こんにちは、ダラス駐在員のアポロです。
今日は米国株投資に有益な無料ツールのフィンビズを紹介します。
視覚的にアメリカの株価状況が把握できます。
毎日いっしょにおはぎゃあしましょう。笑
目次【本記事の内容】
- 1.ヒートマップとは
- 2.フィンビズ(finviz)とは
- 2-1.S&P500のセクターごとに把握できる
- 2-2.銘柄の大きさは時価総額順
- 2-3.1日のみならず中長期的な指標で確認できる
- 3.おはぎゃあとは
- 4.米国株を視覚的に把握するfinviz(フィンビズ)まとめ
ヒートマップとは
ヒートマップとはある決められた値が色によって表現されたもので、サーモグラフィで人の体温を視覚的に表したものなどが挙げられます。
体温が高いところだけ赤く表現された写真などどこかで見たことがあると思います。
今ではいろんな分野で活用されるヒートマップですが、元はといえば株価市場、市況を視覚的に表すために発明され、商標登録もされています。
フィンビズ(finviz)とは
投資家のブログやツイッターをチェックしていると皆さん同じヒートマップを使っていることに気付きました。
これは何か有益なツールがあるに違いない、と調べたところやはりありました。
その名もフィンビズ。
もちろんアメリカのサイトなので英語ですが、ヒートマップ見るだけなら英語を読む必要ありません。
視覚的に把握できます。
フィンビズのいいところをいくつかピックアップします。
- S&P500のセクターごとに把握できる
- 銘柄の大きさは時価総額順
- 1日のみならず中長期的な指標で確認できる
S&P500のセクターごとに把握できる
S&P500はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している代表的な500銘柄のことで、業種別に以下11のセクターに分類されます。
- 情報技術
- ヘルスケア
- 金融
- 一般消費
- 資本財
- コミュニケーションサービス
- 生活必需品
- エネルギー
- 公益
- 不動産
- 素材
フィンビズはセクター別にヒートマップが分かれています。
そのためダウが下がっていてもある特定のセクターだけ上がっていることなどが確認できます。
細かいこといえば不動産セクターが金融といっしょにFINANCIALとして分類されていたりしていて、フィンビズでは8のカテゴリーに分かれています。
2020年5月にフィンビズのサイトが変わり、フィンビズでもS&P500の11のセクターに一致するようになりました。
(参考)2020年4月までの旧画面
上の画像はコロナショックを挟んだ3か月で区切ってみました。
赤がマイナス、緑がプラスで濃淡によってパーセンテージも変わってきます。
アマゾン(AMZN)やウォルマート(WMT)、マイクロソフト(MSFT)などがプラスで緑となり、コロナショック後に回復していることが一目でわかりますね。
銘柄の大きさは時価総額順
フィンビズのヒートマップでは銘柄ごとに大きさが違っていることに気付いたでしょうか。
これは時価総額で大きさが変わります。
つまり業界、セクターごとに大手企業が一目でわかるのです。
たとえばフェイスブック(FB)やグーグル(GOOGL)を知らない人はもはやいませんが、まだまだマイクロソフト(MSFT)の方が大きかったり、知っている有名企業が小さかったり意外な発見があります。
時価総額は企業の一面の情報ですので、売り上げ、利益、財務性、配当金など投資家として見なければならない情報はたくさんありますが、米国株投資の第一歩として時価総額は見ておいたほうがいいでしょう。
1日のみならず中長期的な指標で確認できる
このフィンビズはその日の株価上昇、下落はもちろんのこと、1週間、1か月、3か月、6か月、1年と期間を変えてトレンドを把握することもできます。
その日の株価に一喜一憂せずに長期的な伸びしろも考慮しましょう。
もちろん視覚情報だけで判断せずにIR情報なども逐一チェックしながら投資する銘柄を決めていきましょう。
おはぎゃあとは
最後におまけとして投資家の挨拶として知られる「おはぎゃあ」についても触れておきます。笑
米国株の売買は日本の夜中に行われます。
そのため寝ている間に株価が変動するのです。
高配当ETFなどを中心に日本に住んでいながら米国株投資する日本人は多数います。
朝起きてアメリカの市況を確認したら株価暴落。
おはようと言おうと思ったらぎゃあああ。
このようなときに「おはぎゃあ」と叫びます。
人によってはおはぎゃあああああと、叫び方は異なりますが、ツイッターのタイムラインを見てもこのフィンビズの真っ赤になった画像を引用しながら叫ぶ人が多いですね。
コロナが落ち着いたらまた右肩上がりになることを祈りながら投資していますが、この記事を読んでいる読者の中でツイッターもやっているのであればいっしょに叫んでみませんか。
おはぎゃあ、と。笑
米国株を視覚的に把握するfinviz(フィンビズ)まとめ
今日は米国株投資に有益な無料ツールであるフィンビズを紹介しました。
アメリカの業種別に株価の上昇、下落を視覚的にヒートマップによって把握できます。
銘柄の大きさは時価総額に比例するため業界の大手も瞬時に分かります。
S&P500の代表銘柄や株価トレンドなどはフィンビズで覚えていきましょう。
投資はあくまでも自己判断で。
以上、少しでも参考になれば幸いです。