じえて説明しました。

まず僕の中古車は1万ドル以上で売れました

2年間乗り回しましたが20%ちょっとの下落率と、市場平均(年間10%)の下落率で売れることができました

ありがとう、愛車。

中古車売却ならCar Maxが全米最強となります。

ただし小切手入金の手間が発生します。

日系企業としてガリバーUSAが全米展開しています。

僕の住んでいるテキサス州は出張サービスのみ対応していました。

ガリバーUSAは銀行振込(日米どちらもOK)してくれるので売却後の手続きが楽です。

それぞれのメリット、デメリットを確認した上でお得に車を売却しましょう。

以上、少しでも参考になれば幸いです。